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2025.12.23
京都・東山の「Chocolaterie HISASHI」で、世界が認めたショコラにうっとり♪
冬になると恋しくなるお菓子のひとつにチョコレートがあります。京都の「Chocolaterie HISASHI(ショコラトリー ヒサシ)」は、世界トップクラスのパティシエが生み出す、チョコレートケーキやボンボンショコラ、焼き菓子が充実したスイーツショップです。イートインスペースもあるので、旅の途中に立ち寄って、ほっと一息ついてみませんか?
平安神宮からもすぐの好ロケーション
三条通に面した広い間口のショップ
「Chocolaterie HISASHI」へは、京都駅から地下鉄で約15分の東山駅で下車。三条通を東へ歩くこと5分です。京町家の瓦を思わせるひさしと白いのれんが迎えてくれる、ガラス張りのショップが、世界レベルのショコラの殿堂なのです。
京都から多彩なチョコレートの世界を発信
ショーケースには、生ケーキやボンボンショコラが並ぶ
オーナーの小野林範さんは、バームクーヘンなどで有名な滋賀県の「クラブハリエ」で15年修業し、フランスの「ワールドチョコレートマスターズ2015」に日本代表として出場し準優勝に輝いた実力の持ち主。2018年に独立し、今のお店をオープンさせました。
三条通に面したカウンター席でカフェタイム
お店に足を踏み入れると、ショーケースには数々のショコラがスタンバイ。右側の店奥は、6席ほどのイートインスペースと、手みやげによさそうな焼菓子などのコーナーに分かれています。 イートインを利用する場合は、ショーケースから選んだ好みのケーキと飲み物を、先にレジで注文して席で待ちましょう。
シックな姿のチョコレートケーキとモンブラン
「タルトショコラ」972円。チョコレート細工の美しいグラデーションにも注目
Chocolaterie HISASHIのお菓子の基本は、素材をいかすこと。たとえば、チョコレートだけでも数10種類のものを使い分けているそう。 そのことを余すところなく味わえるのが「タルトショコラ」です。透けるように薄いチョコレートはビターな味わい。光沢のあるチョコレートの中には、とろけるようなチョコムース、オレンジ風味ブリュレ、そしてチョコレート生地。土台部分にはオレンジのコンフィチュールに合う濃厚なチョコレートが使われています。
「モンブラン」972円(秋から栗がなくなるまでの期間限定)
毎年9月ごろから販売が始まり、その年に収穫した栗がなくなると販売も終了するというモンブランは、午前中になくなることもあるという幻のケーキ。 熊本産の栗の風味を生かせるやさしい味わいのミルクチョコレートが使われ、中のメレンゲはサクサク。和栗の香りが、どことなく和菓子を思わせるようなお菓子です。
おもたせにぴったりな、ボンボンショコラや焼き菓子も
「シューアラクレームショコラ」1個648円
どのケーキもテイクアウトできますが、手みやげによさそうなのがシューアラクレームショコラ。シュー生地に詰められているのは、シェフのこだわり卵をたっぷり使ったカスタードクリーム。チョコレートクリームが詰められた本格シュークリームは、意外と見かけることが少ないので、スイーツファンにはうれしい一品です。
「ボンボンショコラ」1個432円。好きなものを好きなだけ選べる
宝石のようなボンボンショコラは改まったときの贈りものにもなりそう。お茶や日本酒、柚子など和素材を生かしたものが京都らしいと話題に。1粒から販売されており、おすすめは6粒の詰め合わせ(3024円~)。自由に組み合わせることもできるし、王道を集めたもの、和素材をアソートしたものなどのセットもあります。 そのほかにも、クッキーやサブレ、タブレットチョコなど気軽に楽しめる焼菓子をはじめ、かりんとうショコラなどの和洋折衷菓子も京都らしいですね。
焼菓子はイートインスペースの棚にディスプレイ
Chocolaterie HISASHIは、平安神宮や干支の馬にちなんだ粟田神社からも徒歩で5分ほどの距離。初詣の行き帰りにふらりと立ち寄って、京のチョコレートを味わってみませんか。
Chocolaterie HISASHI
ショコラトリー ヒサシ
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文:戸塚江里子(らくたび) 撮影:小川康貴
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