394
2018.02.16
お茶の文化が息づく城下町。島根・松江でひと休みにおすすめのカフェ5選
“日本三大和菓子処”のひとつとして知られる、島根県・松江。江戸時代の藩主、松平治郷は当時を代表する茶人であり、茶の湯の文化を広めました。そんな松江には、ひと休みにぴったりのすてきなカフェが点在しています。和菓子やパフェをおともに、ゆっくりした時間をすごしてみませんか?
濃厚抹茶スイーツと上質な日本茶。「スカラベ 別邸」
松江の茶舗「千茶荘」が営む「日本茶カフェ スカラベ別邸」。ソファ席もあり、くつろげる雰囲気の店内では、本格的な抹茶や緑茶とともにオリジナルの和スイーツをいただけます。抹茶のパフェは、日本茶製造メーカーだからこその濃厚な味わい。 “別邸”となっているのは、近くに本店の「スカラベ136」があるから。本店の方がより大きな建物で、そちらでも同じく日本茶でひと休みできますよ。
日本茶cafe Scarab別邸
ニホンチャカフェスカラベベッテイ
ふんわり食感の抹茶ゼリーが評判。「八雲庵 別館」
約270年前の姿のまま、保存されている武家屋敷は、松江の観光スポットのひとつ。敷地内に併設されている休憩処「八雲庵 別館」の窓からは、武家屋敷の庭園を眺めることもできます。こちらでは、出雲松江藩の第7代藩主が名乗った号「不昧(ふまい)」にちなんだ「不昧公(ふまいこう)」が人気。ふんわり食感の抹茶ゼリーに白玉とバニラアイスがのった和スイーツで、添えられた粒あんと練乳を合わせていただきましょう。
八雲庵 別館
ヤクモアンベッカン
鳥のかたちのクッキーもかわいい♪「喫茶室ツバメ」
松江駅から南に歩いて6分ほど。ナチュラルな雰囲気の「喫茶室ツバメ」は、ていねいに作られたバランスの良いランチが人気のカフェ。「おやつセット」のパフェには、店名とおなじツバメをモチーフにしたクッキーが飾られています。地元の焙煎所「松浦珈琲」の豆を使ったコーヒーもおすすめです。
喫茶室ツバメ
キッサシツツバメ
風情あるお堀を眺めて一服。「茶話処 十三夜」
「茶話処 十三夜」は、松江城の堀川沿いにある隠れ家的なお店。全国のお茶どころから仕入れる個性豊かな煎茶やほうじ茶と、わらび餅や白玉だんごといった甘味をいただけます。北側と西側の大きな窓からは堀川と、時折通る遊覧船を見ることができ、城下町らしさを感じますよ。
茶話処 十三夜
チャワドコロジュウサンヤ
職人の作る繊細な和菓子。「喫茶きはる」
松江歴史館に併設された茶房「喫茶きはる」。こちらでは、黄綬褒章ほか、数々の受賞歴がある和菓子職人・伊丹 二夫さんの創作する上生菓子を、抹茶やコーヒーとともにいただけます。オーダーを受けてから作り上げるので、出来たての和菓子を楽しめるのが魅力。季節ごとの意匠や松江の伝統的なものなど、美しい見た目と味を堪能しましょう。
喫茶きはる
キッサキハル
***** いかがでしたか? 今回はことりっぷアプリの投稿から、松江のカフェをまとめてご紹介しました。 掲載の写真は過去のものです。メニューや営業時間、定休日などの情報は、各施設に確認してからおでかけしてくださいね。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
朝光洋理
の人気記事