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2025.12.09
京都旅の朝食は「旬菜 いまり」で、土鍋の炊きたてごはんとおだしの効いたおばんざい
京都を旅するとき、重視したいポイントのひとつは「朝食」ではないでしょうか。焼きたてのパンと香り豊かなコーヒーにも惹かれるけれど、ホカホカごはんとおだしが効いた和食を食べたい気分。そんなときは、四条烏丸エリアにある和食店「旬菜いまり」はいかが? 炊きたての土鍋ごはんと、ごはんが進むおばんざいの、王道の和朝食が楽しめますよ。
アクセス便利な街なかの和食店

店名は、店主が伊万里焼が好きなことに由来
地下鉄烏丸線と東西線の烏丸御池駅、地下鉄烏丸線の四条駅、阪急烏丸駅のいずれからも徒歩10分ほど。新町通から少し西の六角通沿いに「旬菜 いまり」はあります。 京町家を改装し、ダークブラウンを基調とした店内は落ち着いた雰囲気。通り側にはテーブル席、奥にはひとりでも気楽なカウンター席があります。夜は常時10~15種類ほどの一品料理と店主が吟味した日本酒がそろい、2軒目、3軒目使いにも重宝します。

白木のカウンター席

朝の光が差し込む通り側のテーブル席
炊きたての土鍋ごはんが登場、「京の朝ごはん」

「京の朝ごはん」はHPからの予約2200円(※電話予約の場合は+200円)
10年ほど前にはじまり、今では京都旅の定番人気となった「京の朝ごはん」は、京都産を中心とした旬素材で作るおばんざい2種、だし巻き、西京焼き、サラダなどが付く、王道の和朝食。何よりうれしいのが、お米の目利きのプロ・京都の八代目儀兵衛が選りすぐったコシヒカリを、来店時間にあわせて土鍋で炊いてくれること。ひと粒ひと粒がぴんと立って、土鍋の底にできたおこげまでおいしくいただけます。

ふたを開けると、湯気とともにいいにおいが立ち上る

鮭の西京焼き。魚はそのときどきで変わる
このときのおばんざいは、おだしのうまみが染み込んだなすのオランダ煮と万願寺とうがらしの「炊いたん(煮物)」でした。塩麹で下味をつけてからじっくりと味噌に漬け込み、焼き上げた西京焼きは、ふっくらやわらか。

自慢のだし巻きは定番のひと品

料理はどれも素材の味を生かしてやさしい味わいに仕上げている

ごはんのお代わりももちろんOK

店内に飾られていた「京の朝ごはん」のミニチュアは、常連さんの手づくり作品とか
縁むすびのご利益で知られる六角堂(頂法寺)や、世界遺産の二条城、京都御苑や鴨川も徒歩圏内。おいしい朝ごはんで元気をチャージして、京都の旅を満喫してくださいね。

旬菜 いまり
シュンサイイマリ
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文:佐藤理菜子 写真:マツダナオキ
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