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2015.12.08
ふだんの食事が「ごちそう」になる!?唐津焼の魅力と、絶品スイーツのギャラリー&カフェ
佐賀県の唐津駅界隈で、おいしいスイーツが人気のカフェと和食器のギャラリーを備えた「caffe Luna(カフェルーナ)」。こちらのお店では、温かみのあるデザインで人気の佐賀県唐津市の唐津焼でスイーツを楽しめます。散策の途中にぜひ立ち寄りたいこちらのカフェと、長く使いたくなる器・唐津焼の魅力をご紹介します。
ゆったりとした時が流れるギャラリー併設のカフェ
県内外の作家作品を展示する個展を開催することも
JR唐津駅から徒歩3分。中町通り沿いにカフェルーナはあります。店内はカウンターとテーブルがあり、オーナーが集めた布や革張りのレトロな椅子が並びます。 お店を一人で切り盛りするのは女性オーナーの進藤さん。もともと器好きで、波佐見(はさみ)焼で知られる長崎県波佐見町にある器ギャラリー兼カフェに憧れたのがきっかけ。料理が映える素朴でシンプルな唐津焼の器で、自分の好きな料理を味わってもらいたいとお店をはじめました。
ふわふわ食感のバターシュガーミルフィーユを唐津焼でいただきます
バターシュガーミルフィーユ(800円)
こちらで人気のスイーツが「バターシュガーミルフィーユ」。表面はパリッと、中身はふわっと仕上げたクレープを3枚重ねているので、ボリュームたっぷり。生地に細かく切ったバターが入っているので、バターの塩気と砂糖の甘さが絶妙にマッチして、トッピングのバニラアイスとメープルシロップもよく合います。 白や黒などベーシックな色合いとシンプルなデザインの器は、料理を一層引き立ててくれます。このほかに、トロトロになるまで煮込んだチキンが入るカレーなどランチメニューも充実しています。
シンプルで素朴だからこそ普段使いしたい。唐津焼の魅力
カップ(各2500円)と花器(3000円)
土の風合いがやさしく、素朴なデザインが魅力の唐津焼。カフェルーナでは、白を基調とした器を作陶する作家・吉永サダムさんの器を使い、ギャラリーでは購入することもできます。 「料理を盛り付けても、花を活けても、机上にあっても、豊かに受け止め、生かせる焼き物を」という吉永さんの器は、その言葉通り、用途や色を問わずに使いたくなるものばかり。普段の食事も、特別なものになりそうです。オーナーの進藤さんもその魅力に惹かれ、自身で器作りすることも。お店で使っているかわいらしい5種の箸置きは、進藤さんの作品だそうです。
箸置き(各600円)、皿(小2000円~)、カップ(3000円)、花器(3000円)
○caffe Luna(カフェルーナ) [所]佐賀県唐津市京町1768-4 [TEL] 080-2697-0497 [時間]11:30~14:30、18:00~24:00 [定休日]水曜、日曜不定休 [アクセス] JR唐津駅から徒歩3分
唐津焼に魅了されたあとは、焼物体験も
成形した器やろくろの作業風景が見学できる由起子窯
カフェで唐津焼の魅力にふれたあとは、窯元をおとずれてみるのもおすすめです。 70軒もの唐津焼の窯元が点在している唐津市内。自然豊かな山間いで、土屋由起子さんが作陶する「由起子窯」では、見学と絵付け体験ができます。無駄な飾りがなく、使うものとしての器を意識した作品は、白磁や黒唐津といった、唐津の代表的な技法を活かしたシンプルなものが並びます。日常生活のなかで使いたい器を空想しながら、絵付け体験するのもおすすめ。自由な発想で、オリジナルの器作りを楽しむことができます。
茶碗の絵付け体験(3240円)は予約制
とっておきの器を探しに、唐津の窯元を訪れたり、街なかのショップをめぐってみたりしてみてくださいね。
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上川奈穂美
唐津観光協会
食と歴史の街・佐賀県唐津市に出かけてみませんか。唐津の魅力が詰まった観光スポットをたくさんご紹介しています。
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