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2018.10.31
老舗コーヒーショップから海を感じるカフェまで!まったり過ごせる茨城のおしゃれカフェ5選
茨城には、遠方からのお客さんも訪れるすてきなカフェがいっぱい。のんびりとした雰囲気とこだわりのメニューが楽しめます。 今回は海や花、梅など個性的なコンセプトのカフェや茨城屈指の人気コーヒー店など、今行きたい唯一無二のお店を紹介します。
白砂と海を感じさせる静かなカフェでアフタヌーンティーを

ご夫婦でアイデアを出し合ったというおしゃれな内装。ところどころに海をイメージさせる装飾が
勝田駅から徒歩10分ほどの場所にたたずむ、鮮やかな青色の建物。「キッチンと海・・・」はその名の通り、海とごはんをテーマにした小さなカフェです。 こちらはもともと自宅でカフェを営んでいた奥さんが、ご主人とともに始めたというお店。青と白を基調とした店内に足を踏み入れると、ナチュラルなインテリアや灯台をかたどった照明、貝殻の壁飾りなど、お2人が大好きだという海へのこだわりが詰まった空間が広がります。

「アフタヌーンティーセット」(1人前1650円、注文は2人前〜)

上段にはケーキ、中段にはスコーン、下段にはサンドイッチとライスコロッケがのる
フードメニューは、生産者から直接仕入れる有精卵を使ったオムライスや、茨城県産の豚肉を使ったカレーなど、地元の素材を厳選したものばかり。 ティータイムには、コーヒーか紅茶が付く華やかな「アフタヌーンティーセット」がおすすめ。きれいな青いお皿にサンドイッチやケーキが盛られ、紅茶はかわいらしい南部鉄器で提供されます。華やかな見た目に気分が盛り上がること間違いなしです。

「海辺のクリームソーダ」(600円)
お店の名物のひとつが、海をイメージした「海辺のクリームソーダ」です。ソーダの上に浮かぶのは、天草産の天然塩を使った塩バニラアイスと国産のさくらんぼ。澄んだ水色のソーダに白いアイスと赤いさくらんぼが映えて、女性を中心に大人気のドリンクです。
海から離れた立地ながら、潮騒が聞こえてきそうな雰囲気のカフェ。非日常を感じたいときに、ぜひ訪れてみてください。

キッチンと海・・・
キッチンとうみ
茨城県民に愛され続ける有名店でゆったりコーヒーブレイク

ホトトギスやクリスマスローズなど、四季折々の草花が咲くテラス

ホットコーヒーは、布のフィルターを使い「ネルドリップ」という手法で淹れる
JR勝田駅東口から徒歩10分の場所にある「サザコーヒー 本店」は、東京にも進出する地元民御用達のコーヒーショップ。 こちらで味わえるコーヒーのほとんどが、コロンビアの自社農園コーヒーや契約農園のコーヒーなど、こだわりの豆を使っています。コーヒーは1杯につき、一般的な分量の2倍にあたる20〜30gの粉で淹れるので、より深い味わいになるのが特徴だそう。 注目は、サザコーヒーオリジナルの「徳川将軍珈琲」。こちらは、徳川慶喜の直系のひ孫にあたる徳川慶朝氏と共同開発し、大政奉還前に徳川慶喜が飲んだコーヒーを再現したものです。たっぷりのミルクが付くので、お好みで味を調節してくださいね。

「徳川将軍珈琲」(720円)、「カステラショート」(600円)
コーヒーのお供には、定番の「カステラショート」がおすすめ。茨城県のブランド卵「奥久慈卵」を使用した、ふんわり食感のカステラのショートケーキは、コーヒーの味をよりいっそう引き立てます。さらに旬の時期には、茨城県産のLサイズ以上の大粒いちごがのるのもうれしいですね。

副社長がアフリカで購入した仮面が、壁一面に掛けられている「仮面の部屋」
店内は「仮面の部屋」を含む3部屋に分かれ、それぞれテイストが異なります。どのお部屋へ行ってもサザコーヒーの空間を存分に楽しめますよ。

