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2019.05.23
【鎌倉・坂ノ下】海のそばの古民家をリノベーション! 人気のベーグルカフェで、のんびり昼下がりのひと時を
鎌倉・坂ノ下にオープンした「なみまちベーグル」は、海の近くの路地裏に佇むベーグル専門店。店の厨房で手作りされるベーグルは、小麦本来の旨みが溢れ出す奥深い味わいで、絶妙な「もちもち食感」。個性豊かなフレーバーが用意されているのもユニークです。 ゆったりとしたカフェスペースでは、野菜をたっぷりと挟んだベーグルサンドが大人気。趣ある古民家で過ごす時間も居心地が良く、朝からふらりとたくさんの人が集います。
古材を生かした、ひと息つける和の空間
店名には、“波のある街”と、サーフィンの“波待ち”の気持ち良さがかけられている
江ノ電の長谷駅から、由比ヶ浜方面に向かって徒歩5分。坂ノ下エリアの路地裏散策を楽しんでいると現れるのが「なみまちベーグル」です。古民家を改装した、懐かしさを思わせる外観や、店内からもれる温かな店灯りに、思わず引き寄せられます。
右上)店内には心に残る楽しい演出が。テーブル下に「NO BAGLE NO LIFE」の文字を発見
暖簾をくぐると視線を奪われるのが、今では貴重な梁見せ天井に、海と空をイメージした手吹きのランプ。店内は、大正初期から残る古材が生かされていて、ぬくもりのある和の空気感を体感できます。
小麦の力が際立つ、大人も子供も喜ぶ味
丁寧に生地をこね、じっくりと低温長時間発酵させて焼くことで、もっちりと軽い口当たりに
開店と同時に、常連さんでにぎわう店内。それもそのはず、2017年に、神出鬼没の移動式ベーグル屋としてあちこちで出店をすると、その味わい深さに人が人を呼び、一躍話題に。翌年、ベーグル専門店を開業すると、地元の暮らしに定着してますます人気に火が付きます。 『なみまちベーグル』のベーグルは、外はカリッと香ばしく、中はもちっとした食感が絶妙で、噛みしめるごとに小麦本来の旨みを感じられるもの。その味わいを表現するために、とびきりの素材だけで、「これだ!」というベーグルを作り続けています。
幻の小麦「はるゆたか」を100%使用♪
単品ベーグルはチャーミングで人気の「ぶたさん(右手前)」(240円)など、材料も味わいもさまざま
お店には、毎朝15種類と豊富なラインアップのベーグルがスタンバイ。 生地の土台となるのは、“幻の小麦粉”と呼ばれる北海道産「はるゆたか」。いろいろ食べ比べたスタッフが、「食感も味わいも一番魅力的だった」というこだわり品です。 “幻”といわれるゆえんは、デリケートな性質のために生産量が少ないから。そんな希少品種を100%使って提供する店は稀。さらにホシノ天然酵母、天然塩、はちみつといった良質素材との重なり合いが、食感と味に深みをもたせています。
厳選素材で仕込まれた、特製サンド
「スモークチキン&ベジタブル(手作りポタージュスープ・サラダ・ドリンク付)」(1200円)
ランチのお目当てには、プレーンベーグルに選りすぐりの食材を挟んだ特製サンドを。定番人気の「スモークチキン&ベジタブル」は、香り豊かなスモークチキンとスライスオニオンやレタスといった、旬な野菜をサンドした、食べ応えのある人気メニューです。 一杯ずつ淹れてくれるハンドドリップコーヒーは、奥渋谷の人気カフェ「ROSTRO」の焙煎師がお店をイメージした、オリジナルブレンド。コクと苦みの調和がとれた本格的な味わいが、なんとも贅沢な気分にさせてくれます。
左)「コーヒー」(450円) 右)スパイス&ハーブが効いた「自家製ジンジャーエール」(450円)
1日6食限定!「フレンチトースト」をチェック
「ベーグルフレンチトースト(ドリンク付)」(1200円)
見た瞬間に心奪われるフレンチトーストは、自慢のプレーンベーグルを厚切りにして、卵とミルクで作ったアパレイユに一晩漬け込み、じっくりと焼き上げたもの。たっぷりとトッピングされるバニラアイスが、至福の時間を約束してくれます。 目の前の小道の向こうには、一面の海が現れて、非日常感も抜群。青空の下でテイクアウトして食べると、おいしさもぐんとアップします。長谷散策に欠かせない「なみまちベーグル」に、ぜひ足を運んでみて下さいね。
なみまちベーグル
ナミマチベーグル
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横田 麻希
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