プレゼントも♪首都圏から気軽に。桜と名建築とパワースポットをめぐる、花咲く福島・中通りへ
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プレゼントも♪首都圏から気軽に。桜と名建築とパワースポットをめぐる、花咲く福島・中通りへ

福島県の中央部に位置する中通り。自然と都市部がバランスよく点在する地域で、郡山までは東京駅から東北新幹線でおよそ1時間半というアクセスのよさも魅力です。国指定天然記念物の三春滝桜や自然が生み出した神秘のあぶくま洞、有名建築家が手がけた新名所を楽しんだあとは、レトロな洋館カフェでひと休み。大自然とパワースポットからエネルギーをたくさんもらい、心身ともに満腹感のある春旅へとでかけましょう。 さらに、アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で、世界に一つだけのスリップウェアの小皿をプレゼント。詳細は記事の最後でご案内しています。

福島の春旅情報はこちらから

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国内有数の桜の名所「三春滝桜」で春を感じて

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間近で見られる豊かな花々と年季の入った幹の重厚感に圧倒される

春に福島を訪れたなら絶対に外せない場所。それが、日本三大桜に数えられ、天然記念物に指定されている名木「三春滝桜」です。推定樹齢1000年以上といわれるベニシダレザクラで、1922(大正11)年10月12日、桜の木としては初めて国の天然記念物に指定されました。皇居宮殿の正殿松の間の杉戸絵「櫻」(橋本明治画伯)や、赤坂サカス赤坂Bizタワー壁画「四季樹木図」(千住博画伯)も、滝桜をモデルに描かれたことで知られています。

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春にしか見られない菜の花との共演。天国にいるかのような景色が広がる

樹木の周りにはぐるりと一周できる遊歩道が設置されています。こぼれ落ちんばかりの桜の花はもちろん、年季の入った幹は間近で見ると想像以上のスケール。静かに力強く年月を重ねてきた桜の生き様を見せられます。風が吹けばひらひらと舞う花吹雪に包まれ、夢のような世界に。 見頃は例年4月上旬頃。開花期には四方に伸びた枝から薄紅色の小さな花が無数に咲き乱れ、その姿が流れ落ちる滝のように見えることから「滝桜」と呼ばれるようになりました。時間に余裕があれば、夜間のライトアップもおすすめ。言葉では表せない幽玄な雰囲気に包まれます。

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ライトアップした幻想的な夜桜も見事

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三春滝桜

ミハルタキザクラ

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「南湖公園」でお花見したあとは洋館カフェでひと休み

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湖畔の桜越しにまだ雪が残る那須連峰を眺められるのも南湖公園ならではの景観

桜の時期、ぜひ訪れていただきたいのが、日本最古の公園といわれる「南湖公園」。湖畔には約800本のソメイヨシノが植えられ、園全体がやさしいピンク色に染まります。お花見スポットとしてだけではなく、初夏の新緑・秋の紅葉・冬の雪景色と四季折々の景観も見事です。 南湖は寛政の改革で知られる白河藩主・松平定信により、身分の差に関係なく誰もが楽しめる「士民共楽」という理念のもと、1801(享和元)年に築造されました。当時は、庭園というと大名屋敷内などに造られ、庶民は基本的に立ち入ることができなかったそう。しかし南湖には垣根がなく、身分の差が厳しい江戸時代にいつでも誰でも訪れることのできる画期的なものだったようです。200年以上経った現代と変わらず、季節を求めて人々が多く集まり、朗らかな時間が流れる場所だったのですね。

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左:公園内にある松平定信を祭神としている南湖神社 右上:夏にかけて緑が深まる 右下:本格的な池泉回遊式日本庭園「翠楽苑」はライトアップも美しい

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湖のほとりにポツンとたたずむ趣のある明治記念館

お花見に満足したら、湖畔にたたずむ「Lamp Café(ランプカフェ)」へ。古き良きクラシカルな洋館カフェで、おいしいケーキとコーヒーをいただきましょう。 「Lamp Café」の建物は、1833(明治16)年に西白河郡役所として建てられ、1926(大正15)年に郡役所が廃止された後も修理や補修をしながら県の事務所として使われ続けました。しかし、1971(昭和46)年に解体が決定。無くなるのを惜しむ市民の声に支えられ、保存資料や美術品などを公開する明治記念館として南湖公園に移築・復元されましたが、2010年にカフェとして生まれ変わりました。

