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2013.12.25
ブリュッセルで過ごすクリスマスのひととき
一度は過ごしてみたいヨーロッパでのクリスマス。伝統的かつ趣きあるクリスマスの雰囲気は日本では感じられないものがあります。 今回はベルギーの首都、ブリュッセルから心ときめくクリスマスをお届けします。

グランプラスで光のアートを体感

ブリュッセルの観光名所、観光の起点といえば「グランプラス」。市庁舎前に広がる大きな広場です。 ここは15~17世紀の歴史的な建築物に囲まれており、博物館や人気スイーツショップも軒を連ねるブリュッセル観光では外すことのできない場所。 このグランプラスではクリスマスの時期に荘厳でダイナミックな音と光のショーが繰り広げられます。 音楽と効果音に合わせてライトアップの色が次々と変化し、鐘楼がそびえる市庁舎や、ギルドハウスと呼ばれる壮麗な建物を浮かび上がらせます。 ライトアップショーは夕方5時から、平日は1時間に1回、週末は30分に1回の間隔で開催され、15分間きらめく光に包まれ幻想的な時間を過ごせます。 すばらしい装飾の華麗な建物にさまざまなライトがあたって、めくるめく色が変わる様は圧巻です。

冬の風物詩が並びます

この時期はクリスマスマーケットも開催され、屋台がたくさん並んで賑わいをみせます。 大きなマーケットが開かれているのはグランプラスから徒歩1~2分のところにある証券取引所の周辺から聖カトリーヌ教会の前の広場にかけて。約240もの木箱のような屋台がズラリと通りの両側に並ぶと、どこから見ようか何を食べようかワクワクしてきます。 マーケットのオープン時間は平日だと17時頃から21時くらいまで。週末はもう少し遅くまでやっています。 聖カトリーヌ教会の反対側には観覧車、広場の中心にはメリーゴーランド、またスケートリンクもあります。この3つのアトラクションはクリスマスマーケットには欠かせないもので、どこでも見ることができます。ちびっこがスケートリンクではしゃぐ様子をみると心がほっこりします。

屋台で何を買いましょうか♪

屋台にはクリスマスオーナメントやキャンドル、ランプなどの雑貨、フード系ではワッフルやチョコレート、カップケーキ、ホットドックやピザなど気軽に食べ歩きできるものがたくさん売られています。 また、ホットワインやホットビール、ハードリカーなどお酒を扱う店も多いので、仕事帰りにクリスマスマーケットで一杯やっていく人も多いのだとか。 ベルギーらしいのはオイスターバーの屋台。シャンパンとともにプリプリの新鮮なオイスターがいただけます。クリスマスの陽気な雰囲気もあいまって、より一層おいしく感じます。 またチーズやジビエのソーセージをおつまみに、日本ではあまり見かけないシナモンのきいたホットビールを飲んであたたまるのもオススメです。

ベルギーの伝統菓子をおひとついかが

こちらはベルギーの伝統菓子、「キュベルドン(Cuberdons)」。砂糖菓子のカリッとした触感の中にゼリー状のやわらかいものが入っていて不思議な食感を楽しめます。いろいろなフレーバーがあるので数個買ってみて食べ比べてみるのも面白いです。 キュベルドンはもともとゲント地方のお菓子で、ブリュッセルにはこのクリスマスの時期に屋台に登場することが多いのだとか。カラフルなちっちゃい三角形がかわいらしく、目を引くお菓子です。

どこを歩いても絵になる風景が広がります

グランプラスの光のショーを見た後に証券取引所あたりを通りながら教会まで散歩すると、クリスマス気分が盛り上がります。ブリュッセルの主要観光スポットのひとつ、世界最古のアーケード「ギャラリー・サンテュベール」の中や、その前の通りもイルミネーションのきらめきが美しくてため息。 情緒ある建築物に囲まれた美しい広場でクリスマスを過ごす・・・。今年は空想旅行で、来年は実際に足を運んでみませんか?一生の思い出になるステキな時を過ごせますよ♪

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