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2016.12.21
ふかふかなニットのルームシューズに癒される。下町・両国発の布ぞうり専門店「MERIKOTI」
(C)HASEGAWA@ 「MERIKOTI(メリコティ)」は、地場産業のニットづくりの技術を活かして専用の紐からつくりあげる布ぞうりの専門店。ふかふかな肌触りとほど良い硬さのバランスが絶妙で、新しい形のルームシューズとして人気を集めています。
オープンしたばかりの「すみだ北斎美術館」からすぐ
布ぞうりを製作中の職人さんたち
都営地下鉄両国駅から徒歩5分。11月下旬に開館した「すみだ北斎美術館」にほど近い、北斎通り沿いに「メリコティ」はあります。 店内へおじゃますると、色鮮やかな約30種類の布ぞうりが壁に飾られ、その可愛さにすっかり心を奪われます。 「メリコティ」は、地場産業のニットづくりの技術を活かして「オレンジトーキョー」が開いた、アトリエ兼ショップ。肌触りの良いやわらかいメリヤス(ニット)を使い、職人さんにお願いしてひとつずつ手で編んでつくっているそうです。
すべて職人の手づくりです
ニットの紐を使い、すべて手作業でつくられる
ふかふかでほつれず、ちょうど良い硬さもある。そんな肌触りの良い草履をつくるには、1年ほどは練習期間が必要だそうです。 職人さんは、アトリエで働く錦糸町だけでなく、布ぞうりづくりの大先輩である青森県八戸市の農家さん、さらに手先が器用なベトナムのハノイの農家さんと、3都市で約10名の女性が携わっています。
ニット作家の草本美樹さんがデザインを担当
「Ellen」シリーズ(S~L7560円)
デザインは、すべて「MERIKOTI」デザイナーでありニット作家として編み物業界にファンの多い草本美樹さんが手がけています。 そのデザインは全部で5シリーズ。「Ellen」はコサージュがアクセントのロマンティックなデザイン、「Anne」は小花をあしらった洗練された女性をイメージしています。 さらに、「Hans」はビタミンカラーやボーダーを使ったボーイッシュなテイストの「Hans」など、それぞれまったく違う印象です。
メンズライクでスタイリッシュなシリーズ「Mika」(7020円)
こちらは北斎が描いた「神奈川沖浪裏」にインスピレーションを受けてつくられたデザイン。江戸情緒あふれる下町らしいアイテムですね。
先割れ靴下を履いて、足元をぬくぬくに
「二重履き冷え取り靴下(2足)」(3240円)
冷え性の方は、ぞうりを履くときに一緒にシルクと綿の2足がセットになった先割靴下をどうぞ。シルクと綿を重ねて履くことで、保温・保湿効果がアップしますよ。 お店では第2・4火曜と土曜の月4回、ぞうりづくりのワークショップも開いているので、ぜひ参加してみてくださいね。
MERIKOTI
メリコティ
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