
704
2017.11.06
炭焼きトーストにフルーツサンド…売り切れ必須の老舗ベーカリー「ペリカン」のカフェが浅草にオープン
※こちらの記事は、2017年11月6日に公開されたものです。 浅草の老舗ベーカリー・ペリカン。そのすぐ近くに、この夏カフェがオープンしました。ペリカンの食パンを炭火で焼いた「炭焼きトースト」や新鮮なフルーツたっぷりの「フルーツサンド」など、ペリカンのパンを使った充実のメニューを求めて、毎日多くの人でにぎわっています。

「ペリカン」のパンを使った「ペリカンカフェ」

ベーカリー「ペリカン」同様、赤いひさしが目印
地下鉄の田原町駅や蔵前駅から歩くこと数分。浅草の喧騒から少し離れた通り沿いに、「ペリカンカフェ」はあります。 1942年に創業された浅草の「ペリカン」といえば、食パンとロールパンの二種類のみを扱う、歴史あるベーカリーとして有名です。職人さんが毎朝食パン400~500本、ロールパン3800〜4000個をつくり続けても、そのほとんどが売り切れてしまうほど人気があります。

「ペリカン」の由来は、2代目の学生時代のあだ名から取ったそう。

店主(ママ)の渡辺馨さん
店主は、ペリカンの2代目店長・渡辺多夫さんの娘である渡辺馨さん。「日頃からペリカンのパンを愛してくださる方に、もっとパンを楽しめる場を作れたら」との思いで、念願のカフェをオープンしました。 ペリカンのくちばしの黄色をテーマカラーにした店内は、明るい活気と清潔感に溢れていて、老若男女を問わず訪れる人が後をたちません。

外はカリッと、中はもっちり。炭焼きトースト

コーヒーと紅茶は、ペリカンのパンを生かすオリジナルブレンド
メニューのオーガナイザーを務めたのは、イタリア料理研究家のパンツェッタ貴久子さん。上の写真は、特注の焼き台で一枚一枚、丁寧に焼いた「炭焼きトースト(単品340円、ドリンク付き600円)」。四角いアルミ製のプレートは、食パンを焼くときの鉄の焼き型をイメージしたそう。 3cmもの厚みのあるトーストは、遠赤外線の効果で、外はカリッと香ばしく焼き上がり、中はもちもちとした食感に。 まずはそのまま、そしてバターを伸ばして、最後にジャムをつけていただくと、一枚のトーストでさまざまな味わいを楽しむことができます。

こちらは旬のフルーツを使った「フルーツサンド(900円)」。手に取るとこぼれそうなくらいたっぷりと生クリームが入っているのに、甘さが控えめでさっぱりと食べられてしまうのが不思議です。 他にも、ハムカツサンドや小豆トースト、ポテトサラダにクリームソーダなど、下町らしいメニューが揃い、どこかホッとする懐かしい気分に浸れます。

ワインなどのお酒と一緒に♪

モッツァレラとフロマージュブラン、パルミジャーノの3種類をミックスした「白いチーズトースト(730円)」は、サクサクとした炭火焼の香ばしさと、とろっとしたチーズの味わいがたまりません。カフェではワイン (白・赤、 各520円)もオーダーでき、濃厚なチーズとの相性は抜群。ぜひワインと合わせていただきたい一品です。 なお「フルーツサンド」と「本日のサンドイッチ」、「本日のトースト」は平日11時から(土曜日のみ朝から)のオーダーとなるので、足を運ぶ際は気をつけてくださいね。

ペリカンカフェ
ことりっぷ編集部おすすめ
このエリアのホテル
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
MIFA
ごはん
の人気記事
の人気記事