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2021.08.06
【プレゼントも♪】美肌県しまねでキレイを目指す♪すべすべ美肌が叶う夏の温泉めぐり
島根県は肌を美しく保つ条件がそろっていることから、“美肌県”といわれているのをご存知でしょうか。日照時間の関係で紫外線が少ない気象条件はもちろんですが、県内各地に湧く豊かな泉質の温泉も美肌県たる理由のひとつ。今回は、肌汚れや古い角質がたまりやすい夏の肌悩みを解決してくれる島根県の4つの温泉を温泉ソムリエの資格を持つ安藤美紀さんの美肌ポイントと一緒に紹介します。癒やされながら美肌をかなえる温泉と、その周辺のグルメや体験を通して、キレイを目指す美肌の旅に出かけませんか? 記事の最後には素敵な賞品がもらえるアンケート&プレゼントキャンペーンも♪ぜひ応募してみてくださいね。
【有福温泉】レトロな温泉街にこんこんと湧き出る美肌の湯

中央の丸い石塔から源泉が流れる
約1370年前、聖徳太子の時代に開湯された歴史ある温泉があるのは、島根県西部の山深い場所。石段と細い路地が迷路のように続く温泉街を歩くと、古き良き旅館や3つの公衆浴場にめぐりあえます。なかでも一番人気の「御前湯」は、古くから「福の湯」として愛されてきた公衆浴場。昭和初期に現在の西洋建築に改装され、今では有福温泉のシンボルとなっています。

(右上)西洋建築の御前湯(右下)斜面に沿って広がる温泉街。外湯めぐりを楽しんで
レトロモダンな建物に入ると、昔懐かしい木製の番台で湯番さんがお出迎え。湯の温度は42~43度と有福温泉のなかでは最も高いため、休憩をはさみながら時間をかけてゆっくり浸かるのがおすすめです。 また有福温泉の公衆浴場の泉源はそれぞれの建物の近くにあり、新鮮で良質な湯を楽しめるのが魅力のひとつ。御前湯の女湯の泉源はなんと脱衣所にあるそう。新鮮な湯にたっぷり含まれた美肌成分を、天然の化粧水のように肌に浸透させましょう。

御前湯
ゴゼンユ
【有福温泉 立ち寄りスポット①】 粒あんの優しい甘さとふわりと香るよもぎのハーモニー

10個入り850円、20個1700円
有福温泉でぜひ味わいたいのが、約60年間愛され続ける「善太郎餅」。こちらは仏教に厚い信仰をもったと地元に伝わる善太郎さんの話をもとに生まれたそう。江津(ごうつ)産のよもぎがふわりと香る餅と、粒あんのやさしい甘さが口に広がる、素朴ながらも上品な味わいです。ひと口サイズなのでおみやげにはもちろん、温泉街散策のおともにもぴったり。川のほとりに立つ店のなかには茶屋もあるので、情緒豊かな空間で抹茶と一緒に味わえます。
善太郎餅 本店
ゼンタロウモチホンテン
【有福温泉 立ち寄りスポット②】緑に囲まれた温泉宿でリラックスステイ

緑を眺める大浴場の露天風呂
温泉街から少し離れた森の中に建つ「旅館ぬしや」は、創業250年を誇る一軒宿。ちょっと早めに宿に到着したら、まずはお楽しみの温泉へ。石見(いわみ)の酒蔵を移築した大浴場には、緑に癒やされる露天風呂と内湯があり大きな梁が情緒を添えています。木の香りに包まれる「檜」と、地元産福光石を使った「石」の2種類の貸し切り風呂では、静かな空間でリラックスタイムを楽しんで。有福温泉から引いている美肌の湯と、洗練された空間が心も体もキレイにしてくれます。

(左上)庭を眺める離れの客室(右上)夜には庭をライトアップ(左下)会席の一例(右下)3000坪の敷地を散策
客室は趣の異なる全9室。緑あふれる庭を囲むように、江戸時代後期の古民家や和室をしつらえた一棟建ての離れ、和モダンな本館が並びます。夕食は島根和牛や松葉ガニ、あわびなど、厳選した島根食材を使った会席でおもてなし。酒蔵を移築した食事処で贅沢なひと時が過ごせます。
旅館ぬしや
リョカンヌシヤ
【有福温泉 立ち寄りスポット③】里山のトラットリアで味わう地産地消のイタリアン

Iターンで島根に移住した夫妻が営む
有福温泉から車で30分の場所にあるイタリアンのお店「トラットリア キツツキ」。白を基調としたシンプルな店内には大きな窓が配され、連なる山々や畑が織りなす景色に心が安らぎます。

