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2015.02.09
ブロカントに囲まれた、阿佐ヶ谷「カフェ スパイル」
※2015年2月9日に公開されたものです ブロカントと呼ばれる、ていねいに使い込まれた愛すべき古道具に囲まれて、穏やかなひと時を過ごせる阿佐ヶ谷の「cafe spile(カフェ スパイル)」。スパイスの利いたオリジナルメニューが豊富で、ディナーメニューも充実しているので、夜カフェとしても人気が出てきています。
味のある古道具が生み出す、美しくも無駄のない空間

JR阿佐ヶ谷駅の南口から徒歩6分。中杉通りから路地へ入って少し進んだところに、「カフェ スパイル」はあります。 シンプルで温かみのあるインテリアは、100年以上の年月を経たアンティークではなく、ブロカントと呼ばれる、それよりも新しい年代の古道具が中心。ていねいに使われて味のでてきた、実用的なアイテムを置くことで、無駄のないすっきりとした空間を生み出しています。 アクセントになる白熱灯の照明も、それぞれ別のところから集めたてきた一点もの。オーナー夫妻の松村さんが時間をかけ、全国から気になる古道具や廃材を探し、選び抜いたものだそうです。
オーナー夫妻がこだわった居心地のよさ

総合プロデュースは、吉祥寺の人気店「サジロカフェ」で有名なアトリエ・サジロさんへ依頼。集めたブロカントのアイテムをもとにした細やかな空間デザインで、居心地がよく美しい店舗ができあがりました。 オーナー夫妻の「カフェでゆったりのんびり過ごしてほしい」というこだわりから、席が広めに配置されているのもうれしいポイントです。

スパイスを利かせたメニューがおすすめです

カフェメニューは、シナモンやクローブなど6種のスパイスが口の中で広がる「スパイスシフォンケーキ」(620円)や、クミンやシナモンなど6種のスパイスをブレンドした「チャイ」(550円)など、スパイスを上手に利かせた料理が揃います。食後にじんわりと体を温めてくれる、ヘルシーなものばかりです。 シフォンケーキは低温で乾燥させて、「シフォンラスク」(180円)としても販売しているので、おみやげにもおすすめですよ。
落ちついた雰囲気で夜カフェにもぴったり

定食やカレーなどのボリュームのある食事も用意されています。人気セットメニューの「ねぎとろ温玉 柚子胡椒醤油」(980円)は、和風スパイスである柚子胡椒と料理の相性が抜群。サラダに使われている、スパイスの利いたオリジナルドレッシングも見逃せません。 ワインやビールに合うおつまみも充実しており、最近では夕方以降に「夜カフェ」として利用するお客さんも多いそうです。 ちなみに、店名の由来は「spice for smile」を短く縮めて「spile」なのだとか。スパイスの利いた料理はもちろん、素敵なお店の雰囲気やおもてなしなど、笑顔になるためのスパイスがいっぱい詰まった、ほっこりできるお店でした。

cafe spile
カフェスパイル
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谷川 梓
中央線あるあるPROJECT

中央線あるあるPROJECTは、「なみじゃない、杉並!」をキャッチフレーズに、杉並区、産業団体、企業、NPOが集結し、杉並の中央線沿線(高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪)の魅力を「観光」という視点から広くご案内しています。
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