「練馬区立美術館」でエスプリのきいたポスターを鑑賞

《としまえん：７つのプール》1989年 ポスター（オフセット印刷、紙） アラン・ヴァタール蔵 ©Annie Charpentier 2018

まずは西武池袋線中村橋駅のすぐ近くにある「練馬区立美術館」へ。4月15日（日）まで「練馬区独立70周年記念展　サヴィニャック　パリにかけたポスターの魔法」を開催中です。20世紀を代表するフランスのポスター作家・サヴィニャックが手がけた作品は、ユーモアにあふれ、今なお色あせない魅力がたっぷり。今回の展覧会では、サヴィニャックが描いた「としまえん」の広告ポスターも展示されています。

美術館に隣接する「練馬区立美術の森緑地」に展示された、カラフルでかわいい動物のオブジェも見どころ。この機会に、ぜひ訪れてみて。 ○練馬区独立70周年記念展　サヴィニャック　パリにかけたポスターの魔法 【期間】〜2018年4月15日（日） 【場所】練馬区立美術館

オーガニック野菜のうまみを生かした“おやさいスイーツ”を

野菜を使ったスイーツが並ぶ。クリームにごぼうや生姜など10種類の野菜を使った「奇跡のシュークリーム」700円、人参・さつま芋・きのこ類を使った「奇跡のプリン」500円

アートを楽しんだ後は、美術館から徒歩約3分の「ナチュラルスイーツ どんぐりの木」へ。店内には、甘い物好きのオーナーが自然食材にこだわって開発した、オリジナルの野菜重ね煮スイーツが並びます。野菜好きはもちろん、野菜が苦手な人にもぜひ食べてほしいおいしさ。併設のカフェでスイーツを味わいながら、ほっこりとしたひと時を過ごすのもいいですね。

緑あふれる「光が丘公園」と和の魅力が詰まった美術館

気持ちのいいイチョウ並木のプロムナード

都営大江戸線光が丘駅から徒歩8分。住宅街の中にある「光が丘公園」は、緑あふれる広大な公園。敷地内には、野鳥や魚などに親しめるバードサンクチュアリをはじめ、テニスコートやバーベキュー広場などさまざまな施設があります。春は広場周辺の桜並木がピンク色に染まり、芝生に座ってのんびりお花見を楽しめますよ。

和の雰囲気が落ち着く「光が丘美術館」（入館料は500円）

緑の中でリフレッシュした後は、公園から歩いて約7分の「光が丘美術館」へ。ここでは、日本画や版画など日本の美術をじっくりと味わえます。日本庭園が美しいそば処や、初心者でも体験できる陶芸教室も併設。不定期で音楽コンサートも開かれます。 ※そば処は4月中旬まで休業予定。

天然酵母の生地を焼き上げた無添加パンをおみやげに

カフェ併設のナチュラルなベーカリー。商品のポップに食材が細かく記されているのが嬉しい

豊島園駅の近くにある「ベイカリー オールドキッチンオーガニック」は、天然酵母の生地を使い、素材はすべて無添加というこだわりのパン屋さん。店内には体が喜ぶものばかりが並びます。併設のカフェには、有機野菜のスープやパンケーキなどのスイーツも。焼き立てのパンと一緒にいただきましょう。

「としまえん」のメインストリートで桜さんぽ

道の両脇を桜が彩る

好みのパンをいくつか買ったら、桜が咲き誇る「としまえん」へ。メインストリートの桜並木のお花見を楽しみつつ、遊園地の中を歩いてみましょう。

最後は「豊島園　庭の湯」スパ＆リゾートで癒やしのひと時を

遊園地のイメージが強い「としまえん」のすぐ隣に、おとなが楽しめる天然温泉があるって知っていました？　「バーデと天然温泉 豊島園 庭の湯」は、中学生以上から利用できるスパ＆リゾート。露天風呂もある天然温泉をはじめ、明るく開放的なバーデプール、女性に人気の岩盤浴、食事処やバーカウンターまである贅沢な日帰り温泉施設です。アロマの香りに癒やされながら、1日の汗を流しましょう。

水着着用の男女混合エリア・バーデゾーンから日本庭園に出られる。ベンチもあるので、庭を眺めながらゆったり過ごして

バーデゾーンでは、日本を代表する造園設計家・小形研三氏による1200坪の清閑な日本庭園を臨むことができます。露天風呂のような屋外天然温泉ジャグジーからは、四季を感じる庭園を眺められ、リラックスできます。館内着で庭園を散策するのもおすすめ。

湯上りには、2階のバーカウンターでお酒はいかが？　カクテルをはじめ、日本酒・ワイン・ウイスキーなどを味わえます。17時から20時まではハッピー バー アワー。銘柄にもこだわったお酒が1杯500円でいただけます。ちょこっとつまめるおつまみと一緒にどうぞ。

いかがでしたか？　緑あふれる公園やアートスポット、食材にこだわったグルメなど、新しい発見がいっぱいの「としまえん」周辺。散策の締めくくりは、庭園を眺める天然温泉のスパリゾートでリフレッシュ。春の休日、お花見とあわせてゆったりとした1日を過ごしてみましょう。