ランチコースの「BOSCO」3500円。内容は日によって異なる
こちらで味わえるのは、地元食材を本格的なイタリアンへと昇華したコースランチ。近隣の農家や漁師から直接仕入れるという栄養満点の食材だけでなく、器にも地元・江津の石州宮内窯と石州嶋田窯の作品を取り入れ、地産地消にこだわります。「海・山の幸が豊富な島根には眠っている食材がまだまだある。それを見つけて届けたい」とオーナーの大原さん。島根の“おいしい”を味わって体の中からキレイになりましょう。
トラットリア キツツキ
【ラムネ銀泉】日本有数の炭酸泉で体の芯までポカポカに

(左)湯上りに味わいたい銀泉ラムネ1本150円(右上)貸し切り湯は事前予約制(右下)源泉が流れる水車が目印
無色透明の源泉が空気に触れると緑、黄色、オレンジへと色が変化する、自然の神秘が感じられる「頓原天然炭酸温泉 ラムネ銀泉」。湯温は38~40度とぬるめですが、時間をかけて浸かることで、湯に含まれたたっぷりの炭酸ガスが働いて体の芯までポカポカにしてくれます。しっかり温まったあとは、冷たいラムネを飲んでクールダウンも忘れずに。さらに血行の流れを良くして美肌を目指すなら、15度の水風呂を備える貸し切り風呂で交代浴を。タイル貼りがかわいい湯船で、気兼ねなく美肌磨きができますよ。

頓原天然炭酸温泉 ラムネ銀泉
トンバラテンネンタンサンオンセンラムネギンセン
【ラムネ銀泉 立ち寄りスポット①】島根の恵みを味わう道の駅でおやつタイム

「ラムネMILK堂」で味わえるキャラメルラテ440円
ラムネ銀泉で温まったあとは、飯南町にある道の駅に立ち寄りを。レストランや産直市などで、地元のおいしいものを発信しています。なかでも、飯南町生まれのスイーツを味わえるのがカフェ「ラムネMILK堂」。美肌づくりには欠かせないビタミンやタンパク質を含む地元の搾りたて生乳と、旬の果物や野菜、お茶、藻塩など、飯南町や隠岐の島の食材を使った14種類のアイスがそろいます。どれも体想いの素材を厳選し、あっさりと味わえるのが魅力。飯南町の旬の味覚を味わう甘いひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

(左)アイスダブル400円(右上)旬のフレーバーアイスを染み込ませた、ふれんちトースト600円(右下)道の駅の売店で購入できる「日和高原ミルクジャム」各864円
道の駅 頓原
ミチノエキトンバラ
0854-72-1111
0854-72-1720(ラムネMILK堂)
http://www.r-yamanami.com/
https://www.lamunemilkdo.com/
【ラムネ銀泉 立ち寄りスポット②】緑に囲まれた隠れ家宿で非日常な森ごもり
インドネシアの家具を配したおしゃれなロビー
どこを見渡しても山々に囲まれた、森の中の隠れ家宿「森のホテル もりのす」。宿がある飯南町は、町の9割を森林が占めているという山深い高原地帯で、朝はしんとした静けさと澄んだ空気に包まれ、夜には満天の星が眺められます。夕食は奥出雲和牛と旬の野菜を贅沢なグリルスタイルで。大自然のなかに身をおいてリトリートする時間は心を豊かにしてくれますよ。
森林セラピーは飯南町観光協会が開催。体験は宿泊予約の際に申し込みを。体験料6000円(宿泊の場合)
森の入口に建つこちらの宿では、豊かな自然を体感する森林セラピーが体験できます。森林セラピーとは“医学的に解明された森林の持つ力”を借りて心と体の健康を取り戻すというもの。森林セラピストの案内で森林浴をしたり、森の中でヨガやアロマテラピー、ハンモックなどを体験したり。歩くスピードを少し緩めて、五感で風の音や木々の香りを感じれば、自律神経が整い心を落ち着かせてくれるはずです。
森のホテル もりのす
モリノホテルモリノス
【益田温泉】新感覚クラフトホテルの温泉でしっとり美肌に

開放感あふれる女湯。ミストサウナが付く
益田市から新たなカルチャーを発信するクラフトホテル「MASCOS HOTEL」。空間デザインや家具、器、ファブリックなどはすべて地元の職人たちと一緒に作ったもので、そこかしこに宿る郷土の美も魅力です。 美肌を叶える温泉は、敷地内の地下深くに流れる源泉を汲み出したもの。ぬるっとした肌触りの湯が、肌をしっかり保湿してすべすべにしてくれます。白を基調とした女湯は開放感あふれる空間で、華やかなタイル貼りの壁でリゾート感を演出。さらに女湯にはミストサウナ、男湯にはドライサウナもあるので、汗を流してすっきり整うのもおすすめです。

