【鎌倉市】さんぽの起点にも♪ 歴史が薫る「鶴岡八幡宮」

山を背景に建つ舞殿（手前）と本宮。本宮からは鎌倉の街並みを一望できる　画像：高橋茉弓

歴史や自然、グルメなどの魅力がつまった古都・鎌倉。なかでも代表的な名所が鎌倉駅から徒歩10分ほどの「鶴岡八幡宮（つるがおかはちまんぐう）」です。鎌倉幕府の祖・源頼朝が創建。かつては武運、現在は子孫繁栄、五穀豊穣などさまざまな願いを託される神社です。

由比ガ浜から本宮手前までまっすぐに伸びる若宮大路。二ノ鳥居からは参道・段葛が整備されている　画像：高橋茉弓

【鎌倉市】北鎌倉の豊かな自然と禅を感じる「円覚寺」

ご本尊が祀られている「仏殿」。毎朝の「暁天坐禅」の会場でもある

山の中に名刹が点在する北鎌倉エリア。「円覚寺（えんがくじ）」は鎌倉五山のひとつで鎌倉を代表する禅寺です。北鎌倉駅のすぐ前から広がる敷地は広大で、山の斜面に沿うように連なる伽藍は、国宝の舎利殿など見どころ多数。眺めるだけでも心が落ち着いてきます。

通常の拝観は8時半からですが、毎朝6時から坐禅会を実施。初心者OK、予約不要なので気軽に参加でき、すがすがしい気分で一日を始められます（グループ参加、境内散策は不可）。徒歩で行ける明月院や建長寺の参観、北鎌倉エリアのハイキングと組み合わせての訪問もおすすめ。9月中旬ころまで境内には風鈴が揺れ、8月いっぱいは絵付け体験もできます。

【藤沢市】三社からなる江の島のシンボル「江島神社」

湘南のシンボル、江の島全体を聖域とする「江島（えのしま）神社」。宮島（広島県）、竹生島（滋賀県）とともに日本三大弁財天のひとつに数えられ、「田寸津比賣命」（辺津宮）、 市寸島比賣命（中津宮）、多紀理比賣命（奥津宮）を祀る三社からなります。

入口の青銅の鳥居から始まり、朱の鳥居や竜宮城を模した楼門、信仰の発祥である岩屋など、島内には名所が目白押し。展望台からの眺望や、名物のしらすグルメなども魅力です。終日拝観が可能なので、信仰・自然・レジャーが一体となった島を朝から満喫しましょう。