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2014.10.15
“パリでいま一番おいしいコーヒー”が飲める「クチューム 青山店」が初上陸
※こちらの店舗は2016年4月に移転しております。取材時とはメニュー変更の場合もあります。 青山の骨董通りに、フレンチテイストの本格コーヒーが味わえる店があります。カフェ文化が根付くパリにおいて革命を起こしたと賞賛される、「クチューム」の味わい深い一杯をいただきましょう。
スタイリッシュな雰囲気で、おしゃれな人が集う店

白と木目で清潔感のある店内。骨董通り側は全面ガラス張りで、明るい空間です
「クチューム 青山店」は、青山のおしゃれなエリアとして有名な骨董通りにあります。古くは古美術や骨董店、現在ではインテリアショップやカフェなどが建ち並ぶ、道行く人もどこかハイセンスな雰囲気の通りです。お店に集まるのも、周辺に勤めるデザイナーなどクリエイティブなお客さんが多いとのことです。 パリ本店の雰囲気を踏襲したという店内は、白を基調に木やコンクリートなど異素材がミックスされた研究室(ラボ)のような雰囲気。メニュー表やコーヒーを入れるカップなどからも、計算づくの洗練された印象が感じられます。
パリで噂のコーヒーは、まるでワインのような複雑なテイスト

日本でも導入数がとても少ないという「スチームパンク」。金属フィルターで豆本来のうま味を抽出できます
“パリでいま一番おいしい”と評され、パリっ子を魅了するコーヒーは、フランス出身のアントワンとオーストラリア出身のトムが出会ったことから生まれました。 パリといえば成熟したカフェ文化が根付く街というイメージがありますが、アントワンとトムにとってパリのコーヒーは、“苦くて水っぽい液体”だったそう。オーストラリアで、厳選された豆を使って品質を徹底管理し、バリスタがトリップする「サードウェーブコーヒー」に出会った彼らは、パリのコーヒーに革命を起こしたいと思い「クチューム」を立ち上げました。 二人が目指したのは高品質で極上の一杯。土にこだわる農園に直接出向き取引し、定期的に訪れることで、厳選されたコーヒー豆を仕入れることができ、パリ本店の人気はもちろん、多くのホテルやレストランに豆を卸すようになりました。 日本でもパリ本店の味わいを楽しめるよう、スチームパンクという抽出の時間や温度をコントロールできるマシーンを導入。クリアでピュアな味わいとオイリーな味わいをあわせ持つ、極上の一杯を再現しています。味に奥行きがあり、複雑な香りで、豆のうま味を保っているため、まるでワインのようなフルーティーさで、女性でも飲みやすいテイストとのことです。

「スチームパンク」S380円、M460円。季節や豆の仕入れにより、その日に使う豆の種類を変えています

使用する豆により、抽出方法を変えるこだわり.ハンドドリップは「V60」S450円〜、M550円〜
コーヒーとのマリアージュにこだわった料理の数々

フレッシュな野菜をたっぷり使った「スモークチキンとスプラウトのサンド」650円
おいしいコーヒーには、おいしいパンがはずせません。「クチューム 青山店」では、パリの人気パン職人、ゴントラン・シェリエ氏が手がける「GONTRAN CHERRIER(ゴントランシェリエ)」のパンを使い、コーヒーとの相性を考え考案されたパンのメニューを豊富にそろえています。 例えば「スモークチキンとスプラウトのサンド」(写真上)は、単品でも満足できる味わい。ターメリックを練り込んだカレー風味のバンズやショウガソース、スモークチキンで香りを、10種類以上の野菜で食感やフレッシュさを出しています。サンドをひと口ほおばって、すかさずコーヒーを口にすると、カレーの味とコーヒーの香りが絶妙にマッチ。一見意外な組み合わせですが、新鮮かつ好相性な味わいです。 また、コーヒー豆を使った自家製のメニューや、コーヒーにピッタリな旬のデザートも充実。 お買いものの休憩に、ランチに、極上のコーヒーを味わってみませんか?

野菜やハムをふんだんにはさんだ「クロックムッシュ」780円

こだわり抜いた豆のエスプレッソを煮詰めて濃縮し、アングレーズに加え混ぜて作った「自家製エスプレッソアイス」700円

COUTUME 青山店
クチュームアオヤマテン
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富樫政友、写真:渡邊裕未
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