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2019.04.15
アンティークカフェでコーヒーの焙煎を体験/仙台「VINTAGE CAFE」
仙台市郊外にある「VINTAGE CAFE」は、スペシャリティコーヒーを専門とするアンティークカフェ。毎日自家焙煎するコーヒーを味わえるだけでなく、プロ仕様の焙煎機を使って好きな豆を焙煎することもできます。ホテル出身のオーナーが作る、ひと手間かけたデザートや料理も評判なんですよ。
イギリスの昔ながらのカフェをイメージした空間
シニア向け住宅「あすと浪漫座」の1階にある
仙台駅から電車で約7分の太子堂駅から歩いて約5分。ヨーロッパ風の豪華な外観が遠くからでも目をひく建物の一角に、「VINTAGE CAFE(ヴィンテージカフェ)」はあります。
アンティークの家具でまとめられた店内
コーヒーの芳しい香りに包まれた店内は、イギリスのカフェを訪れたようなクラシックな雰囲気です。テーブルに椅子、カウンターなど、家具や家財のほとんどはイギリスで直接買い付けたアンティーク。スイス製のおしゃれなランプが店内をやわらかく照らし、いつまでもくつろいでいたくなる空間です。
あちこちにかわいらしいオブジェが並ぶ
熱海や伊豆でリゾートホテル開発の仕事をしていたオーナーの伊集院さんは、コーヒー好きが転じて2017年にカフェをオープン。世界中から厳選されたスペシャリティコーヒーを使い、一杯一杯ていねいに淹れて提供しています。
コーヒーの焙煎に挑戦
焙煎機の利用は1時間850円(事前予約制)。好きな豆を300gから焙煎できる
コーヒーのフレッシュなおいしさを味わってほしいと、「VINTAGE CAFE」では毎日必要な分だけコーヒーを焙煎。店内に設置されたプロ仕様の焙煎機は一般のお客さんにも貸し出していて、みずから焙煎ができるのだそう。豆はお店で常時扱っている銘柄のほか、約150種類のなかから好きな銘柄を取り寄せられます。
ローストされた豆の香りが広がる
この日は、南米・グァテマラ産のコーヒー「グァテマラ ラ・フロレンシア」の焙煎にチャレンジしました。200℃に余熱した釜に生豆を入れたら、ときどき釜の温度や豆の色味をチェックしながらじっくりとロースト。10分ほど経って「パチッ、パチッ」とポップコーンがはじけるような音が聞こえてきたら、まもなく完成です。
チョコレートのようなコクがある、深煎りの「グァテマラ ラ・フロレンシア」
釜に入れる前はグリーンだった生豆が、こんがりローストされて黒くツヤツヤに。焙煎中の釜の温度が1℃違ったり、時間が1秒違ったりするだけでも、焙煎の仕上がりが異なってくるそう。豆の種類によってコツがあるので、オーナーにアドバイスをもらいながら試してみてください。 自分で焙煎した豆で淹れたコーヒーは、特別な味わいに感じられるかも。大切な人への贈り物にするのもいいですね。
自家製デザートやホテル仕込みの料理も評判です
ブラウニー(470円)とコーヒー(470円~)。セットで100円引きに
カフェで味わえるコーヒーは、シングルが4種類とオリジナルブレンドが1種類。シングルは、フルーティーな酸味のある浅煎りから苦味とコクをあわせもつ深煎りまで、それぞれの味の特徴がわかりやすい銘柄をセレクトしています。 コーヒーのお供には自家製デザートをどうぞ。トッピングのナッツやベリーの食感が楽しい「ブラウニー」、芳醇なバナナの香りが広がる「バナナブレッド」など、コーヒーとの相性を考えたスイーツがそろいます。これからの季節は、アイスクリームにエスプレッソをかけた「アフォガート」もおすすめです。
オムライス 蟹クリームとデミの2種ソース(950円)
フードメニューで人気なのは、ふわふわとろとろの卵がドレスのようなドレープを描いたオムライス。国産のずわいがにを使ったクリームソースとじっくり煮込んだデミグラスソースがかかり、一皿で二度おいしい、欲張りなメニューです。 ほかに、3種類から選べる「エッグベネディクト」や昔なつかしい味わいの「ナポリタン」などもラインナップ。香り高いコーヒーとともに味わえば、優雅なランチタイムを過ごせます。
ワークショップやイベントも開催

コーヒーのカッピングイベントの様子
「VINTAGE CAFE」では、不定期でワークショップやイベントも行なっています。コーヒーの香りと風味をテイスティングしながら楽しむカッピングイベントなど、内容はさまざま。詳しい開催予定はホームページやInstagramなどでチェックしてくださいね。 「VINTAGE CAFE」で、コーヒーの奥深さを知るひとときを楽しんではいかがでしょうか。
VINTAGE CAFE
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柴貴子
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