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2015.12.07
トップパティシエ辻口博啓さんが手がける、究極のロールケーキ専門店「自由が丘ロール屋」
※こちらの記事は2015年12月7日に公開されたものです。 東京・自由が丘にある「自由が丘ロール屋」は、トップパティシエ辻口さんが18歳のころから思い描いていた夢を形にしたお店。厳選された素材を使った、焼きたてのロールケーキが1切れから購入できます。
開店と同時にお客さんが押しよせる人気店

東急東横線・大井町線自由が丘駅から徒歩約8分。自由通り沿いに、トップパティシエの辻口博啓さんが手がけたロールケーキ専門店「自由が丘ロール屋」はあります。白くてかわいらしい外観で、ロールケーキを模したお店のロゴマークが目印。ロゴも店内も、すべて辻口さんがデザインしたのだとか。 夕方になると売り切れてしまうものもあるので、開店時刻に合わせていらっしゃるお客さんも多いようです。
辻口さんがロールケーキにこめる想い

(左から)抹茶ロール、ショコラロール、モカプラリネのロール、自由が丘ロール
辻口さんといえば、自由が丘にある「モンサンクレール」のオーナーシェフとして有名ですが、あらためて簡単に経歴を見てみましょう。「全国洋菓子技術コンクール」「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」など、国内外の由緒あるコンクールで優勝経験が多数あります。その他テレビでの活躍、製菓専門学校の開校など、日本の食文化に大きく貢献し続けています。コンフィチュール、チョコレート、カステラなどコンセプトが異なる数々の専門店もオープンさせ、素材選びに相当な情熱をかけることでも知られています。 そんな辻口さんが作った専門店のひとつであるこちらのお店では、朝早くから丁寧に仕込まれたロール生地が、毎日”焼きたて”の状態で並んでいます。シュガーはオーガニックのもの、卵は比内鶏の新鮮なもの、ショコラは有機栽培のもの、というように厳選された”からだに優しい素材”が使われています。その他、和三盆糖や抹茶、ゴマ、ソバ粉、ヨモギなど”和素材”も積極的に使っているので、ここならではの味に出会えます。 定番で一番人気があるのは「自由が丘ロール」(カット325円/ハーフ1300円/1本1950円)。商品名に”自由が丘”という地名が入っているのも、ここで愛されている理由のひとつです。スポンジ生地、クレームパティシエール(カスタードクリーム)、 生クリームだけというシンプルな一品。シンプルだからこそ素材の良さが際立ち、口に入れた瞬間ミルクや卵の風味が感じられます。クリームとの相性が抜群の生地は、しっとりしていて弾力があります。
季節限定で店頭に並ぶ「モカプラリネのロール」

毎月新作が発売されますが、今月は「モカプラリネのロール」(カット430円/ハーフ1710円/1本2560円)もおすすめ。モカ風味のキュイエール生地に、アーモンドプラリネクリーム、きなこガナッシュを巻いたロールケーキです。他のロールケーキ生地とはまた違う、サクサクした食感を楽しめます。それぞれの風味と香りがお互いを引き立てあっていて、リピートしたくなるおいしさ。相性を熟知している辻口さんだからこそ、なせる技です。 こちらのお店では好きなフレーバーを1本やハーフサイズではなく、1切れから買えるのも魅力。1切れずついろいろなフレーバーを買って手土産にすれば、きっと喜ばれますよ。

自由が丘ロール屋
ジユウガオカロールヤ
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土井あや
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