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室内にはレトロな空間に合わせて集められた数々の調度品が並ぶ

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一つひとつ丁寧に作られたケーキたちは惚れ惚れするほどかわいらしい

カフェでケーキをオーダーすると、全種類がトレーに乗って運ばれてきます。定番のものから季節の素材を使ったものまで色とりどり。見ているだけで心ときめく時間です。ケーキの種類や数はその日によって変わり、時間帯が遅いと種類が少なくなってしまうこともあるのでご注意を。ケーキはすべて隣接するケーキ店「魔法のランプ」で作られており、そちらではケーキのテイクアウト販売をしています。 セットのコーヒーは一杯ずつ丁寧に淹れてくれ、待っている間もコーヒーの香りに包まれて至福の時に。明治記念館の歴史を感じながら、優雅にくつろげます。

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照明やランプ、家具、ステンドグラスなど、館内の至るところに明治時代の面影が漂う 左上:人気のストロベリーチーズケーキとオリジナルブレンドコーヒーのセット1200円

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地元に愛されるパン屋「フォンデュ」で郡山のソウルフードを召し上がれ

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店内には常にお客さんが。売り場を2周、3周しながら選ぶ姿も珍しくない

どの街にもある、地元の人から愛されるパン屋さん。今回紹介するのは、オリジナル配合のフランス産小麦粉など材料にこだわり、クリームやカレーまで職人手作りの自家製で行っている「フォンデュ」です。商品がなくなり次第閉店となってしまうため、早めに向かいましょう。 店内には所狭しとパンが並びます。ベーグル、デニッシュ、スコーン、ピザ、あんバターフランス、チュロス、キャラクターパンなど…選びきれないほどの種類。なんと、毎日120種類近くのパンが焼かれているのだとか。いつ行っても、毎日通っても食べたいパンが必ず見つかりそうです。

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スイーツ系から惣菜系までなんでもそろう。「究極の明太フランス」310円(左下)は低温長時間発酵で小麦の甘みを出し、やまやの明太子と相性バッチリ

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郡山のソウルフード「クリームボックス」。ミルク・チョコ・ももなど常時3種類が並ぶ

さて、福島県郡山市といえば「クリームボックス」。厚切り食パンに白いミルク風味のクリームを塗ったご当地パンです。通常使用されるのは四角い食パンですが、「フォンデュ」では丸い食パンを使用。ふわふわの丸太パンにミルク・チョコ・ももなどのクリームがたっぷり塗られ、やさしい甘さがクセになるおいしさです。

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「フォンデュ」の名が広まるきっかけとなった「つのパン」。ほんのり塩味とふんわりとした甘味が絶妙

また、看板メニューの「つのパン」は数に限りがあるため、こちらもお早めに。外はカリッと、中はもちもちで、噛むほどにうま味があふれます。おすすめは焼きたてですが、お土産として持ち帰る場合は食べる直前にぜひリベイクを。

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フォンデュ

フォンデュ

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身を置くだけで心ときめくショップ&カフェ「Rico」

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旦那さまが自ら染めた、お店のロゴ入りのれんが目印

夫婦で経営する服とうつわとスコーンの店「Rico(リコ)」。普段の暮らしを豊かにしてくれる品がそろうセレクトショップです。店頭に並ぶのは、自分たちが使っていいなと思ったもの。着て、使って、感じた幸せをお客さんにも共有してもらうことをコンセプトとしています。

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流行りものではなく、長く親しみ、愛用でき、毎日着たくなる服が並ぶ

洋服のセレクトは奥さまが担当。基本的にはフリーサイズのものが多く、シンプルでありながら小技が効いている、デザイン性の高い服や小物が並びます。色、形、素材のすべてにおいて飽きのこない、何年経っても色褪せないオシャレをしたい。そんな人にとってお気に入りの一着が見つかるはずです。

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見た目だけでなく、長く使える、長く愛用できることから選ばれた器たち

