1年前のオープンから瞬く間に人気に

木造りの落ち着いたインテリア

ニューヨークはマンハッタンのミッドタウン。二番街と52丁目＆53丁目の間に約1年前にオープンした「アトウッド」。 店内は2フロアあり、それぞれのフロアにスクリーン付きのバーカウンターが設けられています。また2階には30人が収容できる個室も完備し、パーティーなどにも使われているお店です。

1階のバーカウンター

読者1000人がおいしいと認めたマカロニ&チーズ

大会で優勝したマカロニ&チーズ（12ドル）

ここでは、マカロニ&チーズ大会「Mac Daddy」で昨年優勝したメニューが食べられるのです。この大会は、地元で人気のタウン情報誌「タイムアウト・ニューヨーク」が毎年開催しているもの。 読者約1000人が参加し、投票によって選ばれたという、お墨付きのマカロニ&チーズなのです！

様々な料理の経歴を持つシェフが作り出す最強の味

中南米系料理のシェフ歴も持つ、エグゼクティブシェフ、ブラッド・ウォーナーさん

マカロニ&チーズの歴史について、「第3代大統領のトーマス・ジェファーソンがイタリアを訪問した時に食べたパスタが忘れられず、帰国して作ったものが原型とされています」と説明してくれたのは、エグゼクティブシェフのブラッド・ウォーナーさん。 ぜひ、読者に選ばれたその人気ナンバーワンのマカロニ&チーズを作ってもらいましょう。

香ばしいおこげが食欲をそそる！

ホワイトチェダーチーズとペコリーノ・ロマーノの2種類が使われている

オーブンから出されたばかりのマカロニ&チーズは見るからにアツアツ！ そして表面に香ばしいおこげができていて、フォークでひと口すくうと、チーズがとろ〜りと伸びます。 「僕のマカロニ&チーズは、ホワイトチェダーチーズとペコリーノ・ロマーノの2種類を使っているからクリーミーでリッチな味わいなんだよ」と、ブラッドさん。また、緩やかにカーブを描くマカロニ同士が絡み合うことによりチーズの絡みも良くなると教えてくれました。 具は季節によって変わるらしく、今の時期はスイートポテトとベーコン、クリーミーマッシュルーム、そしてほんの少しワヒーヨ（唐辛子系のスパイス）が使われているそうです。スパイスが入っていますが、子供でも食べられるほどマイルドです。外側はカリカリ、内側は柔らか。ほっこりする味です。 ニューヨークを訪れて食べる機会があれば、生ビールと共ににぜひ楽しんでくださいね。