神楽坂の住宅街にある、大人気のカフェ

女性も気軽に入れるようにと、入口はガラス張り

「江戸の三社」と称された赤城神社の傍には、赤城坂という坂があります。昔から急勾配で知られ、神楽坂らしい風情を感じられます。「Cafe 1 Part」は東京メトロ神楽坂駅から赤城坂を下り、6分ほど歩いた場所にあるカフェです。 8席ほどの長いカウンターがある店内は、ウッディで明るい雰囲気。居心地が良く、座ればふっと心がほどけていくのを感じます。以前は付近で4席のカフェを営んでいましたが、人気のため2023年にこの場所へ移転、より広くなりました。それでも毎日、途切れることなく人が訪れます。

カウンター席は8席ほど。スタッフとの距離が近く、話しかけやすい雰囲気

店の奥にはソファ席も用意されている

店主の手作りスイーツとラテアートで幸せ時間

抹茶テリーヌ850円、抹茶ラテ650円。ラテにはペガサスの姿のラテアートが

とにかく美味しいと評判の「Cafe 1 Part」のスイーツ。ありきたりではなく特別なものを、と店主が手作りしたお菓子は、他にはない繊細で豊かな味わい。特に人気なのが、お客様の要望で生まれたという抹茶テリーヌ。京都の老舗・山政小山園の抹茶をふんだんに使い、甘すぎない味に仕上げています。食感はなめらかで、濃厚な抹茶の味わいを楽しめます。

バスクチーズケーキ650円。押すとクリームがはみ出るほど、クリーミーな仕上がり

店内でケーキを焼きあげている。写真はバスクチーズケーキ

試作を重ねたカヌレ。店主は独学でお菓子作りを学んだのだとか

ほうじ茶ラテ、ロイヤルミルクティーなどドリンクメニューの種類がたくさん。コーヒーメニューは特に充実

ドリンクも充実しています。店主はラテアートの大会で優勝経験があるほどの実力者。カフェラテや抹茶ラテの注文が入ると、お客様に合わせて美しいラテアートのドリンクを提供してくれます。また、ドリップコーヒーは一杯づつハンドドリップ。淹れたての味は格別です。

居心地が良いのは、カフェへの想いがあるから

カウンター越しに会話も弾む。穏やかな話し方の若い店主

「Cafe 1 Part」の名前は、生活の一部にこのカフェでスイーツを楽しんだりリラックスできる時間を、との想いから。ドリンクをゆっくり楽しめるるように、カップは大きめに。つくりたてを楽しんでほしいから、注文を受けてから抹茶を点てて抹茶ラテを。そんな小さなおもてなしの気持ちが積み重なり、優しく居心地の良い空間になっているのです。

ドリンクやスイーツの調理風景をカウンター越しに眺めるのも楽しい

どれも美味しそう♪ケーキのテイクアウトもできます

入口のショーケースにはずらりとケーキが。入店前にお会計を済ませるスタイル

お店ではケーキのテイクアウトにも対応しています。定番以外は月替わりでケーキが変わるので、いつ来ても新しい出会いが楽しめそう。また、人気のお店のため、特に土日は予約をして訪れるのがおすすめです。予約は公式インスタグラムから。

公式インスタグラムはこちら

お店のシンボルマーク。店主が好きなオオカミがくつろぎ中

神楽坂からは少し離れていますが、足を運ぶ価値のあるカフェです。「Cafe 1 Part」で美味しいスイーツとドリンクを楽しんでみませんか。