長く使えて、長く愛用できる商品選びは、器も同じ。日本各地の職人から仕入れた、美しく普段使いしやすい“毎日使いたくなる”カップや茶碗、食器が並びます。 焼き物が中心に置かれ、扱っているのは大分県日田市の山あいで約300年続く伝統的な陶器「小鹿田焼き」、泥状の化粧土で表面に模様を描く「スリップウェア」、沖縄に古くから伝わる「やちむん」など。ただステキに見えるだけでなく、どれも各地の家庭で使われ続け、その土地に根付いている器ばかりです。

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我が家の食卓を思い浮かべながら吟味する時間も幸せ

ご夫婦で実際に使い「これはいい」と感じたら、窯元へ直接足を運んで交渉。全国の器を見ていく中で、自然と九州や沖縄のものが多くなったのだとか。作家さんが一枚一枚丹精に作り上げているため、同じような模様でもすべて表情が違います。

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しっとりでサクホロの手作りスコーン。抹茶とホワイトチョコレート、ドライフルーツなど常時5〜6種類が並ぶ

縦長に広い店内の奥にあるカフェスペースで、奥さまが原料からこだわって焼いたスコーンとコーヒーをどうぞ。スコーンの種類やフレーバーコーヒーに使う豆は、日によって変わります。

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スリップウェアのカップとやちむんの小皿でカフェタイム。使用した器が気に入ればその場で購入することも可能

さらにうれしいのが、スコーンとコーヒーを店内で販売されている器で提供してくれること。お飾りではなく、日常に寄り添った器であることを体験してほしいという店主の思いが込められています。お店に足を踏み入れる前から、自分だけの服、器、スコーンに出会える気がしませんか?

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一滴の地下水が織りなす大自然のアート「あぶくま洞」

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公開部で一番大きなホール「滝根御殿」。外気の影響を受けにくい洞窟内は平均気温が15度と暖かい

中通りには、自然が生み出した造形美も残ります。悠久の年月をかけて創り出された「あぶくま洞」です。雨や雪解け水が流れることで山が侵食され、水が流れきった部分に空洞ができて洞窟に。洞窟の中には石灰岩の炭酸カルシウムが溶け出した滴下水が滴り、天井から大きく下がる鍾乳洞や床下からタケノコのように堆積した石筍などがつくられ、千変万化の神秘の世界が続きます。 岩場の間を潜り抜け、公開部の一番奥まで進んで「滝根御殿」へ。高さ29m・長径30mの、360度鍾乳洞に囲まれた巨大なホールにたどり着きます。

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(写真左上から時計回りに)クリスタルカーテン、シールド、ボックスワーク、洞穴サンゴ

地下水によって石灰岩が溶かされ空洞になった後、数十万年の歳月をかけて作られたさまざまな鍾乳石。光が透けるほど薄く成長したクリスタルカーテンや、上部が円盤状になっているシールド、格子状に形成されたボックスワーク、上部が円盤状になっているシールド、海の珊瑚のように積み重なった洞穴サンゴなど、ここでしか見ることのできない貴重な鍾乳洞を間近で鑑賞できます。

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日本の鍾乳洞で初めて舞台演出用の調光システムが導入された「月の世界」

「あぶくま洞」は1969(昭和44)年、採掘場の整地をおこなっている際に偶然発見されました。そこから町の依頼により日本大学探検部による調査が行われ、設備を整え、1973(昭和48)年より観光スポットとして一般公開。全長4218.3mのうち公開部は600mで、多種多様な鍾乳石が数多くある、日本有数の鍾乳洞として名を挙げています。
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洞窟内で熟成させたワインのほか、地元の人が手がけたジャムやはちみつ、熟成ワインを使った塩なども販売

その広々とした空間を活用し、洞内のライトアップやプロのアーティストによるコンサートなど、季節に合わせた期間限定のイベントも開催。洞窟内で熟成させたワインやウイスキーも販売するなど、洞窟とのつながりを感じられる企画にも取り組んでいます。大地のエネルギーをもらいに、一度は訪れてみたい場所です。

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川のほとりで地産グルメやクラフトビールを「乙な駅たまかわ」

