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2018.11.16
食欲の秋だからこそ♪ 茨城自慢の絶品“いも&栗スイーツ”を食べ尽くそう!
茨城県は日本有数の農業大国。一年を通してさまざまな野菜やフルーツが味わえます。なかでもひたちなか市のほしいもと岩間(笠間市)の栗は、全国屈指の生産量と品質を誇る、茨城の秋の2大味覚。 今回は水戸市やひたちなか市を中心に、いも&栗を使ったスイーツを存分に味わえるお店を厳選してご紹介します。

濃厚な栗クリームが絶品! 人気パティスリーのモンブラン

かわいいルックスの「岩間栗のモンブラン」(604円)。茨城県産の「さしま茶」(410円)と相性抜群
季節のフルーツを使ったケーキの中でも、秋のイチ押しは「岩間栗のモンブラン」。岩間栗の濃厚なペーストを木の葉のようにデコレーションした目にもおいしいモンブランは、オレンジのさわやかな香りやくるみの食感なども楽しめる自慢の一品です。

右:キャラメルアーモンドの食感も楽しい「栗のティラミス」(453円)、左:甘さひかえめの「スイートポテト」(324円)
ティラミスをベースに栗のクリームと甘露煮をトッピングした「栗のティラミス」や、茨城県産の紅あずまを使った「スイートポテト」も、秋ならではの人気商品。ケーキは併設のテラスでコーヒーや紅茶とともに味わうこともできます。

店内に入ると甘い香りに包まれる。焼き菓子やチョコレート、ゼリーなどがずらり
ほかにも通年販売している「茨城栗のズコット」や、スイートポテトとチーズスフレの組み合わせが絶妙な「芋スフレ」など、いもや栗を使ったスイーツがいっぱい。茨城県産の素材のおいしさを、一年中楽しむことができます。 また、本店から車で15分ほどのイオンタウン水戸南店では、店内のカフェで注文を受けてからクリームをのせる「出来たてモンブラン」(907円)を秋限定で提供しています。今年の新作スイーツなので、興味のある方はそちらにも足を運んでみてくださいね。

パティスリーKOSAI 本店
パティスリーコサイほんてん

街の小さなケーキ屋さんの栗ロールケーキといもの焼き菓子

「和栗のロール」(1本1850円)。1カットからも購入できる(460円)
「グレートリーフ」は、白い外壁に茶色のドアが特徴の小さなケーキ屋さん。毎日食べたくなるやさしい味わいのケーキや、ちょっとした贈り物にぴったりの焼き菓子が評判のお店です。
季節ごとに旬のフルーツなどを使ったさまざまなケーキが並びますが、秋のおすすめは「和栗のロール」。ひとつひとつ手で剥いた岩間の栗を蒸してから潰し、クリームに混ぜたロールケーキの上に、栗のグラッセがちょこんとのります。見た目もかわいらしいこのロールケーキを毎年楽しみにしているファンも多いというので、早めに訪れてゲットしたいですね。

左から「芋レーヌ」(160円)、「干しいもパウンドケーキ」(150円)、「干し芋焼きドーナッツ」(175円)。3種類がセットになった「いもづくし」は10個入り1900円
また、ひたちなか市の特産品、ほしいもをペースト状にして練り込んだオリジナルのマドレーヌ、その名も「芋レーヌ」は、おみやげや贈り物に人気。同じくほしいもを使った焼きドーナツやパウンドケーキとセットになった「いもづくし」は、いも好きにはたまらないギフトです。おみやげにもぴったりですね。

あたたかい雰囲気の洋菓子店。地元のリピーターが多く訪れる
ほかにも厳選した素材をていねいに仕上げたお菓子が並ぶ「グレートリーフ」。ご主人や奥さん、スタッフのあたたかい接客も魅力のすてきなお店です。

グレートリーフ
茨城県ひたちなか市大平1-13-1

素朴な甘さが魅力的!洋風ほしいもスイーツをおみやげに

「干しいもバターケーキ」(5個セット1130円)は1カットずつ個包装なので、おみやげにぴったり
ほしいもの製造・販売を行なう「株式会社マルヒ」に併設された販売所では、いつもとはひと味違う、絶品ほしいもスイーツを購入することができます。 ひたちなか市の洋菓子店とのコラボレーションで誕生した「干しいもバターケーキ」は、食べると口いっぱいにほしいもとバターの香りが広がります。ほしいもをたっぷりと生地に使ったパウンドケーキは、独特のもっちりした食感がクセになりますよ。

