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2025.07.22
長崎の旅の思い出に、光と遊ぶステンドグラス体験を「yonne_04」で
日本で初めてガラスが伝来した長崎は、異国文化が色濃く息づく街。とくに教会建築とともに育まれてきたステンドグラスは、今も街のいたるところで美しい光のアートとして私たちの目を楽しませてくれます。 そんなステンドグラスの手作り体験ができるのが、平和公園のすぐそばにある「yonne_04(ヨン)」です。小学校高学年以降なら誰でも気軽に参加できるワークショップで、世界にひとつだけのガラス作品を、旅の思い出とともに持ち帰ることができます。
私だけのきらめきをカタチにするステンドグラス体験

“好き”という気持ちを原動力にして、ステンドグラスの魅力を伝える
長崎電気軌道の平和公園電停から徒歩約6分、平和公園に隣接する「Blue Bronze Store(ブルー ブロンズ ストア)」は、セレクト雑貨&おみやげものコーナーにドリンクスタンドを併設した複合型ストアです。今回ご紹介する「yonne_04」は、その一角でステンドグラス体験講座を開催しているアトリエ。 先生は小さい頃から「キラキラするものが大好きだった」と語る熊志津波さん。“好き”がきっかけになり、ステンドグラスの世界に入ったのだそうです。以前は長崎歴史文化博物館でステンドグラスの体験教室を開いていた経験もあり、その技術と情熱で、参加者の作品づくりを丁寧にサポートしてくれます。
初心者でも安心♪ 世界にひとつだけの作品を手づくり

使用するガラスは、発色のいいアメリカ製を使用
体験は、初心者でも気軽に挑戦できるように工夫されているので安心です。先生があらかじめガラスをカットして準備してくれているので、参加者は好きな色ガラスを選ぶことからスタート。あとはガラスの縁に銅のテープを巻き、はんだごてで接着。最後に洗浄して仕上げれば、世界にひとつだけのステンドグラス作品が完成します。 この方法は、教会など大型のステンドグラスの製法とは異なり、ティファニーが考案した「コパーテープ技法」と呼ばれるもの。細かいパーツの製作に適していて、小さな作品づくりにぴったりの手法です。

はんだごてで、ガラスとガラスを接着
体験時間は約2時間ですが、手際よく進めば1時間半ほどで仕上がることも。 参加対象ははんだごてを使用するため、小学校4年生以上が目安ですが、保護者同伴であれば低学年のお子さんの参加にも対応してくれます。
旅の記憶を、美しい光のアートに込めて

「Blue Bronze Store」ではオリジナルの作品の販売もしている写真のプレートは4400円。教会の置物はステンドグラス体験で製作した作品で体験料3500円
体験メニューは、可愛らしい教会の置物やサンキャッチャー、ガラスパネルなど数種類あり、料金は3500円〜。デザインやサイズによって選べるのも楽しみのひとつです。 完成したステンドグラス作品は、その日のうちに持ち帰ることができるので、旅の思い出の品としてぴったり。光を受けてきらめく作品を見るたびに、長崎での特別な時間がよみがえるはずです。 長崎を訪れた際は、ぜひ、ここから全国へ広まったステンドグラスの光のアートを、自分の手でつくりあげて、旅の思い出にしてはいかがですか。
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文:コガユミコ 写真:藤光一郎
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