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2017.02.14
世界でここだけ。15種類のショコラショーが味わえる「ブロンデル銀座」のカフェ
※こちらのお店は閉店しました。 「ブロンデル」は、1850年にスイスのローザンヌで誕生したショコラティエです。銀座店は世界で唯一の支店でカフェも併設。ここでしか味わえない限定のチョコレートドリンクを味わうことができますよ。
約160年前の技法やレシピはそのまま
本店を意識した、照明の着いた雰囲気のブティック
東京メトロ銀座線駅A3出口から徒歩5分。中央通りの銀座7丁目交差点を左へ進んだ先に「ブロンデル銀座」はあります。 スイスの避暑地・ローザンヌで誕生した「ブロンデル」。当時もっとも斬新だったチョコレート技法を学んだショコラ職人のアドリアン・ブロンデルが、お店を開きました。 創業時からの名物は、フランス語で“金槌”を意味する手割チョコレート「マルトー」。今は手割ですが、当時は大理石のテーブルの上で平たく固めたチョコレートを金槌で叩き割り、豪快に販売されていたそうです。
カフェがあるのは銀座店のみ
カフェは白を基調にした明るい内装
現在は若きショコラ職人のバスチャン ティボーが跡を受け継ぎ、昔ながらの技法やレシピはそのままに数名の弟子と手づくり。銀座店では手間隙かけてつくられたその貴重なチョコレートを飛行機で直輸入し、販売しています。 1階がチョコレートのブティック、2階にオリジナルチョコレートドリンクやスイーツなどが食べられる、銀座店限定のカフェが併設されています。
看板メニューは15種類のショコラショー
「ショコラショー カネル」(1300円)。たっぷり2杯分いただけます
ぜひ注文したい看板メニューは、現地でブレンドされたショコラを、温めたミルクで溶かして提供される15種類の「ホットチョコレートドリンク(ショコラショー)」。 ミルクチョコレートもしくはダークチョコレートをベースに、濃度33%のミルクたっぷりの甘いものから、濃度80%で濃厚でビターなものまで幅広くそろっています。ハーブのカルダモンやラム酒、チリペッパーなどアクセントを効いた味もあり、お好みでどうぞ。
おすすめは、ほのかにバニラが香る少し甘めのベースチョコレートに、シナモンとはちみつを加えた「カネル」。とても滑らかな飲み口で、チョコ自体が甘く、シナモンがしっかりと効いています。 スイスはミルクチョコレート発祥の地のため、ダークチョコレートとはいえ結構甘め。どこか懐かしさを感じる、ほっこりとする味わいですよ。
濃厚なチョコレートの「フォンダンショコラ」
「フォンダンショコラ」(600円)。5cmほどの小ぶりなサイズ
さらにブロンデルのチョコレートをもっと楽しみたい人は、オリジナルケーキもあります。日本人パティシエが東京にある小さな工房で、本国「ブロンデル」のチョコを使って作る、オリジナルです。 寒~い冬にぴったりなのは、カカオの深みある香りを引き出した、エキストラビターチョコレートがベースの「フォンダンショコラ」。数十秒オーブンで温め、ぷるぷるとした半生状態の生地で提供されます。しっとりとした口当たりで濃厚な味わいです。
「ザッハトルテ」(600円)
このほか、「ザッハトルテ」や「ヘーゼルナッツ スイスロール」、月替わりの「今月のケーキ」もあるので、お気に入りを見つけてくださいね。
ブロンデル銀座
ブロンデルギンザ
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上浦未来
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