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2026.10.20
秋のアートさんぽにも♪海辺とアートが融合した国際美術展「TOKYO ATLAS」
2026年10月10日(土)から12月20日(日)まで、東京の臨海部を舞台に国際美術展「TOKYO ATLAS」が開催されています。台場・青海・天王洲の3エリアに、公園やビルのアトリウムなど、街の風景と一体になったアート作品が登場。草間彌生の大型作品をはじめ、無料で鑑賞できるのもうれしいポイントです。 今回は、海辺の景色とともに作品を楽しめる公園や、迫力ある展示が見られる施設など、編集部おすすめの鑑賞スポットをご紹介します。秋のアートさんぽを楽しみながら、いつもとは違う東京の表情に出会ってみませんか? ※TOP画像:草間彌生《ヤヨイちゃん》2012/2023、《宇宙に行って見た愛の花束》2021 Courtesy of Ota Fine Arts, ©YAYOI KUSAMA
都市空間を舞台に展開される「TOKYO ATLAS」
海辺とアートの融合が楽しめる3つのエリア
台場エリア|上からも近くでも鑑賞できる「台場公園」
青海エリア|草間彌生作品に圧倒される「テレコムセンタービル」
青海エリア|海を臨む景色とアートの融合「青海南ふ頭公園」
都市空間を舞台に展開される「TOKYO ATLAS」

海沿いのおさんぽと一緒に楽しめます
展覧会名は、世界を支える神話的存在である「アトラス」に由来し、同時に「地図帳」を意味します。 美術館ではなく、公園や水上、地下駐車場など都市空間そのものを舞台に作品が展示されていることが本展の特徴。幕末の砲台跡である「台場公園」や、通常は入れない「地下駐車場」など、東京の歴史や背景を感じる場所でアートを鑑賞することができます。ベイエリアをさんぽしながら新しい東京の魅力を再発見できる美術展です。 一つの見方にとらわれず、さまざまな角度や時間帯に多角的にアートが楽しめますよ。
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海辺とアートの融合が楽しめる3つのエリア

イケムラレイコ《ムーンラビット・ランディング》2026
本イベントは東京の3つの臨海エリアを舞台に展開されています。 台場エリアでは、幕末に築かれた国指定史跡の「台場公園」や、人工砂浜が広がる「お台場海浜公園」を舞台にアートが展開。東京湾が一望できる清々しい場所でアートを鑑賞することができます。 青海エリアでは、高さ37mの吹抜けアトリウムを擁する「テレコムセンタービル」、海運を見渡す「青海南ふ頭公園」、そして普段は立ち入れない「地下駐車場」でアートを楽しむことができます。「地下駐車場」は時間指定予約制のため、来場予約をお忘れなく。 天王洲エリアでは、元ごみ集積所をリノベーションした「アイルしながわ」でアートに浸ったり、関連企画「座標」を寺田倉庫が運営する「WHAT MUSEUM」で鑑賞したりできます。 今回はその中でもことりっぷ編集部がおすすめする4か所のアートをご紹介します。
「地下駐車場」来場予約はこちら
台場エリア|上からも近くでも鑑賞できる「台場公園」

奥:趙要《Something in the Air》(2026) Courtesy of Ota Fine Arts、手前:草間彌生《ナルシスの庭》(1966/2026) Courtesy of Ota Fine Arts, ©YAYOI KUSAMA
台場は、幕末期に黒船を迎え撃つ砲台として築かれ、一発の砲弾も放つことなく開国を迎えた歴史を持つ人工の島です。 そんな台場エリアの台場公園では、大きく窪んだ空間にアートが点在しています。 土塁の上から全体を眺めたり、作品に近づいて細部を鑑賞したりと、さまざまな角度から楽しめます。日の光を浴びてキラキラと輝く無数のミラーボールは草間彌生の《ナルシスの庭》。広大な敷地に広がっています。その奥に見えるのが趙要(ジャオ・ヤオ)の《Something in the Air》。他にも水木塁の3Dプリンターで作られた植物が設置され、人工と自然の境界線を考えさせられるような作品など、美術館でなく都市や自然との融合によって生まれるアートの数々を楽しむことができます。 お台場海浜公園もすぐ近くにあるので、両方とも楽しんでみるのもおすすめです。

