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2018.09.22
異国の森に迷い込んだみたい。名古屋・栄のお洒落な花屋「Flower Noritake」
名古屋の中心地にある「名古屋テレビ塔」から徒歩すぐの場所に、ひっそりと佇む花屋「Flower Noritake(フラワーノリタケ)」。緑に覆われたアーチをくぐると、異国の森に迷い込んだかのようなファンタジックな空間が広がります。

緑のアーチをくぐって、刺激的な花の世界へ
「訪れてくれたお客様がいつもワクワクして、わっと驚く刺激的な空間を目指しています」と話すのは、オーナーの則武さん。アンティーク調のお洒落なインテリアで、店内の装飾やガラスケースなどのディスプレイも季節ごとに変わります。

名古屋の中心地にいることを忘れてしまいそう
柔らかな照明の下には、色とりどりの生花や枝ものがところ狭しと並びます。生花や枝もの、鉢もの、観葉植物など、1年を通して常時100〜200種類ほどの商品を取り扱っているそうです。

オーナー自らが厳選した美しい花たち

多彩な種類の生花
お店に並ぶ商品は、則武さん自身が直接見て、仕入れを行ったもの。「市場に朝早く出かけて、季節にあった新鮮な花や枝などを直接、生産者さんから仕入れています。すべて、自分の好きな花です」と教えてくれました。

入り口すぐの通路には観葉植物が並ぶ
なかには外国から輸入したものも。他の花屋ではなかなかお目にかかれない、珍しい花木に出合えるのも魅力です。

個性的な植物たち

洗練された芸術的なアレンジメント
花束は、用途や好み、予算に応じて制作してもらうことができます。大切な人へのプレゼントはもちろん、日々の生活を彩る花を探すために訪れる人も多いそうです。

価格帯は3000円〜5000円ほどでの依頼が多いとのこと
どこか色っぽく、洗練されたアレンジメントが人気。この他に、ドライフラワーのオブジェや雑貨なども取り扱っています。

ディスプレイされた雑貨もセンスが溢れる
また、月に2回、花束やフラワーアレンジメント、ブーケ作りなど季節の花を取り扱ったスクールも開講しています(入会金5000円、レッスン料1ヶ月14000円、材料費・花材費込み)。

飲食店の装飾用のアレンジメント

人気は全国規模!9月に初の著書を出版
Flower Noritakeがオープンしたのは、約30年前。そこから今に至るまで、常に新鮮で印象的な花の世界観を表現し続けています。どこからインスピレーションを受けているのかを訪ねてみると、「昔から旅行が好きで、年に1回は必ず刺激を求めて海外にでかけています」と則武さん。 日々のフラワーアレンジメントを紹介したInstagramのフォロワーは4万人を超え、その人気は名古屋を超えて全国に広がっています。

やさしい光に包まれた店内
9月8日には、Flower Noritakeのすべてが詰まった初の著書「Flower Noritake フラワーノリタケの花々」(発行:日本文芸社、著:則武潤二、則武有里)を出版。花々に対する思いや制作過程、バリエーション豊かな作品の数々が紹介されています。
この空間にいるだけで胸がきゅんとして、幸せな気持ちになる花屋、Flower Noritake。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

Flower Noritake
フラワーノリタケ
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前田智恵美
アート・カルチャー
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