サザコーヒー 本店
サザコーヒーほんてん
ヘルシースイーツと花にほっこり♪ 花屋さんの中にあるナチュラルなカフェ

チェダー、ゴーダ、パルミジャーノの3種類のチーズを使った「極みチーズケーキ」(540円)は、グルテンフリーなのでヘルシー。フルーツたっぷりの「和秋茶ソーダ」(650円)は秋限定のドリンク
夫婦で営むフラワーショップ「グリーンスポット」の中に、「Café echelle(カフェエシェル)はあります。花に囲まれた空間でゆっくりしてほしいと、17年前にカフェをオープンしました。 店内に所狭しと並ぶ草花は日々入れ替わり、いつ訪れても季節感を感じることができます。さり気なく置かれた花瓶や木を基調にしたインテリアなど、カフェスペースもとってもおしゃれ。

生き生きとした草花で彩られた店内。オーダーメイドの花束が注文できるほか、ワークショップなども開催している
“小腹カフェ”をコンセプトに、フードメニューは小ぶりのハンバーガーや、グルテンフリーのケーキなどを提供しています。小さめサイズながら、ハンバーガーもスイーツも素材にこだわり食べごたえも十分。新鮮なフルーツをふんだんに使ったドリンクとともに味わうのがおすすめです。
花を眺めながらやさしい味わいのスイーツを楽しめる「Café echelle」。疲れた心をゆっくり癒したいときにぴったりのお店です。

Café echelle
カフェエシェル
店主のこだわりが詰まった古民家カフェでほっと一息

高瀬さんのおじいさんの自宅をリノベーションしたカフェ
「ノラズカフェ」は偕楽園の近くにある、築70年ほどの古民家カフェ。 店内にはイギリスのアンティークチェアや、お店の雰囲気に合わせた特注のテーブルなど、店主・高瀬さんのこだわりが感じられるものがあふれています。 元体育教師という異色の経歴をもつ高瀬さんの料理好きが高じて、フレンチシェフのダニエル・マルタン氏の教室や調理技術専門学校で学び、2013年に店をオープンしました。つねに研究、工夫を続ける高瀬さんの料理やデザートに魅了され、地元のリピーターも多く訪れる店です。

「ガトーショコラ」(写真はドリンクセット850円・単品は550円)
そんなノラズカフェでいただけるデザートは2種類。「ガトーショコラ」は上質なクーベルチュールチョコレートをふんだんに使い、濃厚な味わいに仕上げています。 オレンジピールなどのドライフルーツを加えた「パウンドケーキ」は、何度も食べたくなる味。それぞれのお皿に添えられたオレンジのジュレも、口に入れた瞬間にとろけるほどのやわらかさで絶品です。

左上:仕上げにふりかけられたブランデーが香る「パウンドケーキ」(写真はドリンクセット850円・単品は550円)
どこか懐かしい空間が広がる古民家カフェで、ゆったりと大人の時間を過ごしてみては。

ノラズカフェ
日本初!梅専門カフェでいただく梅づくしスイーツ

「2色の梅コンフィチュールの常陸乃梅ロールケーキ 梅ゼリー添え」(540円)、「露茜梅ジュース」(300円)
1830(天保元)年創業の梅干の老舗「吉田屋」が、新たな梅の食べ方を提案する「ume café WAON」。日本初の「梅専門カフェ」というだけあり、フードからデザート、ドリンクまで梅づくしのメニューがそろいます。

おにぎりやお茶漬けを注文すると、9種類の中から好きな梅干が選べる ※梅干の種類によって品切れの場合あり
ここに来たらぜひ食べたいのが、不動の人気を誇る「2色の梅コンフィチュールの常陸乃梅ロールケーキ 梅ゼリー添え」。自家製のしっとりとしたスポンジで、さわやかな酸味の「青梅」と、すももと梅を掛け合わせた真っ赤な果実が特徴の「露茜(つゆあかね)」のジャム2種類を使ったスイーツです。 ドリンクは、「露茜」と砂糖のみで作られたシロップを使った「露茜梅ジュース」がおすすめ。まろやかな酸味と甘さが特徴です。

3つの果汁(奥久慈のりんご、鉾田のメロン、常陸太田のぶどう)で漬けた「UMEFULL」(各540円)
店内には「吉田屋」の梅商品がそろう販売スペースを併設。定番の梅干はもちろん、果物の果汁で漬けた「UMEFULL」など、アイデア満載のさまざまな梅製品をおみやげにするのもいいですね。

ume café WAON
ウメカフェワオン
それぞれ店主の個性やこだわりが光る茨城のおしゃれカフェ。時間を忘れて穏やかなひとときを過ごしたいときに、ぜひ訪れてみてください。
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藤本真理子、北川絹子 写真:野田真、清水亮一
観光いばらき

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