(左上)客室のカップは石見焼き(右上)最上階のエグゼクティブテラス(左下)マスコスハンバーグ1650円、地元で獲れた魚のカルパッチョ900円(変動あり)(右下)6~9月限定のかき氷1320円
フロアによってテーマカラーが異なるという客室にも島根生まれのアイテムが使われています。例えば客室にあるお茶は津和野の茶葉をオリジナルでブレンドし、カップも地元・石州宮内窯の特注品。また浴衣は益田の縫製メーカーと共同開発したもので、温泉のあとでもさらっと着心地がいいニット素材を使っています。実際に試して気に入ったアイテムは購入することもできますよ。 夕食は1階に入るカジュアルなバーダイニングへ。島根育ちの上質な食材を気軽に味わってほしいと、島根和牛を贅沢に使ったハンバーグや近海で獲れた鮮魚のカルパッチョなど、地元食材のアラカルトを提供しています。夏限定で自家製シロップを使った天然氷のかき氷も登場します。

MASCOS HOTEL
マスコスホテル
【益田温泉 立ち寄りスポット①】潮の満ち引きで姿が変わる、紺碧の海に浮かぶ神社
山陰のモンサンミッシェルと称される
東山魁夷が描いた皇居壁面画『朝明けの潮』のモデルとしても知られる、碧く美しい小浜海岸。そんな紺碧の海に囲まれた宮ヶ島に「衣毘須神社」は建っています。島へと渡れるのは波が穏やかなときや潮が引いているときだけ。砂浜の参道が現れ、境内へと導いてくれます。島まで渡れたら鳥居の先にある赤い石州瓦のお社で参拝を。雄大な景色と神秘的な神社が、心と体をニュートラルにしてくれますよ。潮位は時間によって変化するので、事前に調べて訪れるのがおすすめです。
衣毘須神社
エビスジンジャ
【益田温泉 立ち寄りスポット②】老舗青果店で味わうフルーツスイーツ

フルーツパフェ918円、メロンパフェ1296円
創業100年近くの青果店「Fruits moritani」で味わえるのは、フルーツを惜しみなく使ったスイーツの数々。色とりどりのパフェは、大きくカットされた果物がゴロゴロと入り、甘さ控えめのクリームとマッチ。夏は益田産のアムスメロンや巨峰、シャインマスカットなどが味わえます。フルーツシェイクやかき氷など、みずみずしい果物のおいしさを生かした夏ならではのメニューもチェックしてくださいね。

(左上)2021年1月にリニューアル(右上)季節のフルーツサンド シャインマスカット972円、フルーツサンド324円(左下)ドライフルーツ各518円~(右下)JR益田駅の目の前にある
断面が美しいフルーツサンドもこちらの人気商品。常時10種類ほどがそろい、最後まで果物を味わえるようにと端の方までびっしりとフルーツが入ります。ほかにも益田産を中心とする旬の果物のほか、無添加無加糖のドライフルーツやコンフィチュール、グラノーラも販売。ビタミン豊富な果物をおいしく味わって、内側からキレイを磨きましょう。
Fruits moritani
フルーツモリタニ
【承久の湯】新しい贅沢、新しい旅のカタチを提案。泊まれるジオパーク「Entô」

(左上)隠岐を代表するネイチャースポット「摩天崖」(右上*)隠岐の恵みをふんだんに使用したお料理(左下*)目の前に雄大な海広がる大浴場(右下*)プライベートテラス付きの客室「ネスト ジュニアスイート」*Photo by Kentauros Yasunaga
自然を全身で感じて心から綺麗になりたい方は、ちょっと足を伸ばして隠岐諸島へ。2021年7月にオープンした「Entô(エントウ)」は、ジオパークの展示機能も含め、ミュージアムでもあり、レジャー施設でもありホテルでもある、島民と旅人との交流の拠点として、新しい旅のかたちを提案する施設です。ここで楽しめるのは、島内の宿泊施設では唯一の温泉「承久の湯」。古い角質を落とすクレンジング作用があり、雄大な自然を見渡しながらすべすべ美肌を叶えます。 2021年新築の別館「Entô Annex NEST」とこれまでの歴史を受け継ぐ本館「Entô BASE」、2つの棟から構成。NESTとBASEあわせた全36室は、すべてオーシャンフロントで、眼前に広がる島前カルデラ、行き交う船の姿を眺めながら、自然の中に溶け込むようなひとときを過ごせます。

【アンケート&プレゼント】抽選で10名様に「Fruits moritaniのドライフルーツセット」をプレゼント♪

アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で10名様に「Fruits moritaniのドライフルーツセット」をプレゼントいたします。みなさまのご応募をお待ちしております♪ 賞品名:「Fruits moritaniのドライフルーツセット」 応募期間:~8月19日(木)まで 賞品の発送:9月上旬 ※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
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