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2016.07.19
ガラス工芸で夏の涼を演出♪金沢の最新アートの世界に触れる「ギャラリーアルトラ」
※こちらの記事は2016年7月19日に公開されたものです 金沢の中心部、武蔵が辻からすぐの「ギャラリーアルトラ」は、金沢や北陸の作家を中心とした幅広い作品を展示・販売するギャラリー&ショップです。若手作家の作品など、アルトラでしか出会うことのできない作品も。散策の合間にふらっと立ち寄って、金沢のアートの風に触れてみませんか?
ショップやアート教室も。金沢アートの発信地

金沢駅から香林坊方面行きのバスで5分、武蔵ヶ辻・近江町市場バス停すぐそば。「artra」の大きな看板が目をひく「ギャラリーアルトラ」のアルトラビルは、2〜3階がアートギャラリー、4階がアート教室となっているアートの総合拠点です。若手作家から大家までさまざまな作品・工芸品が集まる中、夏へ向けてガラスの作品・工芸品が多く展示されています。
涼しげで豪華♪金箔をほどこしたガラス工芸品

由良 園さんの香合。「庭シリーズ」の図柄が金箔でほどこされている
2階のギャラリーに入ると、ガラスの食器がずらりと並んでいます。 ひときわ目をひくのが、由良 園さんのガラスでできた茶道具の香合。ガラスの器に金箔を広く貼ったあとで、不要な部分を削り落とすことで柄を残し、それをさらにガラスでカバーするという由良さんオリジナルの技法で作られています。ガラスに金箔という組み合わせももちろん、描かれる図柄は「庭シリーズ」と呼ばれる身近な昆虫や草木と、その斬新な取り合わせも魅力。よく見ると、雑草やとんぼの図柄が、とても繊細に描かれているのがわかります。
北陸を拠点に活動するガラス作家たちの競演

西山 芳浩さんのグラス、花器、角小ビン
西山 芳浩さんの作品は、昔ながらの厚手のガラスのような作品になっていて、どことなく懐かしさが漂います。それでいて、水をなみなみと入れる瞬間を想像するとワクワクするような清涼感があふれていますよね。愛知県出身の西山さんは、金沢卯辰山工芸工房の研修生を経たのち、現在も金沢市を拠点に活動している作家さんです。

久保 裕子さんの石文鎮。手前が「カエル、オタマジャクシ」(8100円)、奥が「ヒブナ、メダカ」(10800円)
久保 裕子さんの石文鎮も珍しい作品です。水面のゆらぎを表すためにガラスの表面をわずかにうねらせています。そしてガラスの表面と裏面、両方から絵を描くことで奥行きをだし、まるで石文鎮自体が一つの池のように。ガラスに光が当たると、まるで魚たちが泳ぎ、水草がゆらいでいるかのように見えますよ。

津坂 陽介さんのグラス。ベネチアングラスのレース模様が繊細優美
津坂 陽介さんの作品は、そのベネチアングラスの優雅なレース模様が異国の風も運んできてくれそう。その緻密さと繊細さには思わずため息がもれそうです。久保裕子さんとご夫婦で富山に工房を持ち、お二人で活動を続けています。

日下 華子「つばめ リゾットスプーン」「雲 リゾットスプーン」(各1296円)、「つばめ 五寸皿」(2700円)、「富士山 はしおき」(各864円)
九谷焼でありながら、涼しげでお手頃な食器も。日下 華子さんの九谷焼の器は、気づいたらいつも使っているような器をと、シンプルで飽きののこないデザインになっているのが特徴です。ひとつひとつ手作りしているので、よく見ると形や柄も少しずつ違います。ツバメがくわえる赤い木の実がかわいらしいですよね。 涼しげな器が彩る食卓を想像しながら作品を眺め、お気に入りの作家さんを見つけてみてくださいね。

ギャラリー アルトラ
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