2025.09.25

一度は泊まりたい、岐阜のごほうび宿5選【2025年】

江戸時代の面影を色濃く残す飛騨高山や、世界遺産・白川郷など、見どころいっぱいの岐阜県。町家ランチやレトロかわいい和カフェ、飛騨牛などグルメも見逃せません。また9月9日（火）発売の、ことりっぷMagazine Vol.46 2025秋「ふたたびの旅とクラフト」では、日本最大の焼きもの産地・多治見を紹介しています。こちらの記事では、重要文化財の離れを改修し、匠の技が散りばめられた一棟貸しの宿をはじめ、温泉を堪能できるラグジュアリープライベートヴィラ、合掌造りの離れや160年前の古民家、大自然に包まれた全室スイートの山里の宿まで、岐阜を訪れたら一度は泊まってみたい、おすすめの人気宿をまとめてご紹介します。すべてオンラインでの予約が可能なので、気になるホテルは早めの予約がおすすめですよ。

Contents

高山観光にもおすすめ。おもてなしの心溢れる宿「本陣平野屋花兆庵」
根尾川谷汲温泉を堪能できる1日3組限定ラグジュアリープライベートヴィラ「TEF TANIGUMI」
深いやすらぎは静寂の中にある―大自然に包まれた全室スイートのプライベート空間「日本の宿ひだ高山倭乃里」
岐阜の山紫水明を五感で感じられる1組限定ヴィラでプライベート空間を満喫「十八楼離れ宿いとう」
重要文化財の離れを改修、飛騨高山の匠の技が散りばめられた一棟貸しの宿「谷屋」

もっとみる

高山観光にもおすすめ。おもてなしの心溢れる宿「本陣平野屋花兆庵」

画像提供：一休

本陣平野屋花兆庵は、和の情緒と格式があふれる高山随一の旅館。朝市・高山本陣・古い街並など観光スポットへ徒歩1分の立地で、思う存分に古都の風情を楽しめます。本陣太鼓からはじまる真心を込めたおもてなしに、個室料亭で周りを気にせず味わう飛騨の滋味。心に優しく残る「特別な旅の一日」を過ごすことができます。

2023年12月、それぞれに色彩やコンセプトの異なる、個性豊かな6つのスイートルーム、坐‐izumaru、縁‐enishi、覚‐satoru、慈‐itsukushimi、響‐hibiki、惟‐yuiがOPEN。高山観光だけでなく部屋で過ごす時間も「特別な想い出」に彩る、こだわりの設えと静かな眠りへ誘う上質な空間です。

画像提供：一休

本陣平野屋花兆庵

岐阜県高山市本町1-34

0577-34-1234

根尾川谷汲温泉を堪能できる1日3組限定ラグジュアリープライベートヴィラ「TEF TANIGUMI」

画像提供：一休

豊かな自然に囲まれた揖斐・谷汲、2,000坪の敷地を1日3組限定で貸し切るラグジュアリープライベートヴィラ「TEF TANIGUMI」。「美肌の湯」とも称される名泉「根尾川谷汲温泉」を全棟へ引き込み、滞在中じっくりと温泉を楽しむことができます。

地元の食材を買い込んで、自分たちだけのディナーパーティーも貸別荘の醍醐味。羽を広げた蝶のようなファサードからは、雄大な自然を見渡すことができます。食事は部屋とつながるテラスリビングで。夜はプライベートガーデンで星を見ながら焚き火を。ゲストそれぞれの滞在で、心洗われる自分だけの特別な別荘体験を堪能して。

画像提供：一休

TEF TANIGUMI

岐阜県揖斐川町谷汲長瀬427-2

0585-77-5090

深いやすらぎは静寂の中にある―大自然に包まれた全室スイートのプライベート空間「日本の宿ひだ高山倭乃里」

画像提供：一休

高山市街地から少し離れた山里に、ひっそりと佇む贅沢な宿「日本の宿ひだ高山倭乃里」。一級河川の宮川を眼下に眺められる本館客室と、豊かな自然に囲まれた一棟貸しの離れ客室は、全てスイートルームとなっています。合掌造りの離れや160年前の古民家など、個性豊かな7室のお部屋がそろいます。

全国で唯一の称号「飛騨位山温泉」は檜風呂と岩風呂の2種類。どちらも柔らかな泉質で、保湿・保温に優れ、翌日まで身体をあたため続けてくれます。山里のいちばんのごちそうは四季のうつろい。飛騨牛はもちろん、飛騨野菜や岩魚・鮎などの川魚、大自然にはぐくまれた滋養たっぷりの食材に、料理人が一品一品季節の色香を添えて提供します。昔ながらの釜戸焚きのお米は変わらないおふくろの味です。

画像提供：一休

日本の宿ひだ高山倭乃里

岐阜県高山市一之宮町1682

0577-53-2321

岐阜の山紫水明を五感で感じられる1組限定ヴィラでプライベート空間を満喫「十八楼離れ宿いとう」

画像提供：一休

戦後間もなく建てられた旧いとう旅館をリノベーションし、東西2棟からなる一棟貸しの宿泊施設「十八楼離れ宿いとう」。それぞれの名は「鶯(うぐいす)」「燕(つばめ)」と名付けられました。創業150有余年の旅館十八楼が提案する、新たな旅のかたちを楽しむことができます。

「燕（つばめ）」露天風呂では、いとう旅館時代の庭園を眺めながらゆったりとしたお湯時間を、「鶯（うぐいす）」露天風呂では、仕切り窓を開ければいとう旅館時代から残る庭園と長良川の風を堪能することができます。

画像提供：一休

十八楼離れ宿いとう

岐阜県岐阜市元浜町35-6

058-265-1551
十八楼

重要文化財の離れを改修、飛騨高山の匠の技が散りばめられた一棟貸しの宿「谷屋」

画像提供：一休

日下部家は、歴史を今に伝える風光明媚な街並みが残る古都・飛騨高山で、江戸時代から続く旧家。山々を超え飛騨の地へ訪れたゲストを「日下部家の大切な来賓」として迎え、一言では語り尽くせない奥深い魅力を五感で感じてほしいという思いから、1日1組限定のラグジュアリーヴィラとして、国の重要文化財建築である日下部民藝館に隣接する町家を改装しました。閉館後の日下部民藝館をプライベートラウンジとして、また飛騨高山のより深い文化・歴史・自然に触れられるツアーを楽しめるプランも用意されています。

土間に面して並ぶ和室は、伝統的な飛騨高山の町家の間取り。丹念に塗られた土壁、光を受けて表情を変える唐紙、フォルムが美しい座椅子、クラシックな和の空間に集まった個性的な意匠の室礼を楽しむことができます。