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「乙な駅たまかわ」がある玉川村は福島空港やあぶくま高原道路、JR水郡線などが通りアクセスもよい

「乙な駅たまかわ」は、日本の滝百選にも選ばれている「乙字ヶ滝」の隣にある複合型水辺施設です。木材を多用した“和”の要素と現代的なデザインを融合させることで有名な建築家・隈研吾が設計を手がけました。 阿武隈川沿いの自然に溶け込む建物内にはカフェやレストラン、クラフトビール醸造所があり、川沿いではカヌーやサイクリングができるなど、「見て・食べて・飲んで・体験できる」誰もが楽しめる場所です。

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(右上)できたてのクラフトビールを贅沢に味わえる飲み比べセット3種1200円 左:深みのある琥珀色の「THE AMBER」 中:シャンパンのような「EMMA BEER」 右:華やかな香りとほどよい苦味の「乙な麦酒」

入り口を入り、ほのかに甘い香りに誘われて階段を降りると、目の前にはあぶくまビールのクラフトビール醸造所「Abukuma Riverside Brewery」。ビールづくりを見学したら、さっそくできたてのクラフトビールを隣接された「OZ THE BUTCHERS」で楽しみましょう。

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薪火香る 福島牛ハンバーグ150g サラダ・スープ・ドリンク付きのスタンダードプラン1870円

「OZ THE BUTCHERS」は専属シェフによるNYスタイルのステーキハウス。独自の熟成方法によって牛肉の旨味を最大限に引き出した、ウェットエイジングステーキを提供しています。看板メニューは福島牛100%のハンバーグ。肉厚でジューシーなハンバーグを味わいながら、阿武隈川のせせらぎを眺めてちょっとひと息。

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阿武隈川の景色がマッチする開放的な店内

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売店には玉川村で愛されている特産品や福島県の逸品、「乙な駅たまかわ」オリジナルの土産品が取りそろう

再び階段を上がった1階には、畳のソファやカウンターのあるカフェスペース、売店にベーカリーが広がります。なかでも注目なのが、売店に並ぶ玉川村が日本一を誇る特産品「さるなし」を使ったドリンクやジャム。さるなしはキウイフルーツの仲間で「コクワ」とも呼ばれ、あまりのおいしさに猿が食べてなくなってしまうということがその名の由来といわれています。

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玉川村の特産、さるなしジュース

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乙な駅たまかわ

オツナエキタマカワ

clock-icon10:00〜18:00 OZ THE BUTCHERSはランチ10:00~14:30(LO14:00) カフェ14:30~17:00(LO14:30) ディナー17:00~21:00(LO20:30)
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「TATAMI CAFE」で畳のぬくもりに親しみ、触れる

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日本初の畳の体験型複合施設「TATAMI VILLAGE」

1740(元文5)年、福島県須賀川市の地で久保木畳店は創業しました。畳を通して地元の方々の生活の一部に貢献することを使命として活動しています。 そんななか、2023年4月に自社工場を改装し、日本初の畳の体験型複合施設「TATAMI VILLAGE(畳ビレッジ)」をオープン。世界中から人が集まり、普段足を運ぶことのない畳の町工場に体験機能を持たせることで、世界中に畳文化を発信する施設を目指しています。

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畳の作成、表替えの工程も気軽に見学できる

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畳の原料・イグサの値段もピンキリ。高級イグサの違いを肌で感じられる

1000年以上に渡り日本人の生活を支え、茶道、華道、柔道など多くの日本文化の発展に欠かせなかった畳。イグサの香りからくるリラックス効果や寝転がった時の安らぎなど、畳にはたくさんの魅力が詰まっています。「TATAMI VILLAGE」では畳職人の技術を間近で体験できるだけでなく、自分たちでミニ畳や畳コースター、イグサを使ったしめ縄などを作れるワークショップも常時開催しているのでぜひチャレンジを。畳の材料となるイグサの良し悪しを知ることから始めましょう。 併設のショップでは畳コースターを始め、畳の縁を使ったブックカバーやバッグ、小物入れなどが並びます。まさか畳の縁とは思えないほどオシャレなデザインが豊富なうえ、作りが丈夫なのも魅力。プレゼントにも喜ばれそうです。

