![洞爺湖を借景にした部屋で、「何もしない」贅沢な時間を。[We Hotel Toya/北海道虻田郡] by ONESTORY](https://image.co-trip.jp/content/14renewal_images_l/372844/main_image.jpg)
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2019.07.19
洞爺湖を借景にした部屋で、「何もしない」贅沢な時間を。[We Hotel Toya/北海道虻田郡] by ONESTORY
「日本に眠る愉しみをもっと。」をコンセプトに47都道府県に潜む「ONE=1ヵ所」の 「ジャパン クリエイティヴ」を特集するメディア「ONESTORY」から北海道虻田郡の「We Hotel Toya」を紹介します。

自然を満喫するラグジュアリーなホテルが2018年オープン。

木の香りがゲストを迎えるエントランス。
北海道に来たらあれを食べてこれを見て……と忙しい旅の計画を立てる人も多いでしょう。ですが、「何もしない時間」を過ごすことも北海道の旅の醍醐味だということをご存知でしょうか?
札幌から車で2時間ほどの位置にある洞爺。湖や温泉、美しい自然にも恵まれ、食の宝庫でもあるこの地に、2018年11月、その魅力を存分に満喫できるリゾートホテルが誕生しました。

「和の大家」隈 研吾氏がデザインを監修。

共有スペースからも湖を望み、開放感に溢れたデザイン。
『WE Hotel Toya』は、世界的に知られる建築家・隈 研吾氏がデザイン監修を手がけたデザイナーズホテル。洞爺湖を目前に望む施設は地上6階建て。露天風呂付きの客室55室のほか、レストラン2店、バー2店を備えています。

森の中にいるような、幻想的な雰囲気の『EZO Cuisune』。
隈氏がデザインのインスピレーションを得たのは「洞爺湖の豊かな自然」。ファサードにも木材をふんだんに用い、整然とした木組みやシックで落ち着いた色使いで現代的な「和」を表現しました。またレストランの大樹を思わせるダイナミックな内装や、日本酒バーの天井にあしらわれた樽のようなオブジェなど、それぞれのスペースにテーマ性を際立たせつつ、統一性のあるシンプルなデザインが特徴的です。

全室に露天風呂付き。癒しも快適性も備えた空間。

レイクビューキングルームには幅200cm x 長さ203cmのキングサイズベッドが1台。
ホテルのコンセプトは、「洞爺湖の静謐な空気に包まれ、心身をリフレッシュする」。37㎡の客室はすべて洞爺湖に面し、全客室のバルコニーに檜の露天風呂が備えられています。

幅110cm x 長さ203cmの広めのシングルベッドを2台備えたレイクビューツインルーム。
全55室のうち12室がトリプルルームなので、家族やグループでゆったりと過ごす旅行にもおすすめ。慌ただしい朝も快適に過ごせるよう、2つの洗面台を設けたダブルベーシンスタイルです。

湯はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。露天風呂からも内風呂からも洞爺湖を望める。
もちろんインテリアにもこだわり、木の椅子やテーブルを配し、自然のもたらすぬくもりと現代モダンが調和した空間にしつらえました。大きな窓にはまるで借景のように、洞爺湖の朝夕の景色が映し出されます。

目にも舌にも美味しい北海道フレンチを。

10,000円のコースでは肉料理、魚料理の両方を味わえる。
最も楽しみなのが、やはり「食」です。レストラン『EZO Cuisune』では「地元の恵みを美味しく」をコンセプトに道内産の食材を多用したフレンチを提供。ディナーは3種のコースがあり、北海道ならではの素材を活かした四季折々の料理が楽しめます。

道産牛や近海産の魚など、北海道のプレミアムな食材を厳選。
例えば冬のコースでは「プロシュートと北海道産野菜と温玉とカスベの前菜」「北海道産牛のエマンセ」などが登場。5,000円からコースを用意しており、宿泊者以外も利用できるのが魅力です。

朝食に使う食材も一つ一つ選び抜いたものばかり。
朝食は基本的にビュッフェスタイルで、新鮮な野菜や卵料理、フルーツなどが並びます。

道内を中心とした各地の逸品を紹介。

酒蔵をイメージした『TARU Bar the Hokkaido』では各地の日本酒をいただける。
また館内にはラーメンやパスタを揃えたカジュアルなレストラン『Pasta Collection La Saison』や、道内から全国の日本酒をセレクトしたカウンターバー『TARU Bar the Hokkaido』、ウイスキーとシガーを楽しめる『The Cigar Bar』もあり、大人の贅沢な夜の時間を満喫できます。そのほか、ギフトショップでは日本各地の陶器やクラフトを展示販売。地元洞爺の優れたガラスアートに触れることができます。

北海道グルメといえばはずせない、味噌ラーメンも用意。
ホテルの近辺はお店や施設がほどんとなく、観光名所までも車で20分と、決して便利な立地ではありません。しかしだからこそ、このホテルで過ごす時間がさらに特別なものになるはず。もちろん、素晴らしいアートやものづくりが息づく洞爺の町を探索するのもおすすめです。できれば2泊滞在し、1泊は外を楽しみ、1泊はホテルにおこもり、というちょっぴり贅沢なスタイルが理想的ではないでしょうか。

日の落ちた洞爺湖も美しい。部屋の露天風呂に浸かりながらゆったりと。
写真提供:WE Hotel Toya
We Hotel Toya
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