地元の人たちに愛されるパン屋さん

仙台市営南北線泉中央駅西1出口から徒歩3分。「アドゥマン」は、美しい芝生が広がる七北田公園のすぐそばにあります。アドゥマンとは、フランス語で「また明日ね」という意味。「また明日ね」とあいさつを交わせるよう、地域の人たちに親しまれるパン屋さんになりたいという想いから名づけたそうです。 朝8時の開店と同時に、途切れることなくお客さんがやってきます。焼き立てのパンの香りが漂う店内には、「この間のパン、すごくおいしかった♪」「明日サンドイッチを作るんだけど、どのパンがおすすめ？」と、お客さんとスタッフの和やかな会話が飛び交います。

クロワッサンが絶品です

クロワッサン

お店の1番人気は、表面はパリパリ、中はしっとりの「クロワッサン」（200円）。一口頬張ると、バターの風味が口いっぱいに広がり、自然と頬も緩みます。濃厚ながらスッキリとした後味が特徴のカルピスバターを使用しているので、甘すぎず、飽きのこない味わい。そのため、ピリ辛味のソーセージや塩気のあるベーコンなどとの相性もばっちりです。 クリーミーなチーズに生ハムの旨みがアクセントとして効いた「生ハムとカマンベールチーズのクロワッサンサンド」（400円）などの、食事系サンドイッチも好評ですよ。

朝昼晩で異なるパンが味わえます

午後にはおやつ用に「カヌレ」（160円）などの焼き菓子が並びます

店内に並ぶパンは、時間帯によって種類ががらりと変わります。朝はエネルギーをとれるようにと、デニッシュなどの甘いパンをメインに。夜は翌日の朝食にできそうなイングリッシュマフィンやくるみパン……と、お客さんの声を取り入れながら、生活スタイルに合ったパンを置くようにしているそう。そのため、出勤前にイートインスペースで朝食をとったり、購入したパンをランチに楽しむ人も多いのだとか。朝昼晩と通っても、違うおいしさに出会えるのがうれしいですよね。

小ぶりなパンには具材がいっぱい詰まっています

具材がたっぷりと入ったパンが多いのも、「アドゥマン」の人気のヒミツ。サクサクのデニッシュ生地の上に、数種類のきのことベーコンがこんもりと乗った「きのこのデニッシュ」（250円）や、ナッツがぎっしり詰まった「キャラメルナッツのデニッシュ」（220円）など、小さめのサイズながら食べ応え十分。最後の一口までおいしいパンを届けたいと、甘さや塩加減のバランスにもこだわっているそうです。

また、旬の食材を使ったパンやキッシュ、焼き菓子などの期間限定のメニューも常時、2、3種類販売しています。こちらも具材がゴロッと入って、とってもボリューミー。当日に仕入れた食材で作るため、その日だけの日替わりメニューになることもあるそう。限定メニューが並んでいるのを見つけたら、ぜひ味わってみてくださいね。