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さまざまなサイズ&デザインの畳コースターがズラリ。使い道を考えるのも楽しい

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サラッと気持ちいい畳の小上がり。やわらかな木漏れ日の中ゆったりとくつろいで

畳工場の反対側には、「和室を持たない方に畳に触れる空間を」をコンセプトにした「TATAMI CAFE(畳カフェ)」が。イグサの香りに包まれながら木漏れ日を浴びてお茶を楽しみ、リラックスしたひと時を過ごせます。

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自分で点てたお抹茶は味も格別♪

カフェメニューでは、和室の雰囲気に合わせた抹茶スイーツが人気。「抹茶ラテ体験セット」は看板メニューの宇治抹茶ラテを、お茶を点てるところから体験できます。窓が広く、天井が高い店内で気分も開放的に。旅の疲れをゆっくりいやせる空間です。

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天井が高く開放感たっぷりのカフェ店内。右上:自分で作る抹茶ラテとお好きなスイーツの抹茶ラテ体験セット1500円 左下:宇治抹茶カヌレ350円

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TATAMI VILLAGE 久保木畳店

タタミビレッジクボキタタミテン

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緑に囲まれたパワースポット「中野不動尊」でお参りを

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「中野不動尊」のシンボルともいえる大日堂。朱色が印象的

せっかく福島まで足を伸ばしたのだから、パワースポットも巡りたい。そんな時は⽇本三不動尊の一つに数えられる「中野不動尊」はいかがでしょう。 “中野のお不動さま”で知られる中野山が開かれて840余年。曹洞宗⼤本⼭永平寺の直末寺で、「願いが真剣ならどんなことでも叶う」といわれるパワースポットです。家内安全、交通安全、商売繁盛、合格祈願など、幅広いご利益を求める参拝者が多く訪れます。

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恵明道人が1匹のカモシカに導かれて中野山に入ったことが開山の始まり

参道を進んでまず左側に見えてくるのが祈祷殿。眼守不動明王が祀られ、眼病祈祷のほか疾病平癒や学業成就、交通安全など眼にかかる霊験あらたかな総けやき造りのお堂です。軒下には二人の男が棟木を持ち上げている「力持ち」や、開山を導いたとされるカモシカの彫り物が施されています。

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「大日堂」に祀られた大日如来は20年ごとにご開帳される

今から約840年前の1179(治承3)年の春、僧である恵明道人が一匹のカモシカに導かれて中野の山に入り、滝の前に不動明王を祀るよう山神のお告げを受け、三ヶ月不動明王を祀って九字の火を灯したのが中野不動尊の始まりだといわれています。 鮮やかな朱色が目を引く「大日堂」は、開山800年を記念して1980(昭和55)年に建てられたお堂。上層にはご本尊である大日如来(不動明王が化身する前の姿)が祀られ、大間の両側の経蔵には3万巻の般若心経が納められています。

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洞窟めぐりの入り口。三十六童子は不動明王の弟子たちで、青銅で造られている

大日堂の下層部には洞窟の入り口が。中野不動尊が開かれてから数百年の間は建物が一つもなく、命がけで山道を登ってお参りをした人々は数日泊まることもありました。その際に雨露をしのぐために造られた「七つの洞窟」。洞窟の内部はいくつかの横穴が枝のように分かれ、それぞれの行き止まり部分「単座」には三十六童子が一つずつ祀られています。洞窟めぐりは、三十六童子を拝むための参道でもあるのです。

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最東端に位置する唐風重層の門「寂光門」

三十六童子が祀られている洞窟は大日堂から入り、最東端の「寂光門」へとつながっています。7月中旬には唐風重層の艶やかな門の前で「夏のお茶会」を開催。滝しぶきの涼やかな緑陰のもとお抹茶が振る舞われるので、機会があれば立ち寄るのもおすすめです。 また、お休処の「茶屋かもしか庵」では昼食の麺類や軽食メニューも各種あり、玉こんやみそおでん、厄除けだんご、ところてん、あま酒が好評。中野不動尊オリジナルのお土産品も取りそろえています。

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左:かもしか庵では参拝者に薬草茶(十貴茶)が振る舞われる 右上:身代わりロケット守600円 右下:身守りたにし1000円

