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2019.08.08
オリーブや島のフルーツも♪ 小豆島のとっておきが味わえるお店4選
海も山もあり、瀬戸内海で2 番目に広い小豆島。オリーブやそうめん、醤油といった名産品や、柑橘類などの果物、野菜、魚など豊かな自然からの恵みを活かしたおいしいものも味わえます。 今回は小豆島の4つのお店をピックアップ。魅力的な小豆島グルメにを楽しみに出かけてみませんか。
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新鮮な果物を使用したジェラート「ミノリジェラート」
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左から:酒かす、不知火(しらぬい)、金柑チョコチップの盛り合わせ(500円)、オリーブと醤油の 盛り合わせ(430円)
「MINORI GELATO(ミノリジェラート)」は、小豆島で人気のイタリアン「リストランテ フリュウ」の渋谷信人さんが、イタリアで出会った味に感動し開いたジェラートの店。小豆島の素材の持ち味を生かした、口当たり滑らかなイタリアンジェラートが常時12種類ほどそろいます。
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ジェラートを通して、自然と地域社会との調和を大切にすることを目指しているそう
小豆島で採れるフルーツを中心に、フレーバーは季節ごとにラインアップが変わり、いつ来ても新しい小豆島の魅力に出会えます。季節限定のジェラートは店頭の黒板や、公式サイトでお知らせオプションでオリーブオイルや醤油を垂らすこともできるのが、小豆島ならではですね。
MINORI GELATO
ミノリジェラート
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島で唯一の酒蔵がプロデュースするパン「森國ベーカリー」
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「大吟醸の酒粕あんこ」(280円)、「甘焦がし醤油揚げパン」(180円)、「オーガニックのピーナッツバターサンド」(各280円)など、こだわりの味が並ぶ
小豆島で唯一の酒蔵「小豆島酒造」が、新たに島のおいしいものを発信しようと作った「森國ベーカリー」。店内に入るとすぐにショーケースがあり、さまざまなパンが並んでいます。 小豆島らしい味を追求してできたのが、酒米の米粉を使ったコッペパンです。一番人気は、酒蔵でできる酒粕を使ったあんこを挟んだコッペサンド。口に含むとお酒が発酵するときの甘い香りがふわっと広がります。
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かわいい名前とラベルで味の日本酒はおみやげにも
パンは庭を眺めながら店内でも食べられますが、飲み物と一緒にテイクアウトして、小豆島散策のお供にするのもいいですね。
森國ベーカリー
もりくにベーカリー
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島の恵みから生まれる自家製ビール「まめまめびーる」
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瓶入りの定番は4種類。店舗では、季節ものも含めて常時5種のビールがタップで飲める
地元の恵みを生かし、小豆島で飲むおいしさを追求した、色も味も個性的な自家製ビールを醸造している「まめまめびーる」。各地の醸造所をめぐり研究を重ねた醸造家の中田雅也さんが、食材に恵まれたこの地で、手作業でビール作りに励んでいます。屋号は、小豆島の〝豆〞と〝まめまめしく〞から名付けたのだそう。
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左から:ビール(各583円)。きんまめまめの麹で作った塩麹と、ビールに漬け込んだ鶏の唐揚げ(540円)
定番のまめまめシリーズは、味がわかりやすいようにと色の名前を付けたそう。コリアンダーシードを使用した「しろまめまめ」、醤油のもろみを発酵させた世界でも珍しい「くろまめまめ」、柑橘類の入った「あかまめまめ」など、小豆島ならではのラインナップ。 農家の育てている大麦やオリーブオイルを搾った後のオリーブから発酵させたりと、自由な発想で生み出された限定ビールや、島の野菜や食材を使ったおつまみも楽しめます。
まめまめびーる
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島の野菜とオリーブを活かしたランチ。セトノウチ「島メシ家」
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3種の部位を食べ比べできる「島の野菜とオリーブ牛ローストビーフ定食」(2500円)
小豆島でオリーブを栽培し、オリーブ製品を販売している会社が、土庄本町の「迷路のまち」を、町歩きも楽しめる場所として再生していくプロジェクトの一環として、2016年にオープンした新スポット「セトノウチ」。 敷地内にある「島メシ家」は、“島の野菜とオリーブ”をテーマにしたごはん屋さん。オリーブを搾った後の果実を与えた黒毛和牛「オリーブ牛」、旬の野菜をふんだんに使った定食やカレーを楽しめます。
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左上:オリジナルのオリーブ茶(864円) 左下:オリーブの樹を削った素朴なスプーン(1400円~) 右:各テーブルに常備された小豆島産オリーブオイル
「島メシ家」の各テーブルには、小豆島産のオリーブオイルが常備されているので、ぜいたくに好きなだけ試すことができますよ。 併設のショップ「島モノ家」では、スペインやイタリアなど各国産とともに、小豆島産オリーブオイルを販売。食品や工芸品など、瀬戸内生まれのいいものを紹介しています。
セトノウチ 島メシ家 島モノ家
セトノウチシマメシヤシマモノヤ
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【ことりっぷマガジン Vol.21】
特集「アートな瀬戸内たび」
島々が連なり鏡のようにおだやかな海、美しい里山の風景、山の恵み、そしてアートが見事に調和する瀬戸内。『瀬戸内国際芸術祭2019』が開かれる今年、新しい発見を求めて瀬戸内の旅をしてみませんか?
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
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text:Shoko Yamoto photo:Keiko Sugawara 編集:ことりっぷ編集部
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