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2018.08.21
ソフトクリームやティラミスをサンド♪ 老舗菓子店プロデュースのどら焼きカフェ、仙台「EIGYOKUDO CAFE」
仙台の緑あふれる閑静な住宅街にある「EIGYOKUDO CAFE」。山形の和洋菓子店が手掛けた、どら焼きが味わえるカフェです。生地でサンドしているのは、あんこはもちろんティラミスやソフトクリームなど! テイクアウトできるメニューもあるので、手みやげにもぴったりです。
毎日ていねいに手焼きするふわふわの皮
木のぬくもりが感じられるこじんまりとした店内
仙台市営地下鉄泉中央駅から車で10分。緑豊かな住宅街に2018年2月「EIGYOKUDO CAFE(エイギョクドウカフェ)」がオープンしました。 カフェをプロデュースしたのは、江戸末期に創業した山形の老舗菓子店「榮玉堂(えいぎょくどう)」。名物メニューは、バラエティ豊かな餡をサンドしたどら焼きです。「エイギョクドウカフェ」でも「榮玉堂」と同じ製法で、毎日どら焼きを手作りしています。
「どら焼き」(194円)
どら焼きの皮は、しっとりしながらもふわふわの食感。秘密は卵の泡立て方にあります。 白身と黄身を一緒に泡立てる“共立て”が一般的と言われるなかで「エイギョクドウカフェ」は“別立て”。白身を八分立てまで泡立てメレンゲにし、生地に混ぜます。メレンゲが入ることで、きめ細やかでふんわりとした独自の食感を生み出しています。
「マンゴーどら焼き」(238円)
なかにサンドする餡は、定番のあんこ以外はクリーム系。約2ヵ月ごとに変わる季節限定を合わせると、毎日7種類ほどのどら焼きが店に並びます。
さっぱりとした甘さが魅力のスイーツどら焼き
「どら焼きソフト」(648円)。ソフトクリームのフレーバは抹茶のほかにバニラもある
ソフトクリームをサンドした「どら焼きソフト」は、夏にぴったりのひんやりスイーツ。抹茶ソフトクリームとあんこをサンドしたどら焼きが、涼し気なガラスの器にすぽっと収まっています。 皮とあんこ、抹茶ソフトクリームをスプーンですくって、ひと口パクリ。抹茶の渋みとあんこの甘みがバランス良く、風味も豊かな一品です。
和と洋がミックスした変わり種どら焼き
「ティラミスどら焼き」(238円)
「エイギョクドウカフェ」の自信作、「ティラミスどら焼き」は「榮玉堂」では取り扱いのないメニュー。 ティラミスのマスカルポーネチーズの間にサンドしているのは、なんとどら焼きの皮! 独自のふんわりとした皮に、たっぷりとエスプレッソを染み込ませています。甘いだけでなく、エスプレッソの苦みがしっかりと効いた、ちょっぴり大人な味わいです。
フォトジェニックなラテアートが自慢のカフェラテ
「カフェラテ」(486円)
どら焼きと相性の良いドリンクといえば、緑茶をイメージする人も多いのでは?「エイギョクドウカフェ」では、カフェラテと一緒に味わうのがおすすめです。 カフェラテに使用しているエスプレッソの豆は、京都をはじめ世界中に店がある「%Arabica Coffee Roaster & Farm(アラビカコーヒーロースターアンドファーム)」のもの。「アラビカ京都店」で修業を積んだバリスタが、一杯ずつていねいにラテアートを描きます。
カウンター越しに、ラテアートを作る手元を眺められる
「エイギョクドウカフェ」のカフェラテは、エスプレッソを多めに使用。苦味とミルクの甘みをしっかり楽しむことができ、どら焼きのクリーミーな餡も引き立てます。 “お客様の生活に寄り添うお菓子”をコンセプトに、手頃な価格で毎日食べても飽きない和洋菓子をラインナップする「エイギョクドウカフェ」。販売コーナーでは、個別包装したテイクアウト用も取り揃えているので、手みやげとしても重宝しますよ。
EIGYOKUDO CAFE
エイギョクドウカフェ
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石山せりこ 撮影:板元義和
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