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2014.10.13
常連客が足繁く通う、鎌倉で評判のパン屋さん「ラフォレ・エ・ラターブル」
鎌倉駅西口から徒歩7分。由比ヶ浜通りの六地蔵交差点近くに、開店と同時に常連さんが次々と訪れるパン屋「ラフォレ・エ・ラターブル」さんがあります。バケットやカンパーニュなどハード系のパンが人気です。
やさしい味わいの天然酵母パン
パン職人の上野 晋さんと奥様の京子さん。そして1歳3ヵ月の看板娘
フランス語で森とテーブルという意味の「ラフォレ・エ・ラターブル」は、夫婦で営むアットホームなパン屋さん。木をふんだんに使ったウッディな雰囲気のお店では、ご主人がせっせとパンを焼き、奥さまが朗らかに接客。そんな2人の人柄と、自家製天然酵母を使ったおいしいパンを目当てに、足繁く通う常連客たくさんいます。 ハード系パンは、外は歯ごたえがあり、中はしっとり。かむほどにやさしい味わいが口に広がります。味の決め手は、酵母の温度管理を徹底すること。そうすることで酸味をおさえ、マイルドな味に仕上がるのだそうです。天然酵母のパンは酸っぱいからちょっと苦手…という人も、こちらのパンならきっとおいしくいただけるはずです。
ランチやディナーのおともに
開店時には、ショーケースには約20種類のパンが並びます。売れ筋はなんといってもバケットやカンパーニュといった食事パン。焼きたてのパンを自宅に持ち帰り、家族や気の合う友人たちと、おしゃべりしながらお料理と一緒に楽しむのが鎌倉スタイルです。 チーズをたっぷりつかったフロマージュは表面がカリッとこうばしく、単品でも満足のボリューム。生地に紅茶を練り込んだほのかに甘いティーブランは、オープン当初から根強い人気です。 また、ドライトマトとゴルゴンゾーラチーズを練り込んだゴルゴントマトは、赤ワインにピッタリでついつい飲み過ぎてしまうほど。ほかにも、ファンの多い定番の調理パンや期間限定のパンもあって食欲をそそります。
地元カフェの人気メニューにも
人気の調理パン
都内のパン屋で修行していたご主人の晋さんが鎌倉の街に惹かれて移り住み、この地でパン屋さんをオープンしたのは2013年4月。以来、クチコミで評判が広がり、またたく間に固定ファンが増えました。 取材当日も、開店と同時にあっという間に数種類のパンが売り切れてしまいました。商品の補充はしないので、お目当てのパンがあるなら午前中に訪れるのがオススメです。 最近では地元の人気カフェにもパンを卸しているそうで、看板メニューに同店のパンが使われているところも。もしパンが売り切れていた場合には、気さくな上野夫妻にカフェの場所を聞いてみて。お気に入りのお店がもうひとつ増えるかもしれませんよ。
La foret et la table
ラフォレ・エ・ラターブル
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写真 西朝子
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