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2015.11.11
女性にもおすすめの国産クラフトビール5選―おうち飲みが楽しくなるおいしいビール
国際コンペで入賞するほど高いクオリティを持つまでに成熟した、国産クラフトビール。それらを自宅で手軽に楽しめるようになった“麦酒のゴールデン時代”を逃すわけにいきませんよね。というわけで今回は、ことりっぷがおすすめする国内クラフトビール5選を紹介します。 ※()内は醸造所名
横浜から世界に発信する「ベイピルスナー」(横浜ベイブルーイング)
チェコのビール審査会「GOLD BREWER'S SEAL」でアジア初となる金賞を受賞した、“ピルスナーを極める男”鈴木真也氏が生み出した渾身の1本。そんな「ベイピルスナー」は、本場・チェコのピルスナーを目標に作られ、透き通った黄金色がとっても美しい。そして心地いい喉ごしとホップの香りも素晴らしく、何本でも飲めてしまいそう。ビアパブも併設されている横浜ベイブルーイングでは、毎月5種類の新たなクラフトビールが楽しめるので、現地で味わうのもオススメです。
牡蠣の味のビール!?「三陸広田湾産の牡蠣のスタウト」(世嬉の一酒造)
地元・岩手県の素材を使ったビール作りが高い評価を獲得している世嬉の一酒造。そんなブルワリーが2003年に満を持して放ったのが、広田湾の牡蠣を使った“オイスタースタウト”。「牡蠣とビール?」と思うかもしれませんが、実はイングランドでは昔から作られてきた伝統的なビールのスタイルのひとつだそう。気になる味わいはというと、こっくりと濃厚で、甘みと香ばしさのバランスがクセになりそう。ビールの苦味がちょっと…という人にもオススメです♪
ガツンとくる苦味がクセになる「箕面ビール W-IPA」(箕面ビール)
自然豊かな大阪府箕面市で、丁寧なビール造りを続ける箕面ビール。その工場を運営する3姉妹が健康や美容にまで気を遣い、繊細で唯一無二の味わいを生み出しています。そんな箕面ビールの代表作のひとつが、「箕面ビール W-IPA」。もともと苦味の強いIPAですが、「W-IPA」は通常の2.5倍のモルトとホップを使用。ゆえに、ホップのアロマと鮮烈な苦味が楽しめます。「ゴクゴク、プハ〜ッ」とは一味違う、女性が生み出した芳醇な味わいをお試しあれ。
夫婦で生み出す、バランスを追求した逸品「ライジングサン ペールエール」(ベアード・ブルーイング)
ベアード夫妻が営むブルワリー「ベアード・ブルーイング」。昨年には修善寺に「ベアード・ブルワリーガーデン」をオープンし、敷地内ではホップやフルーツを栽培するなど、独自のビール造りを推し進めています。そんなベアード・ブルーイングが目指すのは、絶妙なバランスに裏打ちされた“個性あるビール”。その代表作ともいえる「ライジングサン ペールエール」は、ホップの苦味と爽やかさが共存。ややぬるめの温度にすると、また違ったテイストが楽しめます。
日本酒の酒蔵が100年越しで完成させたセッションエール「TOKYO BLUES」(石川酒造)
150年超の間、地下150mから汲み上げる天然水を使用し、東京都福生市で地酒造りを続けてきた石川酒造。そんな歴史とこだわりを併せ持つ老舗酒造が生み出した「TOKYO BLUES」は、100年余りの紆余曲折を経て完成した悲願の“初ビール”だそう!通常商品の約12倍のホップを使用しているものの、フルーティで飲みやすいのが特徴で、苦味の後にはほんのりとした甘みが。その歴史に思いを馳せつつ、石川酒造の“ブルース”を感じてみてはいかがでしょう♪
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小泉なつみ 写真:青柳喬 構成:梶塚美帆
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