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御朱印は「不動明王御朱印」と「大日如来御朱印」の2種

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中野不動尊

ナカノフドウソン

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“パスポートのいらない英国”にステイ「ブリティッシュヒルズ」

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7万3000坪の広大な敷地はまるで異国の地

最後にご紹介するのは、いつもとひと味違ったステイプラン。英国文化を体験できる「ブリティッシュヒルズ」でのホテル宿泊です。 この施設は1994(平成6)年に、語学研修施設としてスタートしました。英語を学ぶということは、英国文化を学ぶということ。英国がもっとも繁栄し、世界に影響力をもった中世の時代をベースに荘園領主の館(マナーハウス)を中心とした“街”を忠実に再現しています。

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当施設の象徴的な建物でもあるマナーハウスをスタッフの説明を聞きながらめぐるツアーも人気

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12~18世紀の英国の建築様式に基づいて建てられたクラシカルな造りの客室。 バスルームには憧れの猫脚バスタブ

立地はスコットランドのハイランド地方に近い風土を持つ羽鳥湖高原。海抜1000メートルの森の中に位置し、7万3000坪の広大な敷地内は外界から遮断された非日常空間で、夏は涼しく、冬は白銀の世界を楽しむことができます。朝と夜に現れる霧も英国の雰囲気そのもの。 「疑似の疑似研修では意味がない」という理念の元、建築資材はすべて英国から取り寄せ、時代考証に基づいて設らえています。建築様式からインテリアに至るまでこだわり抜いた「本物」です。 また、旧英連邦諸国出身者が多数在籍しているため、滞在中は自然に外国人スタッフとコミュニケーションできる環境が用意されています。英国文化のルーツを思う存分体感してみてください。

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ティールームでは常時20種類の紅茶や季節のお茶、パティシエ特製のケーキが楽しめる

「ブリティッシュヒルズ」での過ごし方はさまざま。季節ごとの特別プランやイベントに参加したり、クッキング、ティーブレンディング、カリグラフィーのカルチャーレッスンを受講したり、ホテルやレストランだけを利用して四季ごとに移ろう豊かな自然を堪能したり……。中世英国の荘園領主になったつもりで、思いのままに過ごしましょう。 せっかくの福島への春旅。“パスポートのいらない英国”に入国して、別世界を体験してみませんか?

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英国のカントリーサイドを思わせる落ち着いた空間で過ごせる宿泊プランも

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ブリティッシュヒルズ

ブリティッシュヒルズ

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えきねっとでスマートに旅支度を

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首都圏から福島までは、新幹線や特急列車ならあっという間。 新幹線で郡山や福島、特急列車でいわきなど、お気軽なおでかけが叶います。 新幹線のきっぷを購入するなら「えきねっと」が便利。スマホから簡単に予約・購入でき、そのまま改札も通れるので、紙のチケットを持ち歩く必要がありません。ここだけのお得な割引きっぷなども発売されているので、ぜひ活用してみてください。

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また、4~6月、福島では「しあわせの風ふくしま」をキャッチコピーとした大型観光キャンペーンを開催。今回ご紹介したスポット以外にも、豊かな自然の中でのトレッキング、浜焼きに地鶏、そして地酒、地域に受け継がれる伝統文化などふくしまの魅力を体験できるイベントが目白押しです。

「ふくしまデスティネーション キャンペーン」公式サイトはこちら

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スリップウェアの小皿を2名様にプレゼント

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アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で2名さまに、「Rico」で取り扱っているスリップウェアの小皿をプレゼントします。栃木県益子で作陶する伊藤丈浩さん作の小皿。リボンのような音符のような味わい深い柄で、食器としてはもちろんアクセサリーを置いても気分が上がります♪ 賞品:スリップウェア小皿 2名様 応募期間:~2026年4月30日(木) 賞品の発送:2026年5月中旬 ※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。 どちらの柄かは選べません。

応募はこちらから

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※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。

~しあわせの風ふくしま~

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2026年4月~6月まで福島県では春の大型観光キャンペーンを開催します。 絶景や温泉地、伝統文化や食など、春のふくしまで至福の時を過ごしませんか。

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