ホノルルのシンボル、神秘のダイヤモンド･ヘッド

ダイヤモンド･ヘッドの眺めは、ハワイを代表する風景。雄大な自然のパワーを存分に感じることができる

約30万年前の火山活動によって形成されたといわれているダイヤモンド･ヘッド。いまや代表的な観光スポットで、その神秘的で堂々とした姿は、ハワイの風景を語るうえで欠かせません。 登山ルートは、初めての人でも安心して挑戦できるように整備されており、往復１時間半ほどで気軽に登山を楽しむことができます。展望台から見渡すワイキキ･ビーチやホノルルのビル群を見ていると、晴れやかな気分になれるはずです。

王女が愛したハワイの文化と歴史に触れられるミュージアム

ミュージアムの中でも象徴的な本館。ハワイアンホールでは階毎に異なるテーマでハワイの歴史が学べる

ハワイの歴史にふれるなら、カメハメハ王家と深いつながりをもつハワイ州最大の博物館、バニース･パウアヒ･ビショップ･ミュージアムがおすすめです。 太平洋地域の自然史や文化史の研究で世界的な評価を得ている博物館で、所蔵されている膨大な数の美術工芸品や古文書などからハワイやポリネシアの文化を学ぶことができます。 また、敷地内には、プラネタリウムやサイエンス･アドベンチャー･センターなどもあり、さまざまな角度からハワイへの理解を深めることができますよ。

フォトジェニックな街で、ハワイスタイルのロコアートを満喫

のびのびと壁一面に描かれたアートがそこかしこにあり、街を歩くだけでも楽しい

ワイキキからザ･バスで15分ほどにあるカカアコは、近年フォトジェニックなアートが楽しめる街として注目のスポット。世界中から集まったアーティストたちの手によって、それまで殺風景だった倉庫街の壁がキャンバスへと変身し、アートが大胆に描かれるようになりました。 どこを切り取っても絵になる街にふさわしい、おしゃれなショップやカフェもどんどん増加中。毎年２月に街全体のアートが描き換えられるので、行くたびに新しい刺激をもらえそうです。

大自然の力強さを感じながら、思いっきりアクティビティを楽しむ

長い年月をかけてできたひだのような形状のコオラウ山脈は、自然の偉大さを物語る

オアフ島の北東部に位置するクアロア･ランチは、パワースポットといわれる場所の一つ。かつてはカメハメハ3世の所有地で、王族以外足を踏み入れることも許されなかったという神聖な土地でした。 現在は、土地を生かした乗馬やバギー体験から映画ロケ地ツアーまで、多種多様なアクティビティを楽しめるように。東京ドーム450個分にもなる広大な敷地で、のびのびと体を動かして遊べます。

美しいサンセットに浸りながら、贅沢なひとときを

サンセットに染まるアラワイ･ヨット･ハーバーが目の前に。ロマンチックな眺めにうっとり

太陽が沈む頃、ドラマチックに空の色が変化する「マジックアワー」と呼ばれる特別な時間があるのを知っていますか？夕暮れどきの空が日没とともに鮮やかに色を変えていく様子は、条件がそろったときにだけ見ることができる現象です。 チャート･ハウスは、食事とカクテルを楽しみながら、ヨット･ハーバー越しにサンセットを見られる最高のスポット。運よくマジックアワーを見られたら、きっと忘れることのできない思い出となるでしょう。

愛らしいイルカと泳ぐ夢をかなえる感動体験

野性のイルカとの対面に感動。非日常的な海の中の光景とイルカとの時間に心が癒される

かわいらしいイルカは、まさに海のアイドル。ハワイの海にも多く生息しているため、ツアーに参加すれば、イルカと一緒に泳ぐという夢のような体験がかないます。 おすすめは、私立イルカ中学／名門イルカ大学が催行する「ドルフィンスイム」ツアー。野生のイルカと一緒に泳ぐことができるだけではなく、マリンスポーツや船上フラダンスを楽しむ時間なども用意されており、ハワイの豊かな自然をたっぷりと感じることができます。

「ことりっぷMagazine特別編集 ハワイ」では、このほかにもハワイの自然と文化を味わうことができるスポットを多数掲載しています。ハワイの大自然から受けとるパワーを感じて特別なひとときを過ごしてみてくださいね。

【ことりっぷマガジン特別編集 何度でも行きたいハワイ】

ことりっぷ書籍版などの記事とはまた違った切り口で、ひとつひとつのストーリーを丁寧にご紹介しています。「暮らすように旅したい」「静かにのんびり過ごしたい」「でも話題のお店にも行っておきたい」を叶える、とっておきの一冊です。