水木塁《P⁴(Pioneer Plants Printing Projects)#Daiba Park》2026
青海エリア|草間彌生作品に圧倒される「テレコムセンタービル」

草間彌生《ヤヨイちゃん》(2012/2023)、《宇宙へ行って見た愛の花束》(2021) Courtesy of Ota Fine Arts, ©YAYOI KUSAMA
テレコムセンタービルには、高さ37m・5層吹き抜けの空間に、草間彌生による2つのバルーン作品、《ヤヨイちゃん》(2012/2023)と、日本初公開となる《宇宙へ行って見た愛の花束》(2021)が展示されています。 この2作品を組み合わせて展示する試みは世界初。巨大な作品を見上げていると思わず圧倒されてしまいます。館内の階を移動しながら、様々な角度で作品を見られるのも嬉しいポイントです。

草間彌生《ヤヨイちゃん》(2012/2023)が作家自身の分身として「内なる宇宙」を象徴し、《宇宙へ行って見た愛の花束》(2021) Courtesy of Ota Fine Arts, ©YAYOI KUSAMA は、生命と愛が無限に広がっていく「外なる宇宙」を体現している。
青海エリア|海を臨む景色とアートの融合「青海南ふ頭公園」

ヤギの目《ヤギの目プロジェクト》2026
広い空のもと、大型貨物コンテナやガントリークレーンが並ぶ青海コンテナ埠頭に隣接する青海南ふ頭公園は、東京港の国際的な海運を見渡すことのできる公園です。 ここでは、美しい港の景色とアートの融合が楽しめる竹岡雄二の《GARDEN》や、東京藝術大学小沢剛研究室らによるヤギの飼育を通して、持続可能な創作や研究、表現の場を探求する《ヤギの目プロジェクト》を見ることができます。《ヤギの目プロジェクト》ではかわいらしい2匹のヤギ、ユキコとユキオに会うことができますよ。

竹岡雄二《Garden》(2026) Courtesy of the artist and SCAI THE BATHHOUSE
天王洲エリア|新進作家のアートに出会う「WHAT MUSEUM」

右上:黒田恭章《無題(糸枠)》(2026)、左下:小林椋《まきの木に2基のこま》(2026)、右下:山縣瑠衣《大砲写真》(2026)
関連企画「座標」が、WHAT MUSEUMで開催されています。 「座標」は、東京都がこれまで支援してきたアーティストやキュレーターを中心に、それぞれの創造的活動の「現在地」に光を当てる展覧会です。 1階は「アートマネジメント人材等海外派遣プログラム」を経験したキュレーターを中心に企画。2階では、国内外のアーティストやクリエーターを継続的に支援してきたトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)が構成した展示を見ることができます。 様々な手法で表現されたアートを近くで楽しむことができる本展示は考えさせられる作品が多くあり、思わず長居してしまいそう。多様なアートをたっぷりと楽しむことができます。

青海南ふ頭公園からの景色
いかがでしたか。 1日かけて全エリアめぐってみても、気軽に立ち寄ってみても、様々な楽しみ方ができますよ。 秋の日のアートさんぽにぜひ立ち寄ってみてくださいね。
国際美術展「TOKYO ATLAS」
【台場エリア】台場公園・お台場海浜公園 【青海エリア】テレコムセンタービル 、青海南ふ頭公園、地下駐車場(青海南ふ頭公園内)、東京国際クルーズターミナル、 東京臨海部広報展示室TOKYOミナトリエ 【天王洲エリア】アイルしながわ、WHAT MUSEUM
https://tokyoatlas.jp/
※青海エリア展示会場の「地下駐車場(青海南ふ頭公園内)」は時間予約制
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ことりっぷ編集部 写真:ゆーこ。
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