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2017.01.08
NYの老舗店が手がけるチーズバーで、とろ〜りあつあつのフォンデュやラクレットを
ニューヨークはマンハッタンのダウンタウンにあるチーズ専門店「Murray’s Cheese」(ムレイズ・チーズ)。1940年に創業した、地元の人に愛される老舗店です。 その数軒隣にはこの店の姉妹店でチーズ専門のチーズバーがあります。4年前のオープン以来、地元の人を中心に支持されているお店です。とろ〜りあつあつのフォンデュやラクレットなど、バラエティ豊かなチーズ料理が楽しめますよ。
77年前にオープンした老舗のチーズ屋
70年以上ずっとこの地にあるチーズ専門店「Murray’s Cheese」。200種類以上のチーズを販売している
1940年創業の「ムレイズ・チーズ」は市内に2店舗、全米に300店舗展開する老舗のチーズ専門店です。店内では、全米はもとより世界各国から取り寄せた各種チーズやアルコール類の販売のほか、ペアリングイベントも定期的に開催しています。
店内にあるケーブ(チーズ専用冷蔵庫)。ほかにクイーンズ区には大規模なケーブも構えている
老舗のチーズ専門店がオープンしたチーズバー
ムレイズ・チーズ・バーの店内
ムレイズ・チーズの数軒隣に、お酒を飲みながらチーズを楽しめるチーズバー「Murray’s Cheese Bar」(ムレイズ・チーズ・バー)がオープンしたのは、今から4年半前のこと。 白い壁と赤いイスのコントラストが印象的なお店で、店内の壁には一面にチーズやチーズに関連したあらゆる写真が飾られています。 午後4時のオープンと共に、地元の人を中心に少しずつお客さんの数が増え始めます。
各種チーズが陳列されたバーカウンター。中には期間・数量限定のチーズも!
チーズメニューとお酒が楽しめるチーズバー
オープン当初から唯一残っている人気メニュー「Classic Buffalo Cheese Curds」(12ドル)
ムレイズ・チーズ・バーでは、約40種類のチーズメニューと10種類の肉料理、そしてそれらに合う100種類のワインなどが提供されています。 メニューには、日本でも人気のフォンデュー(25ドル)、トロっと溶け出したチーズをポテトやパンなどに絡めていただくラクレット(2人分28ドル)、アメリカの朝ごはんの定番で4種のチーズを使ったグリルドチーズ「ムレイズメルト」(12ドル)、グリュイエールチーズが入ったフレンチオニオンスープ(12ドル)など、魅力的なメニューが並んでいます。
あふれんばかりのチーズ4種がサンドされたグリルドチーズ「Murray's Melt」(12ドル)。トマトスープにディップするのがツウの食べ方
「チーズの種類が多すぎて選べない」という方には、アラカルト(各6ドル)や、週替わりの季節の厳選3種のチーズとワインのペアリング「ザ・シーズナル」(16ドル、上写真)もおすすめ
ディナーや観劇前にちょこっとチーズがNYスタイル
「チーズの知識はワインと一緒でとにかく食べて舌で覚えていくしかない」と、店長のジェイク・ゴズニカーさん
このお店は場所柄、観光客はもちろん、地元の人がふだん使いでよく利用しているのだとか。通常のディナーとして食べに来るのはもちろんのこと、他店での会食や観劇に行く前に、チーズとワインを軽くつまんで30分ほどで出て行く使い方も人気のようです。 同店では、チーズメニューの提供のみならず、チーズ製造業者を招いてのワークショップを定期的に行ったり、テースティングやペアリングのイベントなども行っており、チーズの知識を地元の人に啓蒙する活動を地道に続けています。 ニューヨークを訪れることがあれば、地元の人に愛されるこんなローカル店でアメリカのチーズはもちろん世界中のチーズに舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか?
Murray’s Cheese Bar
ムレイズ・チーズ・バー
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