松島と宮城のおいしいものをていねいにセレクト

松島生まれ、松島育ちの店主と奥さまが笑顔で迎えてくれます

JR松島海岸駅から、松島の穏やかな海と五大堂を眺めながら歩いて約10分。2014年2月にオープンしたおみやげ店のニューフェイス「エムパントリー」は、松島の海を思わせる明るい水色ののれんとフラッグが目印です。 木箱を生かしたレイアウトの店内には、店主が厳選した松島のおいしいおみやげ品がずらり。宮城の銘菓や地ビールのほか、石巻のコーヒー店に作ってもらったオリジナルブレンドや、気仙沼カキのオイスターソースなど、宮城の沿岸部の水産加工品や調味料などがそろい、現在取り扱うのは約80品目。そのすべてが、店主の鈴木幸太郎さんが自ら足を運んで選び、味見をして納得したものです。 質問すると料理での使い方や食べ合わせなどを教えてくれるだけでなく、「実際に味わって、納得してもらうのがいちばん」と、試食できるアイテムが多いのもうれしいところ。ひとつひとつのアイテムのエピソードを伺いながら、じっくりと選ぶことができます。素敵なデザインのパッケージや、ひとり用にちょうどいい小分けのみやげが多いのも、店主の気配りを感じさせてくれます。

石巻の「珈琲工房いしかわ」が、松島をイメージしブレンド。1ドリップコーヒー「松島」（156円）

カキのおいしさいっぱいの「カキとコメと」

カキの旨みがいっぱい詰まった「カキとコメと」（一枚240円）

店頭では、松島名物のカキをアレンジした手作りのおせんべいも販売しています。「カキとコメと」は、宮城県産ひとめぼれの米粉と、宮城産カキをプレスしてパリッと焼き上げる名物おやつ。丸めた米粉の生地にカキを丸ごと1個乗せ、カキの汁をかけて焼くので、パリッとしたおせんべいを一口かめば、豊かな磯の香りが口いっぱいに広がります。カキのおいしさを丸ごととじこめた大人も納得のおいしさで、リピーターが多いというのもうなずけます。海に浮かぶ小島を眺めながら、のんびり散策のお供にいかが？ 松島、そして宮城との“おいしい出会い”を求めて「エムパントリー」へ足を運んでみてください。お気に入りの味がきっと見つかりますよ。