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2023.09.10
人混みを離れてのんびり京都さんぽ。自然が心地よい出町柳~下鴨エリアのおでかけコース
王道の観光地以外にも、おさんぽを楽しめるエリアが多い京都。特に、出町柳~下鴨エリアは、ゆったりマイペースに散策をしたい方にはおすすめのエリアです。 こちらの記事では、清らかな鴨川と豊かな緑が心地よい出町柳~下鴨エリアをめぐるおさんぽコースをご紹介。地元の人に愛される商店街がある出町柳でアートやカルチャーにふれたり、人びとの憩いの場でもある「鴨川デルタ」でのんびりしたり、世界遺産のひとつ「下鴨神社」で開運まいりをしたり。人混みを離れ、ゆったりとした時間が流れる京都のおでかけを楽しんでくださいね。
映画×本×カフェのカルチャー拠点「出町座」へ
「出町ろろろ」でちょっとずついろいろなお料理が楽しめる和食ランチ
鉄板でトーストするサンドイッチを召し上がれ♪「ha ra」
憩いの水辺として人気の「鴨川デルタ」でのんびり
看板メニューは海が香るあんみつ。甘味処「みつばち」
映画×本×カフェのカルチャー拠点「出町座」へ

出町柳に着いたら、まずはアート好きな人たちから圧倒的な支持を集めるスポット「出町座」へ。京阪出町柳駅から鴨川を越えて徒歩5分、出町桝形(でまちますがた)商店街の中にあります。福井と京都を結ぶ鯖街道の終着地にあたることから、鯖をモチーフにした看板やオブジェが設置されるなど、ユニークでどこか昭和の雰囲気が残る地元密着型の商店街です。 そんな出町桝形商店街の中にある出町座は、元々スーパーだった建物をリノベーションした空間。1階にカフェと書店、地下と2階にスクリーンがひとつずつあります。映画と書店、カフェが融合した施設で、それぞれの垣根を越えたカルチャー発信地として注目を集めています。

モダンな雰囲気と懐かしさを兼ね備える

本のエキスパート3名が手がける「CAVA BOOKS」。映画関係の他に学術書や絵本など幅広い分野がそろう
「出町座」の詳しい記事はこちら
出町座
デマチザ
「出町ろろろ」でちょっとずついろいろなお料理が楽しめる和食ランチ

出町桝形商店街のすぐ近く、住宅街に溶け込んでいるのは、古い町家を改装した「出町ろろろ」。ほがらかな店主・田中隆寛さんが、京都・大原の旬の無農薬野菜などをふんだんに使った和食を心を込めて作ってくれます。 いろいろなものがちょっとずつ2段の木箱に入ったお昼の「ろろろ弁当」が人気。1段には豆皿に盛られた8品のおばんざい、もう1段には土鍋で炊いたごはんやだし巻の黒コショウあんかけなどが並び、上品で滋味深い味わいです。
出町ろろろ
デマチロロロ
鉄板でトーストするサンドイッチを召し上がれ♪「ha ra」

カフェ「ha ra(ハラ)」のBLTサンドイッチもランチにおすすめ。こちらは、京都のカフェブームをリードし、20余年にわたって愛された五条大橋たもとの「efish」で3年間店長を務めた原こころさんのお店です。 フードメニューの主役はサンドイッチで、「BLT(ベーコン・レタス・トマト)サンドイッチ」、ナスやズッキーニ、パプリカ入り「ベジタブルサンドイッチ」、「ツナメルトサンドイッチ」、「ソーセージバケットサンドイッチ」の4種。この日は看板メニューの「BLTサンドイッチ」をオーダーしてみました。キッチンにはカフェには珍しく鉄板が備わっていて、ベーコンを鉄板でジューッと焼く音とともに薫香が漂い、おなかがぺこぺこに。

オープンスタイルのキッチン
ha ra
ハラ

寺町通の西洋民芸の店や夷川通の古道具店で出会ったという家具類は、インドやモロッコ、中国、日本まで、いろんな国のアイテムが入り混じっているけれど仲良く調和しています。ぜひ自分だけの特等席を見つけて。
「ha ra」の詳しい記事はこちら
憩いの水辺として人気の「鴨川デルタ」でのんびり

水と緑にあふれた「鴨川デルタ」は、東の高野川と西の賀茂川が合流する三角地帯。飛び石で川を渡ったり、せせらぎに遊ぶ水鳥を眺めたり。ときには川べりのベンチに寝そべるネコたちに出会うことも。 「出町柳」と呼ばれるこの界隈は、鴨川、比叡山、糺(ただす)の森、大文字山など、京都らしい景色も望めます。空とせせらぎが奏でる清らかなハーモニーを感じながら、ゆったりと過ごすのも良いですね。
鴨川デルタ
カモガワデルタ
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