
6
2026.08.07
日本橋兜町に誕生。香りと静けさに包まれるクラフトハーブティー専門店「TYNK Kabutocho」
クラフトハーブティーとチャイの専門店「TYNK Kabutocho(ティンク カブトチョウ)」が日本橋兜町にオープンしました。レトロなビルに残るタイルの風合い、ガラス越しにやわらかな光が差し込む店内、そして丁寧に淹れられる一杯のお茶。慌ただしい毎日の中で、ほんの数分でも立ち止まり、香りを感じながら過ごす時間の豊かさを教えてくれます。街歩きの途中に立ち寄れば、歴史を重ねてきた兜町の空気とともに、心地よい余白に出会えますよ。
長い時間を刻んだ建物で一杯のお茶と向き合う

ガラス張りの店頭
落ち着いたタイル張りのレトロなビルの1階に店を構える「TYNK Kabutocho」。改装工事の際、壁を覆っていたパネルを外すと、長い年月を重ねたタイルが姿を現したそうです。その風合いをそのまま生かした空間には、この建物が歩んできた時間が静かに息づいています。

オーダーカウンター
日常から少し距離を置いて、一杯のお茶と向き合うことの心地よさを、自然と感じさせてくれます。茶葉が開くまで数分待ち、その香りや味わいの変化を楽しむひとときも、豊かな時間の一部。ゆっくりと立ち止まって自分の時間を大切にするひとときが過ごせます。
光が差し込むシンプルな空間で街の空気を感じる

シンプルな店内
ガラス張りの店内は、余計な装飾をそぎ落としたシンプルな設え。観葉植物がやさしい彩りを添え、自然光がゆるやかに広がります。棚に並ぶ茶葉を眺めながらお気に入りを選んだり、イートインでゆっくり味わったりと、それぞれの過ごし方ができます。

のんびり過ごしたいイートイン席
窓の外に広がるのは、かつて金融街として栄えた兜町の街並み。歴史ある建物と新しい店が共存する景色を眺めながら過ごしていると、この街ならではの落ち着いた空気が、お茶の時間をより味わい深いものにしてくれます。
気分や体調に寄り添う、植物の恵みを生かしたブレンドティー

棚にはサンプルが並ぶ
ブレンドティーを監修したのは、漢方薬剤師の吉田重子さん。ノンカフェインを基本に、漢方やハーブ、さらに宮崎県延岡市の自社農園で無農薬栽培された茶葉を組み合わせ、植物の力をやさしく取り入れた6種類をそろえています。

「クラフトハーブティー」(2900円/ティーパック12個入り)
すべてのブレンドに使われているのが、自社農園で育てる「ヒュウガトウキ」です。江戸時代には薩摩藩で「神の草」として大切にされてきた薬草で、やわらかな香りと奥行きのある味わいが特徴です。おやすみ前のひとときに選びたい「リラックスティー」、軽やかに一日を過ごしたい日に寄り添う「バランスティー」など、その日の気分に合わせて選ぶ楽しみも。パッケージも洗練されているので、大切な人への贈り物にも喜ばれそうです。
スパイスがやさしく香るこだわりのチャイ

クラフトハーブティー「CHAI TEA」(700円)
ほっとひと息つきたいときは、「CHAI TEA(チャイティ)」を選んではいかがでしょうか。カルダモンやクローブなどのスパイスに陳皮や高麗人参、そしてヒュガトウキなど14種類もの和漢素材を丁寧にブレンド。口に含むと、スパイスの香りが穏やかに広がり、やさしい余韻が続きます。 街歩きで少し疲れた体にもすっとなじみ、自然と肩の力が抜けていくような飲み心地。季節や気分に合わせて、湯気とともに香りを楽しめるホットと、すっきりと味わえる水出しの2種類から選べます。
グルテンフリーの焼き菓子とともに街歩きの余韻を楽しむ

水出しクラフトハーブティー「BARANCE TEA」(700円)手前「チャイキャロットケーキ」奥「米粉のレモンケーキ」(各780円)
ティータイムには、米粉でしっとり焼き上げたレモンケーキをぜひ一緒に。やさしい甘さと爽やかな酸味がハーブティーによく合い、一杯のお茶がより豊かな時間へと変わります。

ケースに並ぶスイーツ
木枠のショーケースには、オーツバナナブレッドやチャイキャロットケーキなども並びます。どれも素材そのもののおいしさを大切にした、飾らない味わいです。歴史ある建物の中でお茶と焼き菓子をゆっくり楽しむ時間は、新しい店でありながら、この街に以前からあったような落ち着きを感じさせてくれます。日本橋兜町を散策する日の目的地として、覚えておきたい一軒です。
TYNK Kabutocho
ティンク カブトチョウ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
文:高橋茉弓、写真:依田佳子
の人気記事














































