【小田原市】城下町さんぽと合わせて楽しめる「報徳二宮神社」

神明造りが美しい社殿。天保の大飢饉の際に領民を救った米蔵の礎石を使っている

東京都心から在来線で約1時間半、新幹線なら30分ほどで行ける小田原。気軽なおでかけ先にもぴったりのまちです。小田原駅から徒歩15分ほど、小田原城を中心とする「小田原城址公園」の一角にあるのが「報徳二宮（ほうとくにのみや）神社」。小田原出身で勤勉や誠実を説き、数々の改革を成功させた二宮尊徳翁を祀る神社です。

薪を背負って読書する姿でおなじみ、二宮金次郎（尊徳翁の少年時代）の像。境内には尊徳翁の像もある

【南足柄市】山歩きも♪ 天狗の伝説が息づく「大雄山最乗寺」

境内は今も活発な修行の場。休日や夏休みには坐禅の行事も行われる

小田原から伊豆箱根鉄道とバスを乗り継いで30分ほど、厳かな空気が流れる大雄山の中にある「大雄山最乗寺（だいゆうざんさいじょうじ）」。600年以上の歴史を誇る門流を持つ曹洞宗の大本山で、杉並木の参道の先に30あまりの堂塔が並ぶパワースポットです。

寺を開いた了庵慧明禅師の弟子・道了尊が天狗に化身して寺を永久に守っているという伝説も息づくこちら。それにちなんだ天狗像や巨大な高下駄にも注目です。秋は紅葉の名所としても有名で、境内からは明神ヶ岳などに続く登山道も。富士山や箱根連山を望む展望スポットもあり、ハイキングや森林浴などと合わせて楽しむのもおすすめです。

【箱根町】芦ノ湖のほとりの関東総鎮守「箱根神社」

朱塗りの権現造りが木立の緑に映え、凜とした空気が漂う

日本でも指折りの温泉地であり、周辺の自然探索や美術館めぐりも楽しめる箱根。都心からのアクセスもよい人気の旅先です。芦ノ湖の湖畔に鎮座する「箱根（はこね）神社」は、箱根を代表する観光スポットのひとつ。古くから箱根の山の神を祀る関東総鎮守として信仰を集める神社で、開運厄除・心願成就・交通安全・縁結びなどのご利益で知られます。

九頭龍神社本宮近くにある湖上の鳥居。箱根神社からは森の中を歩いて30分ほど、新宮は箱根神社境内にある

「箱根神社」と「九頭龍神社」の詳細はこちら

いかがでしたか？ 今回は、ことりっぷWEB＆アプリで会員のみなさんに投稿いただいたものや、過去に「ことりっぷweb」で紹介したものの中から、神奈川県内の朝活におすすめな寺社をまとめてご紹介しました。情報はそれぞれの公開時点のものですので、事前に確認しておでかけくださいね。