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2015.12.09
ほっこり温まる手作りスープと自家製パンの店。自由が丘の「potage」
※こちらの記事は2015年12月9日に公開されたものです 自由が丘にある「potage(ポタージュ)」は手作りポタージュとパンの専門店。厳選した食材を使い、手間ひまかけて作られたやさしい味わいのポタージュをいただけば、心も体もぽかぽかになりますよ。
フレンチシェフとパン職人を経て、ポタージュ専門店をオープン

東急東横線・大井町線の自由が丘駅から徒歩8分の場所にある「potage」。店主が1人で切り盛りするこちらのお店は、野菜の甘味が感じられる滋味深い味わいのポタージュと自家製パン、手作りの焼き菓子が評判です。 フレンチレストランやブーランジェリーで修業を積んだ店主の小川貴史さんは、仕込みからサーブまで全て自分1人でできる店を持ちたいという夢をかなえ、2012年に「potage」をオープンしました。お客さん1人ひとりに目が届くように席数は8席。こぢんまりとした店内は、温もりを感じるナチュラルな雰囲気であふれています。
惜しまぬ手間で生まれた絶品ポタージュ

豆の味がしっかり味わえる「グリーンピースのポタージュ」
フレンチ時代のレシピをもとに、たまねぎを炒めるところから約4時間かけて作られる野菜のポタージュは、濃厚でじんわりと体に浸みこむおいしさ。仕入れた野菜の甘さによって、タマネギやクリームの分量を少しずつ調整しているのだそうです。 常時5種類ほど用意されているポタージュのメニューは、季節によって変わります(いずれも単品620円)。なかでも「グリーンピースのポタージュ」は、鮮やかな緑色が食欲をそそる看板メニュー。また、人気上昇中だという「カロテンポタージュ」はカボチャとニンジンの甘さが際立っていて、ひと口目から幸せな気分になりますよ。 ベータカロテンが豊富なので、冬の体調を整えるのにもよさそうです。

ランチのセット(スープはカロテンポタージュ)
ランチタイムは、お好みのポタージュに自家製パンとデリ、手作りおやつ、ジュースが付いたセットがおすすめです(980円~)。
スープと一緒に食べたい自家製パン

人気のパンはお昼頃に売り切れることも
店内のショーケースに常時20種類ほどが並ぶパンは、焼きたてをテイクアウトすることもできます。パン職人として修行を積んだこともある小川さんが作るパンは、どれも個性的。リンゴ酢シロップ漬けの青梅を使ったパンなど、他では味わえない変わり種パンがそろっています。カラメルソースをパン生地で包み、外側のクッキー生地に自家製バニラシュガーをふりかけたオリジナルのメロンパンは、まるでプリンのような味わいです。

プレーンのほか、カカオ風味のグラノーラもある
「potage」ではタルトやスコーン、ナッツバーやフロランタンなど、手作りの焼き菓子も販売しています。ヒマワリやカボチャの種に、カシューナッツ、クランベリーなどが入った自家製グラノーラ(300円)は、ヨーグルトに入れて朝ごはんにしたり、アイスクリームにトッピングしてもおいしそう♪
朝8時オープンだから、朝食にもぴったり

「おいしいスープで朝にしっかり元気をチャージしてほしい」と、お店は朝8時からオープンしています。「モーニングセット」は、ハーフサイズのポタージュにパンとヨーグルト、おまけの焼き菓子がついて550円とお得です。いつもより少し早起きして、おいしい朝ごはんを食べに出かけてみませんか?

potage
ポタージュ
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宮本さおり 撮影:栗原美穂
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