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2017.01.10
好きな具材を好きな量だけのっけた市場価格の丼が人気♪ 塩竈市場の「マイ海鮮丼」
日本有数のまぐろ水揚げ量を誇る塩釜水産物仲卸市場。威勢の良い声があちこちで飛び交う市場では、一般の人も卸値で買い物ができます。お得で新鮮な魚介類で、観光客や地元の漁師さんの朝食としても人気のオリジナル海鮮丼作りに挑戦してみませんか?

塩竈市民の台所として親しまれる市場

仙台駅から電車で約30分。東塩釜駅で下車し徒歩15分ほどのところに、鮮魚店や水産加工品店115店舗が並ぶ「塩釜水産物仲卸市場」はあります。 市場には、まぐろの専門店が多く、運が良ければ目の前でまぐろを解体する様子が見られることも。最近では、活気に満ちあふれる賑やかな雰囲気や、市場で働く人たちの姿に惹かれ訪れる外国人観光客が増えているそうです。

まずは具材選びから

市場を訪れる多くの人に好評なのが、オリジナルの丼作りができる「マイ海鮮丼」です。 まずは、具材選びから。お店をめぐり、新鮮な魚介類を購入します。気になる具材を各店で選ぶのはもちろん、海鮮丼におすすめな数種類を少量パックにしている店もあり、どれにしようか迷ってしまいそう。1パックを数人でシェアすればさまざまな味が楽しめますよ。

おいしい食べ方など気さくに教えてくれる
具材選びの楽しみのひとつが、市場の人とのコミュニケーションです。旬の魚介を教えてもらううちに、ついあれもこれもと買いたくなります。この日は、9月から12月までの間に塩釜港に水揚げされる「三陸塩竈ひがしもの」と呼ばれ、鮮度や色つやの良さに優れためばちまぐろの赤身や中トロのほか、いくらや赤えびを購入しました。

ほかほかごはんに具材を好きなだけのせましょう

盛り付け方も人それぞれ

「ごはんセット」みそ汁付(並300円、大盛400円、特盛500円)
具材が決まったら、市場内のマイ海鮮丼コーナーでごはんセットを購入し、いよいよ盛り付けです。1種類の具材を贅沢に山盛りにしたり、みんなでシェアして何種類も盛り付けたりなど、できあがりは多種多様。ひとつひとつの丼に作る人の個性が出ます。

「ごはんセット」並(300円)を含み1500円ほど
この日作った海鮮丼の具材は6種類。なかでも、めばちまぐろの赤身は、舌の上でとろけるような食感と脂の甘みがごはんにぴったりです。市場ならではの新鮮なネタということはもちろん、世界に一つだけの丼だと思うと、よりおいしく感じます。 好きな新鮮魚介を好きな量だけのせたわがまま丼を作りに足を運んでみてはいかがでしょうか?

塩釜水産物仲卸市場・マイ海鮮丼
シオガマスイサンブツナカオロシイチバマイカイセンドン
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石山せりこ 写真:板元義和
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