789
2018.04.03
通常の5倍の茶葉を使用!濃厚ミルクティーが味わえる。千駄ヶ谷の紅茶専門店「モンマスティー」
個性的なカフェが多いことで知られる千駄ヶ谷。そこで10年以上にわたり、地域住民たちから愛される紅茶専門店があることをご存知ですか? ほど良く優しい甘さの紅茶を求めて、朝早くから夜遅くまで、たくさんの人が訪れるスタンドカフェがあるんですよ。
鳩森八幡神社前の五差路に佇む紅茶カフェ
「モンマスティー」があるのは、JR千駄ヶ谷駅からほど近い、鳩森八幡神社前の五差路の一角。赤と白の外観は、こじんまりとしていながら思わず吸い寄せられる存在感があります。オーナーの柏井慶一さんが「歩きながらでも、気軽に紅茶を楽しめる店を作りたい」と、当時まだ珍しかったスタンドタイプのカフェをイメージし、2006年にオープンしました。
自然と会話が生まれる、道に面したカウンター
イートインスペースはなく、お店の前にベンチやテーブルが一脚ずつちょこんとあるだけ。それでも立ったままのお客さん同士がどちらともなく声を掛け合い、雑談を交わしたり、ぼんやりと休憩したり。一杯の紅茶を手に、思い思いの時間を過ごし、すこし元気になって帰っていく…。そんな日常の風景がかいま見られます。 初めてのお客さんには、サンプル(味見)として試飲のサービスも行なっています。オープン後しばらくは認知してもらうため、店頭で30万個もの試飲カップを配ったこともあったのだそう。
茶葉は通常の5倍。濃厚でまろやかなミルクティー
「モンマスティー 」(M:350円、L:390円)に、玉ねぎやキノコの「キッシュ」(290円〜)
もちろん温めても美味しい。「モンマスホット」(手前・350円〜)
モンマスティーのミルクティーといえば、濃くてなめらか、香り高い独特の味わいが特徴です。それもそのはず、厳選したスリランカ産の茶葉を通常の5倍の濃度で煮出し、オリジナルブレンドのミルクをたっぷり使用。ほんのりとした甘さを出すため、柏井さんが何度も試行錯誤を重ねてたどり着いた、まさに「こだわりの味」なのです。 午前中だけで80個も売れるという手作りのマフィンや、数量限定のキッシュなどのフードメニューは、すべて「このミルクティーに合う」ことだけを念頭に、理想の味に仕上げました。
「このあたりで迷ってしまう人が多いから」と、手描きの文字とイラストで表した道案内の看板
メニューは他に、レモンソーダを加えた「モンマススカッシュ」(370円〜)やホイップクリームにアイスが乗った「モンマスパフェ」(420円〜)など、スイーツ代わりにいただけるユニークなミルクティーも。 朝は7時から、夜は12時まで営業しているため、通勤や学校の行き帰りに立ち寄る人でいつもいっぱいです。 2020年の東京オリンピックを前に、注目を集める千駄ヶ谷。その街角で、モンマスミルクティーのほっとする甘さを味わってみませんか。
モンマスティー
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
MIFA
の人気記事