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2023.11.01
【島根】秋の出雲・松江旅〜神在月に訪れたい縁結びの聖地から美肌の湯、美しい庭園まで〜
日本全国の旅に行ったら訪れたい美しい景色や、定番だけではなくことりっぷ独自目線のおすすめスポットを紹介する連載「ニッポンいいとこ案内」。今回は、島根県にご案内します。県内各所に魅力的なスポットが点在しますが、全国から神様が集まる「神在月」が近い出雲市とお隣・松江市から6つをご紹介。晩秋の旅の計画の参考にしてくださいね。
【出雲】神在月に訪れたい縁結びの聖地「出雲大社」
【出雲】素朴な風味と食感♪ 日本三大蕎麦「出雲そば」
【松江】願いごとも美肌も叶う♪ 歴史ある名湯「玉造温泉」
【松江】紅葉ライトアップも♪ 広大な日本庭園「由志園」
【松江】日本三大和菓子処で茶の湯文化や和菓子にふれる
【松江】日本三大和菓子処で茶の湯文化や和菓子にふれる
現代の名工・伊丹二夫氏の和菓子が味わえる(松江歴史館内/喫茶きはる)
江戸時代中期から末期にかけての松江藩主で、名君として知られる松平治郷(まつだいらはるさと)。不昧(ふまい)の号を持ち、石州流不昧派を興した茶人としても知られます。そんな松江藩のお膝元・松江では茶の湯の文化が発展しました。 不昧公の茶会に献上するために数々の銘菓も生まれ、現在では京都・金沢と並ぶ日本三大和菓子処となった松江。市内のあちこちで美味しい和菓子を買うことができますが、茶の湯の文化を感じるスポットと合わせて楽しむのもおすすめです。
国宝・松江城の天守を借景とする贅沢な眺めの枯山水庭園(松江歴史館内/喫茶きはる)
「抹茶と和菓子を楽しめるスポット3選」の記事はこちら
【松江】文人墨客にも愛された湖畔の老舗旅館「皆美館」
手入れの行き届いた名木を配した枯山水庭園は宿の自慢のひとつ
松江城から徒歩数分、松江のシンボルのひとつ・宍道湖のほとりに建つ「皆美館(みなみかん)」。明治21(1888)年の創業以来、宍道湖や庭園などの美しい風景と不昧公仕込みのおもてなしで、皇族や文人をはじめとする多くの著名人を魅了してきた名旅館です。 客室は和室・和洋室・洋室・メゾネットなど16種。部屋によってさまざまな眺望を楽しめます。お風呂は美肌の湯として知られる「松江しんじ湖温泉」。市内の老舗の和菓子や、中国地方から集めた四季の食材を使った会席料理を味わいながらゆったりと過ごせます。
不昧公が好んだ「汁かけ飯」をヒントに生まれた「鯛めし」は皆美館伝統の朝食メニュー
「皆美館」の記事はこちら
皆美館
ミナミカン
0852-21-5131
9:30〜20:00受付
https://www.instagram.com/minamikan373/?hl=ja
宿泊料金:1泊2食つき大人1名23580円~
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高柳涼子
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