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2018.12.27
癒しを求めて歴史ある島へ。しまなみ海道ドライブ旅【大三島編】|編集部レポ
広島県・尾道と愛媛県・今治を結ぶ“しまなみ海道”。瀬戸内海に浮かぶ島々を繋ぐ、全長60kmの海上の道です。海に浮かぶ島々が情緒ある光景を生み出していて自然とのびやかな気持ちになれます。 今回はことりっぷ編集部が実際に行った、しまなみ海道の旅を【大三島編】と【生口島編】の2回に渡ってお届け。東京駅から福山駅まで新幹線で約3時間40分。福山駅の近くでレンタカーを借りて、しまなみ海道を巡ってきました。
全国に1万社もの分社を持つ日本総鎮守
しまなみ海道で最も大きい大三島。 「大山祇神社」は山・海・戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊敬を集めた由緒ある神社です。境内の中央には神木の大楠が鎮座し、国の天然記念物・最古の楠群を見ることができます。
是非、忘れずに訪れてほしいのは「生樹の御門」。大山祇神社の奥の院の参道にある楠です。少し分かりにくい場所にあるので、道案内の看板を頼りに進んでみてください。 樹齢約3000年、根回り約31mの巨大な老楠は根本が2つに分かれており、自然の空洞ができています。この空洞を門に見立て、樹の門をくぐって奥の院へ参拝の通路として使われていたことから「生樹の御門」と呼ばれるようになったのだとか。 実際に樹の門をくぐることもできるので、そのパワーを体感してみてはいかが?
大山祇神社
オオヤマヅミジンジャ
塩の歴史を感じる工場見学
来場者には伯方の塩サンプルセットがもらえるのも嬉しい♪
「大山祇神社」から約1.5km。「伯方の塩」で有名な伯方塩業の工場が大三島にあるとのことで、立ち寄ってみました。 「伯方の塩 大三島工場」では無料で工場見学が可能で、伯方の塩の製造工程や、自然乾燥させている塩の山を見て、塩の歴史を感じることができます。 大粒の塩をトッピングして提供される「伯方の塩ソフトクリーム」は、塩がアクセントになって甘味が引き立つおいしさ。工場見学の後にいただいてみてくださいね。
伯方塩業 大三島工場(見学)
ハカタエンギョウオオミシマコウジョウ
絶景カフェで、ほっこりランチ
海岸線沿いを走っていると見える「Bubuka 歩歩海」は2018年3月にオープンしたカフェ。ハンモックのある2階からは瀬戸内海を一望でき、ゆったりとした時間が過ごせます。
「みかんジュース」は大三島の自然栽培みかんを使用
この日いただいたのは「ブブカのお昼ごはん」(1200円)。メニューは日替わりで旬の野菜など地元の食材を中心としたお料理です。かれい唐揚げの黒酢あんかけや、じゃこ飯など手作りの優しい味は思わず笑顔になる美味しさでした。
「ブブカサンド」と「あらごしレモンソーダ」もおすすめ
Bubuka 歩歩海
ブブカ
島風景を眺めながらコーヒーブレイク
みかん畑の中に建つ「オミシマコーヒー焙煎所」でハンドドリップコーヒーはいかが? 伯方島と大三島を繋ぐ大三島橋の近くにあるのが、喫茶スペースを持つ「オミシマコーヒー焙煎所」は築70年の古民家を改装した、どこか懐かしい雰囲気のカフェです。
南米の高品質の豆を少しずつ新鮮さを第一に店内でローストしており、注文毎に一杯ずつハンドドリップしてくれます。自家製デザートも人気なので、コーヒーと一緒に味わってみてくださいね。
オミシマコーヒー焙煎所
オミシマコーヒーバイセンジョ
おみやげはやっぱりレモンケーキ♪
この旅のお土産は「Limone(リモーネ)」で購入したレモンケーキとレモンクッキー。 大三島産リモンチェッロに浸して仕上げたレモンケーキはしっとり・ホロリなリッチテイスト。無農薬レモンジャムがたっぷりのレモンガナッシュをサンドした、しっとり&サックリのレモンクッキーもおすすめです。 「Limone」にはレモンモチーフの雑貨もたくさん並んでいるので、とっておきのレモン土産を探している人は是非立ち寄ってみてくださいね。
Limone
*** いかがでしたか? ことりっぷ編集部がおすすめするしまなみ海道の旅。 次回は【生口島編】をお届けします。お楽しみに♪
しまなみ海道の旅【生口島編】はこちらから
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