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2015.04.02
インテリアにぴったり♪ワンランク上のフォトスクラップ3パターン
愉しかった旅の思い出の写真、せっかくならいつでも見られるようにお部屋にかわいく飾っておきたいですよね。そこで今回は、コラージュ作家・永岡綾さんおすすめの、インテリアとしてのフォトスクラップアイディア3つをご紹介します。
パターン1.じゃばら式アルバムを立てて飾ろう

市販されているじゃばら式のアルバムは、広げて棚の上などに飾ればインテリアに。部屋に飾るなら、1ページに写真を1点ずつ、余裕を持たせて貼ります。 デコレーションは、ステッカーなどでまんべんなく埋めようとせず、余白を楽しむくらいの気持ちで加えましょう。1ページに1枚の写真と、その写真から連想されるモチーフのパーツを1枚貼るだけで、すっきりとまとまりのあるスクラップに。ストーリー性のある写真を連続して並べてみてもおもしろいですね。
パターン2.おしゃれなクリップで留めるだけ

もっと手軽に写真を飾りたい人におすすめなのが、クリップで写真や旅から持ち帰ったチケットの半券、地図などの思い出グッズ、アンティークのレースなどの装飾品を一緒に留めて、壁にピンナップするアイディア。クリップは事務用品だけでなく、おしゃれなデザインのものが雑貨屋さんなどで売られています。 スクエアタイプの写真を混ぜて飾るなど、形やサイズを不揃いにすると、飾った時に全体のバランスがとりやすくなります。壁に飾る際にはピンで留めたり、重くなければマスキングテープで貼ってもOKです。
パターン3.小さな空き箱を使った立体フォトフレーム

普通のデコレーションでは物足りないスクラップ上級者にトライしてほしいのが、空き箱を使った立体フォトフレーム。お菓子などが入っていた小さな箱を使って、その中に写真の世界観を表現してみましょう。 例えば、植物を撮影した写真を飾るなら、ジオラマの木の素材を使い、ピンセットと接着剤で箱の中にレイアウトしていきます。ジオラマ用のパーツは専門店やネット通販、東急ハンズなどでも入手可能です。 ジオラマ用素材でなくても、拾ってきた木の葉やどんぐり、ワインのコルクなども使えます。写真の雰囲気に合う色や素材なら何でもOK。作った箱をたくさん並べれば、コレクションボックスのようににぎやかになります。
◎布やレースなどで立体感を持たせると華やかな印象に◎

布やレースなどを使い立体感を持たせたデコレーションをすると、より華やかに仕上ります。モコモコ素材の毛糸やボタンなどもポイント使いしてみましょう。使う素材は、写真の雰囲気に合わせて自由に組み合わせて。リング綴じのスクラップブックなどは、少々ふくらんでもOK。パンパンになって思い出がいっぱい詰まった1冊ほど、愛おしいものです。 輸入ものやアンティークの手芸用品を扱うお店で探してみると、フォトデコレーションにぴったりなアイテムがたくさん見つかりますよ。ぜひ試してみてくださいね。
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宇都宮薫 構成:相馬由子
取材協力/永岡綾さん

編集者・コラージュ作家。イギリスでブック・バインディングに出会ったのをきっかけに、コラージュやスクラップブッキング、紙を使った雑貨づくりをはじめる。著書に『スクラップホリックの本』『フレンチ・コラージュ・レッスン』(エディシォン・ドゥ・パリ刊)、『フランス、かわいい紙めぐり』(パイ・インターナショナル刊)など。
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