「チョコ干しいも」(280円)は食べる前に冷蔵庫で冷やすと、チョコレートがパリッとしておすすめ

独特のねっとりとした味わいが楽しめる「干しいもソフトクリーム」(400円)
ほしいもとチョコレートのハーモニーが絶妙な「チョコ干しいも」も人気商品。茨城県産のなかでもポピュラーな「玉豊」の丸ほしいもを縦割りにし、ビターチョコレートでコーティング。パクパクと手軽につまむおやつにぴったりです。 販売所ではほかにも、「干しいもソフトクリーム」や、通常のほしいもなども販売しています。茨城県でのおみやげに迷ったら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

マルヒ

無添加にこだわるシフォンケーキのテイクアウト専門店「樹里」

ロールケーキの生地に栗の渋皮煮、クリームなどを重ねた「栗&いちごのぽっとケーキ」(850円)、大ぶりの栗がゴロッとのる「岩間の栗のモンブラン」(420円)
1980年創業の「樹里」はもともとカフェでしたが、自家製のシフォンケーキが評判となり、2010年からシフォンケーキのテイクアウト専門店に。 平飼いの新鮮な卵や厳選した小麦粉でひとつずつ手作りするシフォンケーキは、ふっくらとした食感とやさしい甘さが特徴です。プレーン、メープル、茨城県産さしま茶など種類は豊富で、ショーケースには季節限定を含め、常時10種類以上のシフォンケーキが並びます。

定番の「プレーン」(215円、ホール1240円)と「さしま茶の抹茶」(215円、ホール1450円)
秋には栗を使ったシフォンケーキやスイーツも登場。市場に出回らない無農薬の岩間栗を仕入れ、2日間かけて作った渋皮煮を、「ぽっとケーキ」や「モンブラン」で味わえます。その滑らかな食感と濃厚な味わいはまさに絶品。岩間栗のおいしさがそのまま感じられます。
カットされたシフォンケーキはひとつずつ包装されているので、手土産にもぴったり。季節限定のシフォンケーキは2か月ごとに入れ替わるので、好みのフレーバーを狙って訪れるのもいいですね。

シフォンケーキ工房 樹里
シフォンケーキこうぼうじゅり

ほしいもを食べくらべ! 創業明治30年のほしいも専門店「大丸屋」

左:「ほしいも」各種(各500円〜)、右上:「芋蜜」(各750円)、右下:「スイートポテト」(660円)、「おいもチーズケーキ」(660円)
ひたちなか市内にある「大丸屋」は、創業120年の老舗ほしいも専門店。オリジナルのほしいもはもちろん、スイートポテトや芋蜜など、いも関連の商品が豊富にそろっています。 紅はるかやシルクスイートなど、店内には約30種類のほしいもがずらりと並んでいます。薄くスライスした「平ほしいも」や、いもをそのまままるごと干した「丸ほしいも」、焼いてから干した「焼きほしいも」など、1品種のいもからできるほしいもは5〜6種類。いもの種類、干し方によって味や食感が異なるので、食べくらべも楽しめます。

保存料・香料・着色料を使わない自慢のジェラート。シングル(300円)、ダブル(380円)。写真は「むらさき芋」と「べにはるか」
お店の奥にある手づくりジェラートコーナー「キャメロット」の「おいもジェラート」もぜひ味わっておきたい逸品。店内にある2種類の本格ジェラートマシンで作られています。素材に合わせてマシンを使い分けるというこだわりも。おいもジェラートの20〜30%にいもが使われているため、いも本来の味が楽しめるほか、品種による舌ざわりの違いも感じられます。 ほかではあまり見かけない、めずらしい商品がそろっている「大丸屋」。運がよければ、店頭でできたてのほしいもを販売していることもあるそう。伝統の味を受け継ぐ老舗ほしいも専門店で、茨城ならではのおいしいおみやげ探しをしてみては。

大丸屋
だいまるや
茨城自慢のいもと栗を使った、ほっこりおいしいスイーツの数々。この時期限定の商品も多いので、ぜひ早めに訪れて秋の味覚をたっぷり楽しみましょう。
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藤本真理子、北川絹子、内田美彩 写真:野田真、清水亮一
観光いばらき

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