シックで大人な雰囲気の老舗洋食店

東京メトロ日本橋駅B9b出口より徒歩１分。路地を進むとシックな黒塗りの建物に赤い文字で「紅花」と書かれた「紅花別館」が見えてきます。1階は鉄板焼き、2階は洋食店となっていて、どちらも落ち着いた雰囲気。30人程入る大部屋で宴会をしたり、半個室でゆったり食事を楽しんだりとさまざまなシーンに利用することができます。これからの時期は新年会にもピッタリですね。

リピーターの多い紅花の看板メニュー「ココットカレー」

「ココットカレー」(1620円)

紅花に来たらぜひ食べて欲しいのが、店一番人気の「ココットカレー」。昔、スリランカ人のスタッフが賄いとして作ったのがはじまりだそう。何十種類ものスパイスを調合した秘伝のカレーは、香り高くうまみがぎゅっと詰まっています。香りが楽しめるよう蓋つきの壺に入って提供され、開けた瞬間、閉じ込められていたスパイシーな香りが一気に広がります。 サラっとしたスープ状のカレーにチキン、ジャガイモ、マッシュルームなど柔らかく煮込まれた具がごろごろ入っているのも特徴的。ピリピリと刺激的でありながら、もう一口食べたくなるようなスパイシーさがヤミツキになりますよ。

ココットカレーのメニューは、シーフードカレーや海老カレーなどもあり、こちらは少し辛さがマイルド。金曜限定でアボカドが入ったココナッツミルクのスパイシーカレー「グリーンアボカレー」という変わり種メニューも展開しています。

じっくり煮込んだビーフシチューがたっぷり

「ビーフシチューを添えたオムライス」(1800円)

大人気のカレーのほかにも、もちろん本格的な洋食メニューも楽しめます。紅花で長年受け継がれてきた自慢のビーフシチューを、とろとろのオムライスにかけた「ビーフシチューを添えたオムライス」。どこか懐かしくも上品な味わいが楽しめますよ。

長年愛され続ける名店

戦後、世の中を少しでも華やかにしたいという思いを込めてつけられたという「紅花」。海外では鉄板焼きのお店として60店舗程の店を構える人気店です。2018年10月16日には同じく日本橋にあった紅花のイタリアンが「紅花グリル」としてリニューアルオープン。ここではローストビーフやステーキなどお肉料理を中心にお酒と食事を楽しめます。 ランチに、ディナーに、お酒を楽しんだあとのシメに…。ここでしか食べられない格別な一皿をいただきに「紅花別館」へ足を運んでみてくださいね。