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2023.12.22
【鳴門】大谷焼の窯元を訪ねて。懐かしさと新しさを感じる器たち
あたたかな色合いとやさしい手ざわりが特徴の、鳴門の大谷(おおたに)焼。普段使いの器にキラリと彩りを添えるお皿やカップを買いに、淡路島からひと足のばしましょう。
大谷焼とは
大谷焼とは、鳴門市大麻町で約240年の歴史を持つ陶器。特産の阿波藍を保存する大きな甕として長く使われてきました。 毎年11月に東林院の境内で窯元合同の陶器市「大谷焼窯まつり」が開催されています。
明治時代からの伝統を持つ焼物「矢野陶苑」

店内に入ると器の種類の多さに圧倒される
創業140年以上という歴史を誇る大谷焼の窯元。器は大きなものから小さなものまで種類豊富。使いやすさを追求したオリジナルブランド「SUEKI」の品々は、美しい色合いとマットな質感が魅力です。陶芸体験2200円も行なっています。

素焼きと釉薬の色の対比が見事な「SUEKI アルケミー」の器

釉薬のテストピース。2万種類以上あるそう

昔ながらの登り窯で多彩な器を焼き上げる
矢野陶苑
ヤノトウエン
日本最大級の登り窯が迎えてくれる「窯元 森陶器」

ずらりと並ぶ大谷焼は陶工の魂が込められた品ばかり
赤土を原料とした自家製の陶土を使い、手仕事を貫く窯元。30色の釉薬を使い分け、大甕(おおがめ)や睡蓮鉢などの大物からカップや平皿などの日用雑器までを数多く手がけています。日本最大級の登り窯があり、その中で水琴窟のここちよい音色を聴くことができます。

色とりどりのカップを納めた棚は見ているだけで楽しい

国の有形文化財に登録されている登り窯

敷地内の工房で手びねりや絵付けなどの陶芸体験が楽しめる。ていねいに教えてくれるので初心者でも安心
窯元 森陶器
カマモトモリトウキ
鳴門の大谷焼はいかがでしたか?あたたかな色合いとやさしい手ざわりのお皿やカップを、ぜひ手に取ってみてくださいね。

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