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2023.09.12
【鳥取】大自然に癒される♪鳥取に行ったら訪れたいスポット11選
日本全国の旅に行ったら訪れたい美しい景色や、定番だけではなく ことりっぷ独自目線のおすすめスポットを紹介する連載「ニッポンいいとこ案内」。今回は、海と山に恵まれた鳥取県を特集します。言わずと知れた「鳥取砂丘」や「水木しげるロード」などの人気観光スポットはもちろん、風情が漂う古き良き城下町や日本最大級のフラワーパーク、優雅な洋風建築など、鳥取で是非訪れて欲しいスポットをまとめてご紹介します。
この雄大な絶景は必見「鳥取砂丘」
世界初の砂像を展示する美術館「鳥取砂丘 砂の美術館」
海岸線沿いの遊歩道を潮風さんぽ「浦富海岸」
水鏡に映された幻想的な大山の姿にうっとり「植田正治写真美術館」
明治の風薫る白亜の洋館「仁風閣」
この雄大な絶景は必見「鳥取砂丘」
まずは、鳥取を象徴する「鳥取砂丘」へ。東西約16km、南北約2.4kmに広がり、そのうち観光地となっている砂丘は、天然記念物にも指定されています。風紋、砂簾など風や潮流によって繰り返し描かれる砂の模様は、まさに壮大な自然のアート。メインの入り口は砂丘会館向かいにあり、周辺にはレストハウスやみやげ店がそろっています。
鳥取砂丘
トットリサキュウ
世界初の砂像を展示する美術館「鳥取砂丘 砂の美術館」
砂を使った彫刻「砂像」を展示する、世界初の美術館「鳥取砂丘 砂の美術館」も是非立ち寄って。「砂で世界旅行」をコンセプトにした展示が好評で、魅力は、なんといってもそのスケールの大きさ。定期的にテーマを変えて展示を行っており、現在は「エジプト編」を開催しています。
鳥取砂丘 砂の美術館
トットリサキュウスナノビジュツカン
海岸線沿いの遊歩道を潮風さんぽ「浦富海岸」
透明度25mの澄んだ海と美しいリアス式海岸が特徴の「浦富海岸」。遊覧船や遊歩道から、その美しさを眺められます。 近くには眺望がすてきなカフェもたくさんあるので、立ち寄ってみるのもいいですね。
浦富海岸
ウラドメカイガン
水鏡に映された幻想的な大山の姿にうっとり「植田正治写真美術館」
「植田正治写真美術館」は、鳥取生まれの写真家、植田正治の美術館。植田氏が寄贈した約1万2000点の作品を収蔵。代表作はほとんど展示されており見ごたえは充分。館内からは真正面に大山を望み、水鏡に映るように設計されています。
植田正治写真美術館
ウエダショウジシャシンビジュツカン
明治の風薫る白亜の洋館「仁風閣」
明治40(1907)年、後に大正天皇となる嘉仁皇太子殿下の鳥取行啓に際し、鳥取池田家当主、池田仲博侯爵により御座所(宿舎)として建てられたフレンチルネッサンス様式の西洋建築。鳥取城跡や池田家の関連資料も展示しています。
仁風閣
ジンプウカク
神秘的オーラを放つ不思議建築の投入堂へ「三徳山三佛寺」
どのように建てられたか今だに解明されていない、三佛寺の奥ノ院である国宝投入堂。投入堂までは片道1kmの登り坂で、木の根を伝ったり、崖をよじ登ったりと難所がいっぱい。それだけにたどり着いたときの達成感はより大きなものに。準備を万端にして神秘のお堂へ参拝してみて。
三徳山三佛寺
ミトクサンサンブツジ
竹林に包まれた「旧国鉄倉吉線廃線跡」で非日常トリップ
倉吉白壁土蔵群や三朝(みささ)温泉など、レトロな町並みが残る鳥取県中部。かつて倉吉駅から関金町の山守駅までを結んでいた国鉄倉吉線もそのひとつで、昭和60(1985)年に廃線となりましたが、今でも線路やホーム跡が残り、ノスタルジックな雰囲気を漂わせています。 見どころは関金町の泰久寺駅から山守トンネル入り口付近までの竹林エリア。竹林に囲まれた約500mの廃線跡を進むと線路の間から竹が生える場所にたどり着き、ひときわ情緒あふれる雰囲気に。泰久寺駅にはホームとレプリカの駅名標が残り、当時の面影をしのばせています。
旧国鉄倉吉線廃線跡
キュウコクテツクラヨシセンハイセンアト
日本最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」
年間400品種、200万本もの花を見ることができる日本最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」。メインフラワーであるユリは、季節を問わず1年中見られるよう開花調節をし、展示しています。 大温室内には1000株以上の洋ランが見られ、ほかにも「水上花壇」や霧が吹き出す「霧の庭園」、「花の谷」など見ごたえ十分な展示が多数。花の香りに包まれて、のんびりと庭園散策が楽しめます。
とっとり花回廊
トットリハナカイロウ
島根と鳥取を結ぶ夢の架け橋「江島大橋」
CMでも話題になった「江島大橋」は、その急勾配から通称「べた踏み坂」とも呼ばれています。最上部は高さ約45mに達し、コンクリート製の桁橋としては日本最大です。鳥取県側から登り、県境を越えて下りに差しかかった時に、眼前に広がる中海の風景が絶景ですよ。
江島大橋
エシマオオハシ
色彩が美しい白い漆喰の壁と黒の焼杉板は倉吉観光の象徴
白い漆喰の壁と黒の焼杉板。白と黒の色彩が美しい土蔵が旧市街を流れる玉川沿いに続きます。江戸から明治にかけて建てられたという土蔵群は、倉吉観光の象徴といえるでしょう。 古い蔵や商家は、カフェやショップ、工房などに再生され、散策途中の立ち寄りも充実していますよ。
白壁土蔵群
シラカベドゾウグン
中国の歴史シンボルが日本で蘇る「燕趙園」
梨の花温泉郷の一つ、東郷池畔に湧く東郷温泉のほど近く、鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして建設された日本最大級の本格的な中国庭園。 歴代皇帝が造り親しんだ皇家園林方式の中国庭園をそのままに再現しています。設屋根には、皇帝しか使用できない黄色の瑠璃瓦を使用し、建物には中国人彩画師により描かれた、皇帝を象徴する五本爪の龍をはじめとした2000以上の彩画が施されています。
中国庭園 燕趙園
チュウゴクテイエンエンチョウエン
駅前から妖怪ブロンズ像がズラリ「水木しげるロード」
©水木プロ
JR境港駅前から約800m続く水木しげるロードは、153体もの妖怪ブロンズ像が立ち並ぶ不思議な雰囲気のストリート。妖怪をテーマにした楽しいスポットがたくさんあり、まるで妖怪の世界に迷い込んだような気分になれますよ。
水木しげるロード
ミズキシゲルロード
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