中欧の宝石、プラハのカフェレストラン

チェコの首都プラハは、世界に名だたる美しい街。第二次世界大戦の破壊をまぬがれた中世の街並みは、絵本の世界そのままのようにメルヘンチックで、宝石にもたとえられています。 そんなプラハの旧市街の、多くの観光客が行き来する通りに、モダンな趣のそのカフェはありました。 ガラス戸を開けて中へ入ると、広々とした店内に白木のテーブルとイスが並べられていてナチュラルな雰囲気。テーブルの上の小ビンには小さな花が活けられ、そのシンプルなかわいさにぐっときてしまいます。出てきたスイーツのおいしさに、すっかり虜になってしまいました。

ロケーションも雰囲気も◎♪

この「ミストラル・カフェ」は、2010年にオープンした比較的新しいカフェレストラン。ロケーションのよさもさることながら、その雰囲気のよさ、料理のおいしさで人気の高いお店です。 午後のまだ明るい時間帯、店内は本を読みつつくつろいで過ごす女性客の姿が目立ちます。にぎやかな外の通りとはうって変わって、ここには静かな時間が流れているのです。子供が遊ぶためのプレイルームもあるので、小さな子供連れのお母さんもゆっくり過ごせそうです。

一番気になるお味のほうは

このお店の一番の魅力はなんといってもスイーツと料理。 店員さんのおすすめスイーツは、バーボッカというチョコレートケーキと、チェコの伝統的なおやつでクレープに似たパラチンキ、そしてヤギのチーズを使ったケーキだそう。興味しんしんでゴートチーズケーキを試してみましたが、レモンの風味がきいていて甘すぎず、さっぱりしていてとてもおいしいんです。店のオリジナルドリンク、ミントのレモネードはもちろんのこと、お酒にも合いそうな大人の味でした。 またこちらでは、朝昼夜の食事をとることもできます。しょうがの風味をきかせたカボチャのスープは、まろやかななかにもぴりっとした個性が感じられ、ほかの料理も大いに期待できそうな味わいでした。 「ミストラル・カフェ」は、旅の思い出をすてきに彩ってくれる、プラハいち押しのカフェレストランです。