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2025.12.24
京都・平安神宮近くの「Cafe ヒペリカム」で過ごす癒やしの時。手作りおはぎやかわいいネコのクッキーも♪
ごはんが食べられて、おいしいスイーツとコーヒーがあって、落ち着いた時が過ごせる、そんなカフェに求められるものが、すべてそろっているのが「Cafeヒペリカム」。平安神宮という観光地のすぐ近くでありながら、世代を問わず地元の方も出入りする、そんな居心地のよいカフェです。古い町家を改装した空間で、ほっこりとした時を過ごしてみませんか。
平安神宮や岡崎神社からすぐのカフェ
コンクリート打ちっぱなしの壁にガラスの扉が目印
「Cafe ヒペリカム」へは、京都駅から市バスで約35分の岡崎公園 動物園前で下車。岡崎通を5分ほど北へ進みます。四条河原町からは市バスで約20分の岡崎道で下車、徒歩すぐです。 雰囲気のある鉢植えや、レトロな鳥籠、昔なつかしい「おはぎさん」の招布(まねぎ)が迎えてくれるヒペリカム。独特の世界観に期待も高まります。
町家を改装したゆったりした店内
椅子席だけでなくソファ席も。席間が広くゆったりした店内
店名のヒペリカムの花言葉は「きらめき」「悲しみは続かない」。店主の粟津さんは、この前向きな言葉に共感し、自分の店の名にしたそうです。 2011年に、お母様と2人でお店をスタート。今では、ランチも和甘味も焼き菓子も素敵がそろった隠れ家カフェとして、知る人ぞ知る存在です。
食器棚の器は、お祖母様やお母様から譲られたり粟津さんが旅先で見つけたりしたもの
ヘルシーな一皿、雑穀米の豆カレーは器にも注目
「特製雑穀米の豆カレー季節 の温野菜添え(キャベツのピクルス付)」1200円
ランチのおすすめは、「肩ひじはらない、シンプルで体にいいもの」というコンセプトのカレー。黒米やキヌア、発芽玄米、はとむぎなど10種以上の雑穀米に、大豆、ひよこ豆、青えんどう、レッドキドニーという4種の豆が入った自家製のカレールー。季節の野菜が添えられた一皿です。 つけあわせのキャベツのピクルスも自家製。サラダ感覚で食べられるやさしい酸味なので、カレーを食べ終わったころには、ポットいっぱいに入っていたピクルスも完食・・・ということもあるそう。 また、器は陶芸作家・十場天伸さんによるもの。まだ粟津さんがお店の開店準備をされている頃、京都の陶器市でたまたま見つけ、一目惚れしたそうです。
手作りのおはぎや、かわいい焼き菓子も
「雑穀米の手づくりおはぎさん(ド リンクセット)」1150円~
もうひとつの人気メニューは、注文を受けてから仕上げてくれる手作りおはぎ。小豆をきび砂糖で炊いた自家製あんこを、黒米、きびなどの雑穀をブレンドした餅で包んだ和のおやつです。 あんこ、きなこ、ごまの3種があり、好みのおはぎ2種とドリンクのセットでほっと一息つくこともできます。意外にもコーヒーがよく合うそうですよ。
「チビねこクッキー(3枚入り)」380円
お店では、焼き菓子や店主に縁のある雑貨も販売。なかでも、ネコの顔の形をしたクッキーは、手作りのため1枚1枚表情が違います。ネコ好きさんにプレゼントすれば、喜んでくれそうですね。
布小物や紙もの雑貨、器までが並ぶコーナー
ヒペリカムでは、サンドイッチなどのパン系や、チーズケーキをはじめとした洋菓子、冬に恋しくなるおぜんざいなどの和甘味も充実。メニューはすべてテイクアウトもできます。平安神宮のお参りの行き帰りに、ぜひ立ち寄ってみませんか?
Cafe ヒペリカム
カフェ ヒペリカム
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文:戸塚江里子(らくたび) 撮影:小川康貴
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