街中の裏通りにたたずむスイーツカフェ

やさしい緑の屋根が目印

地下鉄南北線北仙台駅から歩いて10分ほど。表通りから1本裏手の落ち着いた住宅街に「Cafe kotonoha」はあります。大きなガラス張りのドアからのぞくケーキに期待が高まります。

彩りを考えて並べられたショーケースのケーキ

なかに入ると、カラフルな印象のショーケースがお出迎え。ディスプレイ時のカラーバランスまで考えて作られたケーキは、眺めるだけでも幸せな気持ちになります。ケーキは常に約12種類ほどが並び、チーズケーキやガトーショコラといった定番から、季節もののショートケーキやムースなどがそろいます。

やわらかい日がさす明るい店内

ケーキは全てイートインができます。カフェスペースでは、本をお供にゆっくりとスイーツを味わう常連のお客さんも多いそう。やさしい日ざしが入る落ち着いた空間で、時間を気にせずスイーツを味わいましょう。

ケーキに込められた“言葉”を大切に

かわいらしくディスプレイされたスイーツ

店名の由来は、古語「言の葉」。「人がケーキを買う時、そこにはさまざまな言葉が込められていると気づいた」とは、パティシエの小笠原さん。お世話になっている人への「ありがとう」、何かのご褒美なら「おつかれさま」など。素敵な言葉を込められるケーキを直接お客さんに届けたいと話します。

高さにびっくり！四角い「季節のショートケーキ」

｢デザートプレート｣(1296円、ドリンク付き)

見た人が驚く高さ約8cmの「季節のショートケーキ」が人気メニューです。大きめな理由は「その方が食べる人がうれしい」から。生クリームのあっさりした甘みでフルーツの爽やかな酸味がひき立ち、どんどんフォークが進みます。フルーツは季節で替わり、夏のパイナップルは密かにファンが多いそうです。 カフェでケーキをいただくなら、「デザートプレート」でどうぞ。「本日のおすすめケーキ」のリストから2つ選べて、コーヒーゼリー、日替わりの焼き菓子、ドリンクと一緒に味わえる贅沢なセットメニューです。

旬を取り入れた見た目が鮮やかなムース

｢ルージュフレーズ｣(475円)

もうひとつ、月に2回ほどフレーバーが変わるムースはいかがでしょう。この日はベリー系の爽やかな酸味で春を感じる「ルージュフレーズ」がお目見え。季節や流行りの食材を取り入れた、訪れるたび新しい味に出会えるシリーズです。

素朴な味が日々のおやつにぴったり♪

「シュクレ」（194円)、「フルーリ」(216円)など

焼き菓子も時期によりフレーバーやデコレーションが替わります。動物や星などの形をした「シュクレ」、白いメレンゲで飾られた「フルーリ」はプレゼントにおすすめ。「ガレットブルトンヌ」は、口に入れるとほろほろ崩れる食感を楽しみましょう。 大きなショートケーキで幸せな気持ちになれる「Cafe Kotonoha」。日常にあふれる素敵な言葉を込めて、ケーキを選んでみませんか。